小説のタイトルと著者名を教えて下さい。

質問

十五年近く前に国語の教科書で読んだ覚えがあるのですが、

舞台は戦争が終わって少し経った日本の田舎町。主人公の男が久しぶりに訪れると、葬列に出くわす。遺影には知っている少女の面影を持った中年女性が写っていた。実は主人公は戦争真っただ中だった少年のころＢ２９の空襲に遭い、「白い服を着ていると的にされる」との噂を信じて隣にいた白いワンピース姿のその少女を突き飛ばした。少女は機銃掃射を浴び、生死不明のまま主人公はその町を後にした。それから何十年か経って再訪した町で行われていた葬儀の遺影を見て、主人公は「彼女はあの後も生きていたのだ」と安堵した。が、葬列の中から「一人娘が戦争で死んだために気が狂ってしまい、若いころの写真しか残ってなかったんだ」という話を聞き、遺影に写っているのが成長した少女ではなくその母親だったこと、さらには少女があの時の機銃掃射で死亡したことを知り、絶望する。

…という内容でした。題名と、できれば著者名も知っている方、ぜひ教えて下さい。お願いします。

回答No.1

fine_day · ベストアンサー

おそらく山川方夫さんの「夏の葬列」です。
教育出版の教科書に今も載っているそうです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4087520145
http://www.kyoiku-shuppan.co.jp/view.rbz?nd=563&ik=1&pnp=101&pnp=113&pnp=563&cd=1250

お礼

回答ありがとうございます。添付して頂いたページを確認しましたが、山川方夫さんの「夏の葬列」で間違いないようです。さっそく購入してみようかと思います。本当にありがとうございました！

回答No.2

com48

山川方夫（やまかわまさお）「夏の葬列」
集英社文庫に同題の短編集（91年刊）がある。ただし絶版になっていなければ。

お礼

回答ありがとうございます！　山川方夫さんの「夏の葬列」に間違いないようです。ただ、今回はアマゾンなどの参考ページを添付してくれた方がいましたので、そちらをベストアンサーに選ばせて頂きます。本当にありがとうございましたm(__)m