• 締切済み

オペラ座の怪人「ドンファンの勝利」について

ロイドウェバーのミュージカル、オペラ座の怪人の劇中劇「ドンファンの勝利」について、少し疑問に思うところがあります。 そもそもこの劇中劇、ドンファンがパッサリーノになりすまして、娘をものにしてしまおう、という話ですが…つまり無理やり強姦して手に入れるってことですかね? だとしたら、わざわざドンファンは変装などする必要はないですよね(寝室に隠れなくても強姦はできますし。下品な話ですみませんが; 私自身この劇中劇をあまり理解していないのですが、つまりアミンタはパッサリーノに好意をもっていたんでしょうか? それをドンファンが利用しようとした? いずれにしても、アミンタは傷付くはずです。 そんなことより、私として最大の疑問点は、なぜファントムがドンファンを題材にしてオペラをつくったか、ということです。(スーザンケイの『ファントム』は別物ですのでここでは置いておきます。あくまでミュージカルと原作の視点からお願いします) 本来、ファントムは女性には優しいほうですし、本当の愛を欲しているので、無理やり手に入れるというのは趣味ではないと思うんです。でもなぜ女を傷付けるドンファンの話を選んだか… モテない自分への皮肉だったんでしょうか。 分からなくてとにかくもやもやしています。 長々と濃い質問してすみません…

  • 洋画
  • 回答数1
  • ありがとう数1

みんなの回答

  • madausa
  • ベストアンサー率28% (320/1133)
回答No.1

内容を整理すると、自然な成り行きで寝室に閉じ込めて逃げられないようにしたいだけなのだと思います。寝室まで連れ込めば声を出されても外に聞こえないという設定があるのでしょう、芝居を打って女性が進んで寝室に入るという状況をつくりあげたということです。ただ、それなら閉じ込めてから交代すればいいだけじゃないか?と思いますが・・・多分、従者よりドンファンのほうが頭がよくて芝居がうまいのでしょう。 質問者さまの推測は面白いと思います。ドンファンにそういう悪趣味な嗜好があると考えたほうが納得いきますね。 ご存知かと思いますが、モデルとなったオペラ「ドン・ファン(ドン・ジョヴァンニ)」では他者の目を欺くために従者と入れ替わります。(騙された女性や関係者がドンファンを追ってきているから。) なぜファントムはこのような話を書いたのか・・クリスティーヌへの愛憎と自らへの自虐をこめたのではないでしょうか。 ファントムはクリスティーヌをラウルから力づくで奪おうとしています。この物語がオペラ「ドンファン」と同じように進むのであればドンファンの末路は地獄行きです。悪と知りつつも感情を抑えきれなくなった醜い自分を投影したのがドンファン。そして自分を惑わしながらも醜い素顔を知って裏切ったクリスティーヌを愚かなアミンタに投影したのでしょう。(顔を隠した姿に騙されるというのは完全にあてつけだと思います。) クリスティーヌははじめはこの作品への出演を嫌がってます。内容からファントムの怒り・狂気を感じたからです。 その後ファントムに立ち向かう決意を固め出演することになります。ファントムも地獄へ落ちる覚悟を決めてか、いよいよ決定的な行動を起こすのです。

madeline18
質問者

お礼

回答ありがとうございます。参考になりました。 それにしても…ファントムはクリスティーヌだけが欲しかったわけですから、女性とっかえひっかえのドンファンは内容としてどうだったんでしょうね?^^ 彼はヒロインのアミンタを出ずっぱりにしたいでしょうし、あの後オペラの展開がどうであったのか気になりますね。 「勝利のドンファン」というくらいですから、最後はハッピーエンドでドンファンの思い通りになるんでしょうけど。 あと、あのいきなりのPONRのシーンがドンファンの冒頭だというのも、すっきりしない原因ですかね。娘が菓子をつまみ食いした(これも私的にはよく解らない)とか説明はありますが…

関連するQ&A

  • 「オペラ座の怪人」について。

    「オペラ座の怪人」について。 (1)以下4版の「オペラ座の怪人」の違いを教えてください。 ・ケン・ヒル版 ・アンドリュー・ロイド・ウェバー版 ・アーサー・コピット&モーリー・イェストン版(ファントム) ・原作版 (2)また、「オペラ座の怪人」は様々な舞台・映画等ありますが、どの舞台・映画がどの版の「オペラ座の怪人」を基にして作られているのか、教えてください。 よろしくお願いします。

  • オペラ座の怪人の中でのオペラの演目

     ミュージカルオペラ座の怪人の劇中で、オペラをやりますが ハンニバル、ドン・ファンは分かるのですが…真ん中でやる、奥方が愛人をメイドに変装させる 古典的なのが分かりません…完全にオリジナルなのでしょうか?それとも元ネタあるのでしょうか? 気になって、しょうがありません。  あと、ドン・ファンですが作品中でファントムが入れ替わる重要なシーン。あれはドン・ファンの 内容に実際にあるようですが・・・ドン・ファンの話の内容(特に入れ替わるシーンの理由等) が分かる、出来たら映画なんかがあればいいのですが、 元ネタも分かれば面白さ倍増そうですし・・・ ご存知の方、宜しくお願いいたします。  

  • 劇団四季「オペラ座の怪人」に詳しい方お願いします

    「オペラ座の怪人」の出演者について、 1幕の劇中劇「イルムート」で伯爵を演じている俳優さんと、2幕の「ドンファン」でパッサリーノを演じている俳優さんは同じ方でしょうか? それとも別人でしょうか?

  • 演劇(オペラ座の怪人)について

    ミュージカルで『オペラ座の怪人』という作品がありますが、 某劇団で何度か上演している『ファントム』と、どう関連があるのでしょうか? あらすじは似ていますが、異なります。同じ著者なのでしょうか? 怪人が怪人のままである『オペラ』と怪人が実は人間だった『ファントム』と どちらが本物のオリジナルなのですか?

  • 『オペラ座の怪人』/ドン・ファンのシーンについて

    『オペラ座の怪人』の「ドン・ファン」のシーンはどこまでが劇中劇なのでしょうか? ファントムが出てきて『The point of no retun』を歌いますが、それはファントム自身の言葉ですか?それとも「ドン・ファン」の台詞として歌っているのでしょうか?他のダンサーが普通に踊っているのでここまでは劇中劇なのかなぁ…と思いますが。しかし、その後に歌う『All I ask of you』(ですよね?)では最後に「ドン・ファン」での役名ではなく「クリスティーヌ」と彼女を呼びます。ここはもう劇中劇ではないよなぁ…??と思い、一体どこまでが劇中劇なのか混乱しています。(なんかラウルは途中から涙ぐんでるし、クリスティーヌはファントムの歌にうっとりしていたくせに最後はマスクを取っちゃうし) ぜひ皆さんの考えを教えてください。 また、原作に出てくる「ペルシャ人(謎の人物)」は『ファントム(上・下巻)』にも登場しますか? もし登場するなら名前を教えていただければ嬉しいです。 2つも質問してしまってすみません。よろしくお願いします。

  • 「オペラ座の怪人」のメグのお父さんは誰?

     2004年作映画「オペラ座の怪人」のDVDを何回か観て、疑問があるので質問させていただきます。 劇中のマダム・ジリーはオペラ座では世話人であり、若き日のファントムを見世物小屋から助けた女性であると思うのですが、彼女の子供はメグですよね。 ではメグのお父さんは誰なのでしょうか? わたしはメグはファントムの子供ではないか、つまりファントムとマダム・ジリーは関係があったのだろうと思うのですが、その辺を教えていただきたいのです。

  • 「オペラ座の怪人」について教えてください。

    きょう、「オペラ座の怪人」を観てきました。 舞台でも見たことがなく、ストーリーも知りませんでした。 子爵が墓前に立つシーンが唐突で、首をひねってしまったのですが、どなたか、教えてください。クリスティーヌはいつ死んだのですか? ふたり、手に手をとって脱出してから、結婚したのですか? ファントムはどうなったのですか? 墓前にバラの花が供えてありましたが、あれはファントムがやったんですよね? オペラ座の地下の、ファントムの棲家は、幽界なのでしょうか。 ストーリーが結末まで書かれているサイトがありましたら、教えてくださいませんか?

  • オペラ座の怪人のサルノオルゴールについて

    オペラ座の怪人の中で,なんとも言えない情緒ある響きを奏でたサルのオルゴールが出てくると思います。 これは,どういう意義を持つものとされているんですか? 私は,ミュージカルしか見たことがないからかもしれませんが,ファントムとのそのオルゴールの関係もよく分からず,また,芝居中,どういう意義で登場しているのかもよく分かりません。 なお,最初のシーンのオークションに出ていることは知っています。

  • オペラ座の怪人

    先日「オペラ座の怪人」のDVDを見ました。 疑問に思うことがありました。 ファントムが地下でクリスティーヌに渡した指輪は、ラウルがクリスティーヌに贈った指輪ですよね?(仮面舞踏会の時、ファントムがクリスティーヌから奪ったものですよね?) なぜ、クリスティーヌはファントムの元から去るとき、その指輪を 彼に渡したんですか? あれは、ラウルのお金で買ったものでしょ? 恋人のラウルから贈られた指輪を、恋敵のファントムに渡したのには 何か意味があるんでしょうか?

  • ケン・ヒル版のオペラ座の怪人について

    中古CDショップなどで、ケン・ヒル版のオペラ座の怪人というCD(サントラ?)を見かけます。 赤地に怪人が体を少し傾けた姿のジャケットです。 このCDにはどういう曲が収録されてるのでしょうか? アンドリュー・ロイド・ウェバー作曲のものとは異なるのでしょうか?