質問文では取り上げていませんが、「(送料)着払い」と「代引き(=代金引換)」は別ものです。
【(送料)着払い】
・代金等は前払いし、商品配達時に送料のみを精算する
・荷物のサイズなどを計測するのが面倒な人が利用することが多い
・ゆうパックや宅配便などで利用可能
【代引き(=代金引換)】
・商品配達時に、代金や送料や手数料を精算する
・個人で利用する場合は「代金引換郵便」のみ
・宅配便系は契約が必要となるため
前述の通り、個人で利用するには郵便局の「代金引換郵便」となります。
・普通郵便も、ゆうパックも、代引きで発送可能です
・それぞれに専用の代引きラベルを用いて利用します
・配達時に代金や送料や手数料を精算すれば、商品が受け取れます
・回収代金の受取方法は、ゆうちょ口座か、郵便為替など選択できる
注意したいのは、ラベルの「引換金額」欄の記入と、送料・代金引換料の立替払いです。
配達時精算で商品が渡されるのですが、場合によっては「受け取らない」可能性あり。
郵便局では、そのリスク回避のため、発送時に送料と手数料の前払いが必須です。
誰が前払いするかと言うと、差出人・・・つまり出品者(あなた)です。
そのため、「引換金額」に送料・代金引換料を加算しておく必要があります。
もう一つ注意したいのは、回収代金の受け取りの手数料です。
指定した受取方法(ゆうちょ口座or郵便為替)ですが、送金手数料が掛かります。
郵便配達員が代金回収し、郵便局が送金手続きをしてくれます。
このお送金に掛かる手数料は、引き換えた代金から差し引かれます。
普通のオークション取引で銀行取引などに相当するので、基本的に落札者負担です。
なので、この送金手数料も「引換金額」に加算しておく必要があります。
「引換金額」=(a)商品代金+(b)送料+(c)代引き引換料(250円)+(d)送金手数料
発送時に、差出人が送料と代引き手数料を立替払いします。
(落札者が受け取った場合)
・(d)が差し引かれ、(a)(b)(c)が差出人(出品者)あてに送金されます
・結果的に立替分は相殺されて、商品代金分が手元に残ります
(落札者が受け取らなかった場合)
・商品は戻ってきますが、立替払いした分は返金されず、差出人(出品者)の赤字に
淡々と書きましたが、他回答者さんが指摘する代引きのリスクは、この「受け取らない」です。
お礼
ご回答ありがとう御座いました。代引きの事良くわかりました。 今回とっても参考になるご意見を頂きました。これからオークションするのに本当に役に立つ事を知った思いです。