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ケイ素の溶解反応について

ケイ素の結晶を酸化した部分は塩酸や硫酸には溶解しないが、フッ化水素の水溶液には溶解する。その理由を60字いないで述べよ。 自分で調べてみた結果なんとなく分かったのですが (1)SiO2は共有結合結晶であり反応性が乏しい (2)SiとF-の配意結合の相性が良いため錯イオンを形成 なぜ反応性が乏しいのか、相性が良いというのは具体的にはどういうことなのか、が良く分かりませんでした。 分かる方は教えて頂きたいです。

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  • KURUMITO
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回答No.1

F,O,Siの電気陰性度は,それぞれ4.0,3.5,1.8で,一般的に電気陰性度の差が大きいほど結合力が強いのです。つまり,Si-Oという結合よりも,Si-Fという結合のほうが優先されるため,結合の組み換えが起こります。 一方,Clの電気陰性度は3.0ですから,Si-Clという組みかえは起こりません。O(3.5)よりも高い電気陰性度を持ったものはFだけなので,理論的にはF以外のものとは反応しないと考えられます。 溶解結合の様子については下記のURLを参考にしてください。 http://toitemita.sakura.ne.jp/kagakukonetapdf/SiO2-HF.pdf

janneofworld
質問者

お礼

なるほどです。 回答ありがとうございました。

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