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何で金や銀は貨幣としての価値を持つのか
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逆に通貨が全く信用されなかった国があります。 日本です。 新銭になる度に1000%もデノミする物だから 庶民は信用が全くなくなり物々交換に頼るようになります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E6%9C%9D%E5%8D%81%E4%BA%8C%E9%8A%AD 古代ギリシァのコインは世界中(当時の文化圏)で通用しました。 つまり、それを持っていれば世界中で買い物出来たのです。 当時は物々交換が主流であり、 保存の利く米や小麦が通貨代わりでした。 物々交換の原則はお互いの信用です。 全く知らない人と米と魚を交換します。 腐る寸前の魚を売り付けられたり、良く分からない肉だったりと、大損する事は普通でした。 通貨は 保存出来ます。 小さいので倉庫がいりません。 身近に保管出来ます。 魚を取ったらすぐに銀貨へ変える市場(社会)はすぐに誕生します。 銀貨はたちまち流通社会を生んだのです。 銀貨は簡単に偽造出来ません。 銀は重いので銀本位では重さで取引されました。 古墳時代、中国はどんどん日本の銅を輸入しました。 日本の銅鉱石には銀が多く含まれ、中国はそれを分離する技術を持っていたからです。
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- Verhalten
- ベストアンサー率17% (36/201)
>受験生 艮(ごん) 山にかたどり、静止の徳を表す。
- izuhara
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銀は「金より良い」とかいう漢字の成り立ちを無視した回答は論外として、 単純に万人が魅力に感じるその輝き、そして希少価値にあるのでしょう。 貨幣などへの加工のしやすさ、金よりも産出量が多いことから世界的な取引の材料にもなったのでしょう。 石炭は近代以前では実用性はありませんし、鉄は加工のしやすさなど取引材料としての柔軟性にかけます。 冒頭の銀山が産出・獲得した国を繁栄させたかについては、繁栄の基準が不明なため回答できかねます。 例えば、毛利氏は尼子氏との抗争の結果石見銀山を獲得しましたが、織田信長との戦いでは劣勢に立たされています。毛利氏は中国地方の大部分を勢力範囲としていましたが、石見銀山の力で勝ち得たものではありません。 石見銀山を直轄した徳川幕府にしても、海禁政策により世界各国との競争状態に入りませんでしたので、銀山がきっかけで繁栄したかどうか判断できません。 むしろ近代以前の日本は銀より流通貨幣としての銅銭を重視していたように感じます。 ポトシ銀山も、年代から見て獲得したからスペインが繁栄したわけではないでしょう。
- kuroneko3
- ベストアンサー率42% (250/589)
銀は,その美しさにより古くから宝飾品として利用されており,いわば贅沢品の材料でしたが,貨幣経済が発達してくると,金とともに貨幣の材料としても広く使われるようになりました。 経済の発達に貨幣が不可欠だということは説明しなくても分かると思いますが,現代のように国家権力でただの紙に価値を持たせるという手法を採れなかった時代には,貨幣の材料には(1)材料それ自体に高い経済的価値があること,(2)材料が加工しやすく,しかも丈夫で長期間使用しても壊れにくいこと,という要件を満たす必要がありました。 そして,洋の東西を問わず,一般的に貨幣の材料として適切なのは金,銀,銅くらいしかなく,しかも金はあまりにも希少で貨幣として流通させるには量が少なすぎ,銅は高額の取引に使うには価値が低すぎたので,銀が貨幣またはその材料として広く利用されるようになりました。 たぶん,受験生レベルならこのくらいの知識で十分でしょう。
- あずき なな(@azuki-7)
- ベストアンサー率16% (1977/11763)
金は人工的に作れないことはご存知ですよね? 純度の低い銀ならば 鉄や化合物を混ぜればできます しかし高純度の銀は精製が難しく 作るのに時間がかかったため価値が高かったのです 銀 という字をよく見てください 金より良いと書きます つまり 人工的に作れる物質としての価値は金より高かったわけです 鉄は戦のための武具に使用したりできるので大量に必要で しかも硬く 硬貨などに加工するのが大変でした しかし銀はやわらかいので加工しやすかったという点もあります そのぶん武具などには不向きで 硬貨などに転用されたらしいですね
- xenet
- ベストアンサー率20% (1/5)
何故か、と聞かれると非常に難しい質問ですね。 例えるなら「ダイヤモンドに黒鉛以上の実用性があるとは思えないのに、何故あんなに高いのか」という質問と同じ類の質問です。 というわけで、あえて答えるとすれば、「皆がそれに価値を認めたから」ということになるでしょうか。 一応背景としては、当時の先進国、つまりヨーロッパですが、ここでは金や銀が貴重だった、という経緯があります。その結果として、これらの国々ではすべての物の価値の基準として金や銀が使われるようになりました。つまり金や銀の量そのものが「お金」になるということです。これを金本位制や銀本位制と呼びます。 金があまりにも貴重だったため、ヨーロッパの国の多くでは金と銀の両方を基準とした「金銀複本位制」が採用されていたのですが、やはり金がお金として流通させるにはあまりにも稀にしか見られなかっため、これらは実質的に「銀複本位制」になっていました。 で、上のようなヨーロッパの事情があるところに、銀が突然大量に産出される国が出現すると、その国はその銀をお金として使うことにより、豊かになることができるわけです。なんだかずるいですが、当時としてはそれ以外の基準を作りようがなかったという事情があります。つまり、お金として使える条件 ・皆がそれに価値を認めている ・勝手に作ったりすることが難しい ・お金として流通させるのに多すぎず、少なすぎない量が世界(そのお金を作った人々が生きる範囲、という意味での世界です)に存在している を一番満たしていたのが金・銀だった、というのが理由になるでしょうか。
補足
ご回答ありがとうございます 多くの人間が価値を認めたというのは=欲しいと思ったということですよね。 つまり金やら銀やら(ダイヤモンドやら)は単純に「綺麗だから傍に置いておいてずっと見ていたなぁ」と思う人が多かったということですか? 古代人で最初に銀を手にいれた人間が「銀はお前にやるから代わりにお魚ちょうだい」と言って「いいよ、それ綺麗だから、僕もそれ欲しい」といった人間がいた。というかそういう人間の方が多数派だということですよね。 誰かがそれをやり始めたからあとの人間たちは金銀を別にお金の価値以外の理由で欲しくなくとも、誰かがお金として使ってしまったがために、お金として金銀を求めなければいけなくなった、とこういうことなのでしょうか? 追加でいろいろ申し訳ございません。 ご回答いただけるとうれしくおもいます。
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お礼
ご回答ありがとございました。 銀が人口的に作れるというのは、恥ずかしながら初めて知りました。 よくわからない質問ですみませんでした。