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カルキ抜きについて
昔からずっと気になってるんですが、魚飼育用のカルキ抜きがあります。(コントラコロライン等) これでカルキ抜きした水って人間が飲めますか? もちろん本当に飲むわけではないし、飲むつもりもありませんが、魚にとっては生死に関わるカルキを一発で中和する薬なのに、人間の浄水用としてはまったく話題にも上りません。 やはり、魚には無害でも人間には有害なのでしょうか?
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(カルキ抜き=ハイポ/チオ硫酸ナトリウム)は、危険有害成分はありません。 水道水から塩素を中和する目的程度の、魚が生きられる濃度の場合、人間にも無害で安全な物質です。 仮に、大量に摂取したとしても、吐いたり、下痢を起こし、人体の外へ緊急排出を行う機能が人間にはあるので生命に関わる可能性は極めて低い安全な物質です。 高濃度のカルキ抜きの場合に限り、、、 ・濡れた手でハイポの結晶を握りしめて、そのまま寝入ったりした場合は、皮膚が赤く腫れたりする事があります。 ・ハイポの結晶を溶かした高濃度水溶液が眼に入ると、石鹸が眼に入ったときのような痛みを感じます。 ・ハイポの結晶を溶かした高濃度水溶液が気管に入ると喘息、咳、胸痛を起こすことがあります。 ・ハイポの結晶を溶かした高濃度水溶液を消化器へ飲み込んだ場合は、下痢、吐き気、胃腸障害を起こす事があります。 以上の症状は、ちょうど、唐辛子を大量に皮膚に付けたり、眼に入れたり、吸い込んだり、飲み込んだときと同様です。 蛇足1: 魚はどの位の濃度のカルキ抜きに耐えられるか試したことがあります。 結論は、、、 規定量の10倍濃度では、死魚も発生せず、何ら問題なく飼育出来ました。 規定量の20倍濃度でも、すぐに死ぬことは無いが、魚たちは食欲不振や体活性の低下などの異常症状が見られるようになりました。 蛇足2: 水槽に投入する、カルキ抜きや水質調整剤には、メリットと同時に、必ずデメリットもあります。 カルキ抜き(ハイポ)は無害の物質ですが、カルキ抜きが塩素を中和する際に、猛毒の硫化水素(硫酸)に変わります。 ただ、発生する硫酸の量の毒性と水道水に含まれるカルキ(塩素)の毒性を比較すると、カルキ(塩素)の毒性の方が一桁強い。 だから、バーター取引で、カルキ抜き(塩素除去)を使用しているだけです。 薬品などへの感受性の強い、一部の魚の飼育にはカルキ抜きは使用出来ません。 48時間以上の置き水「カルキの自然抜気(大気中への自然放散)」でも、水替え等に大きな負担が掛からない、小型水槽の場合は、本当はカルキ抜きも使用しない方が、より安全な飼育環境になります。 ハイポの安全データ(ファイル形式はpdf) http://www.takasugi-seiyaku.co.jp/prdt/img/pdf/MSDS_063.pdf
その他の回答 (1)
私も昔はとく熱帯魚を飼っていてカルキ抜きしてました! 魚たちには大切なやつでしょうけど人間はおそらく有害でしょうね・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 どうも無害のようですよ。
お礼
とても詳しいご回答ありがとうございます。 人間にとっても無害なんですね。飲む気にはなりませんが。(笑)