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メモリのクロックって何でしょうか

wikipediaのddr2の説明( http://ja.wikipedia.org/wiki/DDR2_SDRAM ) に次の用語があります。 (1)内部クロック     これは上から3行目にあります。 (2)外部クロック     これは上から3行目にあります。 (3)メモリクロック     これは表にあります。 (4)バスクロック     これは表にあります。 (1)~(4)の意味は何でしょうか。 また、(1)~(4)は互いにどんな関係にあるのでしょうか。

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回答No.1

最近、メモリ関連の技術は、あまり調べてこなかったので、少し調べての回答です。 DDR2の要は、4ビットのプリフェッチです。 実際にクロックジェネレーターがメモリに供給するクロックは、メモリクロック(内部クロック)です。 即ち、100MHzなら100MHzとなります。問題は、メモリバスのクロックが200MHz(立ち上がりと立ち下がりの2回同期を行い400MHz相当となります)であるにも関わらず何故、メモリコアのクロックが低いままでデータを扱えるのかという点になります。 もし、200MHzで外部から供給されるなら、そもそもメモリが遅いとデータは滞留し、十分な速度にはならないはずなのです。 そこで考えられたのが、I/Oバッファと呼ばれるメモリバンクにデータを登録する処理を行う回路で、メモリモジュール内の4つのメモリコア(バンク)から同時に1ビットずつを読み出す仕組みを採用しました。これが、4ビットプリフェチです。即ち、1つのメモリバンクが100MHzなら、4個のメモリバンクから同時にデータを取り出せば、4倍になるという仕組みです。いわゆるDual ChannelやQuad Channelをメモリモジュールの中で取り入れたのです。 その上で、質問に回答すると、 1は、順当に言えばメモリクロックと思われます。 2は、バスクロックのことと考えるのが妥当です。 3は、そのままです。 4も、そのままです。 即ち、1と3は同じもの、2と4も同じものと見るのが正しいかと思います。 ちなみに、DDR3ではプリフェチが8ビットになります。内部の周波数が同じでもDDR2の2倍になるのです。また、バスクロックはメモリクロックの4倍になります。 尚、多ビットのプリフェチが効果的に働くのは、粒度の大きなデータを扱うときです。 例えば、データ量の大きな画像を一度に大量に解析するときなどには、効果的ですが、小さなデータの集まりを演算する際には、バンク毎にデータを分けることが出来なくなるため、速度は少し低下してしまう場合があります。 調べた範囲では、こうなると思われます。 いかがでしょうか?

shozi_nk
質問者

お礼

とてもよく分かりました。 有り難うございました。

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