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ヘンテコな色の名前について
ピアノブラックとかジェットブラックとかエスプレッソブラックとかブラックサンダーとか、 黒なのにごちゃごちゃありますよね。 黒は黒なんだから光沢有無くらいじゃないの?とか思うんですが、ああいう変な色の名前って適当なのか、正式に決まっているのかご存知の方はいますか?
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jet は石炭や黒玉という意味のようです。ツヤのある漆黒ですね。 http://angelicstones.com/Jet.htm エスプレッソはコーヒーのエスプレッソのような褐色がかった黒・一見黒に見える黒褐色ではないかと想像します。 サンダーブラックはちょっとわかりませんでした。 thunder-gray というのもありますね。 ピアノブラックはたぶんピアノのように鏡面仕上げをした黒というつもりではないでしょうか。 1.商品に好いイメージをもってもらうために、関係の無い、商品の好印象につながる事物の名前を付け足している事が考えられます。 名称を固有名詞化と言うか愛称化というか商品名の一部のようにしたほうがカッコイイということなのかもしれません。 メーカーは商品の名称というものをかなり重視しているようですね。 2.あとはその商品のバリエーションとして黒が一種類ではない場合、あるいは製造ロットで同じ黒でもちょっと変更した場合など「青っぽいほうの黒」とか言わずに「サンダーブラック」とか言って区別しているのかなあなどと考えました。 3.微妙な色のニュアンスやごくわずかに入っている有彩色の違いを表現したい。 単なる1の場合が多いようですが(「エスプレッソ」も単に黒の言い換えの場合がある。日本語のブラックや黒や英語のblackに悪いという意味があるからかもしれません。)、2・3の目的があって1の目的が副産物としてねらわれる場合もあると思います。 色名でも商品の原料・製法などを誤解させるような意図のあるものは不当ですよね。 なお絵の具の場合のアイボリーブラック、カーボンブラック、ランプブラックなどは顔料の物質の違いをあらわしています。しかし現在では他の顔料を使ってそれに似せた色に過ぎない場合も多いです。 http://www.holbein-works.co.jp/topics/133.html#brownblack ↑のリンクでアイボリーブラック(真性)と書いているのは象牙を炭化させた炭を顔料として混ぜているということです。今や禁制品ですからおそらく発見されたストックか何か特別ルールで供給された品を使っているのでは。アイボリーブラック通常品は単に動物(おそらく食肉用でしょう)の骨を使っているようです。
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>黒は黒なんだから光沢有無くらいじゃないの?とか思うんですが、ああいう変な色の名前って適当なのか、正式に決まっているのかご存知の方はいますか? 正式に決まっている物と、メーカーが独自で付ける物などがあります。 >黒は黒なんだから光沢有無くらいじゃないの? 実際にそれらの色を見てその様に感じられるのであれば、ちょっと色に関するセンスが無いのかもしれません。まぁ、そんな物絶対に必要かどうかという話にもなりますけどね。
補足
(^^;)
- cherrymoon
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【黒の色料】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92#.E9.BB.92.E3.81.AE.E8.89.B2.E6.96.99 このあたりを読めば分かると思います。 それでも難しいなら色の三原色を実践すればいいと思います。 黒にも色々ありますから、実際にやってみたら意味が分かるかと。 また、色名に関してはメーカーが独自に調合して作り出した黒(三原色をやれば意味が分かります)に名づけた場合もあります。 JIS規格の名前で黒に分類されるものは「墨」「黒」「鉄黒」「ブラック(ランプブラック)」だそうです。 もっと深く知りたいなら色彩学の本を読んでみてください。
お礼
機会があれば読んでみます。解りやすい解説ありがとうございました。
お礼
とても詳しくありがとうございました。 いろいろ事情があるんですね。 ブラックサンダーは冗談です。お菓子の名前です。すみません。