- ベストアンサー
基礎的な図形問題です。。。
「一辺の長さが1cmの正方形を隙間なく並べて一つの長方形を作ったところ、その面積は300cm2、対角線の長さは25cmであった。 このとき、対角線が通る正方形の数として、正しいのは?」 答えは「58個」でした。 まったく分かりません!! 分かりやすく教えて下さい。 そもそも対角線ってなんですか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
そもそも対角線ってなんですか? >#2さんの回答(ANo.2)の通りであり、問題の長方形には 2本の対角線があります。 出来た長方形の2辺の長さをAcm、Bcmとすると、面積300=AB、 対角線の長さの二乗=25^2=625=A^2+B^2(三平方の定理)。 (A+B)^2=A^2+B^2+2AB=625+2*300=1225からA+B=√1225=35・(ア) (A-B)^2=A^2+B^2-2AB=625-2*300=25からA-B=±5・・・・・・・・・(イ) A>Bとすると(イ)よりA=B+5、これを(ア)に代入してB+5+B=35 より2B=30、B=15。A=B+5=15+5=20。よって、出来た長方形の 2辺の長さは20cmと15cmになります(A<BとするとB=20、A=15 となり、長方形の大きさは同じになります)。 ここからは説明をし易くするために、一辺の長さが1cmの 正方形を隙間なく並べて一つの長方形を作る代わりに、 1cm四方の升目の方眼紙に描いた長方形(横の長さ20cm、縦の 長さ15cm)について、この問題を考えます。 方眼紙に横軸x軸、縦軸y軸を描き、両軸の交点を原点O(0,0) とし、この原点と点P(20,0)、点Q(20,15)及び点R(0,15)を順に 結ぶと、横20cm、縦15cmの長方形OPQRが出来ます。 そこで、この長方形の対角線の1本OQが通る1cm四方の升目の 数を調べます。点Oから点Qに向けて対角線OQを引いていくと、 この対角線は方眼紙の縦の罫線と横の罫線(共に1cm間隔)を1本 横切る度に新たな升目1個を通ることが分かります。この長方形 の内部にある縦の罫線の本数は、x座標がx=1からx=19までの19本、 同じく横の罫線の本数はy座標がy=1からy=14までの14本なので、 対角線OQが通る升目の数は、原点を含む升目1個を加えて 19+14+1=34個になりますが、対角線が縦と横の罫線の交点を通る 場合は、縦と横の罫線を同時に横切ることになるので、この場合 に限っては縦と横の罫線合わせて2本の罫線を横切っても新たに 通る升目の数は1個と数えなければなりません。言い換えると、 対角線OQが通る升目の数は、34個から対角線OQ上にある縦横の 罫線の交点の数を引いた数になります。 そこで次に、この対角線OQ上にある縦横の罫線の交点の数を 調べます。対角線OQの傾斜は15/20、約分すると3/4になるので、 この対角線は原点O(0,0)から、縦横の罫線の交点(4,3)、同じく (8,6)、同じく(12,9)、同じく(16,12)を通って点Q(20,15)に至る ので、対角線OQ上にある縦横の罫線の交点の数は、点(4,3)、 点(8,6)、点(12,9)、点(16,12)の4個になります。よって、対角線 OQが通る1cm四方の升目の数は、34から4を引いた30個ということ になります。 長方形の対角線の数は2本ですから、この30個×2で60個が得られ ますが、2本の対角線は長方形の中心部で交わるので、その交点を 中心に2本の対角線が同じ1個の升目を通る場合があり、1本の対角 線が通る升目の数を2倍にした数には、この2本の対角線が共に通る 升目の数が重複して含まれています。従って、1本の対角線が通る 升目の数を2倍した数から、2本の対角線が共に通る升目の数を引い てやる必要があります。この問題では、2本の対角線の交点Sは S=S(10,15/2)となるので、その位置は長方形の縦の罫線x=10と横の 罫線y=7及びy=8との2個の交点の中央になり、そこを通る2本の対角 線(対角線OQの傾斜は3/4、同じくPRの傾斜は-3/4)が共に通る升目は、 Sの両側の升目2個になります。 以上から、横20cm縦15cmの長方形の2本の対角線が通る1cm四方の 升目の数は、(1本の対角線が通る升目の数×2)マイナス(2本対角線 が共に通る升目の数)=30×2-2=58(個)になります。
その他の回答 (2)
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
対角線というのは、 多角形の頂点のうち辺で結ばれていない二個 を両端とする線分のことです。 長方形には、二本あります。
- ferien
- ベストアンサー率64% (697/1085)
縦xcm,横ycmとすると、x^2+y^2=25^2,xy=300だから、 連立させて解くと、 x^4-625x^2+90000=0 (x^2-400)(x^2-225)=0 x^2=400,x^2=225 x>0より、X=20または15 x=15のとき、y=300/15=20で考える。 縦×横=3×4のとき、1本の対角線が通る正方形の数は6個で、 対角線2本だから6×2=12個 15×20のときは、この3×4の長方形が斜めに5個並ぶから、12×5=60個 中央にくる3×4の長方形で、2個重複して数えることになるので、 60-2=58個 になりました。 斜めの部分だけでも簡単に図を描いて確認してみて下さい。