公認会計士簿記潜在EPSの算定について

このQ&Aのポイント
  • 潜在株式EPSを算定する際の会計処理について理解が難しい
  • 新株予約権の権利行使による入金額で自己株式を購入する理由がわからない
  • 簡単に説明していただけると助かる
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公認会計士 簿記 潜在EPSの算定について

潜在EPSを学習しています。どうしても理解しがたいところがあります。よろしくお願いいたします。 潜在株式EPSを算定する際、新株予約権があった場合の会計処理について質問させていただきます。 潜在EPSを求める際に、新株予約権があれば、期首に、それらの新株予約権、すべてが権利行使され株式になってたら?と考えますが、そこまでは理解できているのですが、なぜ、それらの新株予約権の権利行使による入金額で自己株式を購入したら?と考えるのでしょうか? なぜ、どこから『自己株式を買ったら』という発想がでてきているのか、理解できない次第です。 なるべく簡単に噛み砕いて、教えていただければ幸いです。 会計士の方やお詳しい方、ご回答、よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Crusadess
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回答No.1

お手伝いします。 新株予約権が行使されると、株式数が増えます。EPS計算で言うと、分母が増えます。よって、EPSが減ることになります。ですから、最悪の場合のEPSを計算するのが、希薄化効果のあるEPSですよね。 さて、自己株を買うように考える理由です。新株予約権が行使されることにより、会社にお金が入って来ます。会社はそのお金を何に使うのでしょう。・・・予想は出来ますが、確かな未来は誰にも解りません。「新株予約権が行使されたことにしよう」という仮定の上に、「そのお金で、新工場を立ち上げた事にしよう」とさらに仮定を積み上げ、「新工場で利益がさらに増えるだろう」なんて、次々に仮定を積み上げたら、どんどん数字があやふやになります。 ですので、「新株予約権を行使して株が増えたら、そのお金で自己株を買って株が減ると考えよう」と、偉い人が決めたのです。全ての会社が、この仮定で計算するのです。ですので、他社比較が容易になります。 根拠は、企業会計基準第二号「一株当たり当期純利益に関する会計基準」の56条のカッコ2です。無調整方式、自己株方式、利益調整方式の三つのうちから、偉い人が自己株方式を採用したのです。 https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/documents/docs/touki/touki_1.pdf

gummiis
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。非常に分かりやすく丁寧にご説明していただき確実な理解ができました。本当にありがとうございました。

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