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コイルと起電力について
二つの円形コイルA,Bがあるとします。 AとBで異なるのはコイルの直径。 巻き数、導線の太さ、導線の材質は等しい。 Bの上にAを重ねて(AとBの中心が一致するように)、 Aに交流を流した際にBに生じる起電力をVbとします。 Bの直径を固定(ΦBとする)して、Aの直径(ΦAとする)を変化させたとき Vbが最大になるΦAはいくつなるかを調べるために、 先日実験を行ったら、ΦA=ΦBのときにVbが最大に なりました。 一体何故なのでしょうか?
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- 178-tall
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>・ΦB > ΦA の場合。 > A からの交流磁束は、すべて B 円内を縦切るが、一部分が A 円の外へ回りこみ、その一部分は B 円を逆方向に縦切り、その分だけ交叉磁束が減る。 図を眺めるほうが、ハナシは早そう。 参考 URL の pdf 第12回(1/9)6ページにある「コイルの作る磁場は磁石の磁場に似ている」の図をご覧あれ。 円電流 I が「コイル A」としましょう。 「コイル A」の円電流 I に近いところで、磁力線がクルリと輪を描いてますね、 「ΦB > ΦA の場合」、「コイル B」はこれよりも大きな円なので、B 円内にてクルリと輪を描く磁力線が存在するはず。 それは B 円内に交叉 (インターリンク) したことにならず、コイル B への電圧誘起に寄与しない、ということです。
- 178-tall
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意味不明なところあり。 補足してみます。 ・ΦB > ΦA の場合。 A からの交流磁束は、すべて B 円内を縦切るが、一部分が A 円の外へ回りこみ、その一部分は B 円を逆方向に縦切り、その分だけ交叉磁束が減る。
- 178-tall
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一部タイプミスあり、訂正。 ・ΦB > ΦA の場合。 A からの交流磁束は、すべて B 円内を縦切るが、一部分は B 円内を逆方向に縦切り、その分だけ交叉磁束が減る。
- 178-tall
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これまでのコメントと同じ類いですが。 ・ΦB = ΦA の場合。 A に交流を流したとき、A から発生する交流磁束は、(ほとんど) すべて B 円内に交叉 (同方向に縦切る) 。 ・ΦB < ΦA の場合。 A からの交流磁束は、その一部分が B 円内を交叉し、残りは B 円内に交叉せず、その分だけ交叉磁束が減る。 ・ΦB < ΦA の場合。 A からの交流磁束は、すべて B 円内を縦切るが、一部分は B 円内を逆方向に縦切り、その分だけ交叉磁束が減る。 B に生じる起電力 Vb は、B 円内に交叉する磁束の分量に比例するから、「ΦA=ΦB のときに Vb が最大になり」そう。
- fxq11011
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ΦA<ΦBのときBの導線と磁力線の距離が大きくなり、影響が小さくなる。 ΦA>ΦBのとき当然磁力線がAの外側に漏れる。 ど素人の直感ですが・・・・。
- Quarks
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詳しい計算は無しで、単純化して考察してみましょう。 B内に作られる、Aを流れる電流による磁場は、場所によって異なるのですが、ここでは、Bの中心に作られる磁場の強さで代用(評価)することにしましょう。 (ア) Aの半径>Bの半径 の場合 円形電流が、中心に作る磁場は、半径rに反比例しますから、電流が一定なら、Aの半径が大きいほど(A,Bの変形比が大きいほど)、B内に作られる磁束密度も小さくなります。Aに流す交流の電流の最大値は変わらず、その時間変動も一定という仮定ですから、B内の磁束変動は小さくなるはずです。こうして Aの半径が大きいほど、Bに生じる誘導起電力は小さくなる。 Aの半径が小さいほど、Bに生じる誘導起電力は大きくなる。 と予想されます。 (イ) Aの半径<Bの半径 の場合 Aの電流等の条件が一定ですから、Aを貫く磁束(変動)は一定という条件です。A,Bの半径が極端に違う場合、Aが作る磁束は、Bのコイル内の極く一部分にあるに過ぎないのですから、B全体に均してみたら、B内の磁束密度(その変化)は、小さなものになってしまうはずです。こうして、 Aの半径が小さいほど、Bに生じる誘導起電力は小さい。 Aの半径が大きいほど、Bに生じる誘導起電力は大きい。 と言えそうです。 よって、A,Bの半径が等しいときに、最大の誘導起電力が得られるだろう、と思われます。