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硬膜下血腫について

先日,知り合いが外傷もないのに頭が痛くなり,硬膜下血腫となってなくなりました。なぜこういうことが起きるのか,普通は外傷があるはずだと医者は言うのですが。手術はして血腫はとれたのですが,手術後1日たって脳幹の損傷が激しいので,1週間がヤマだと言われたそうです。結局12日後になくなりました。外傷以外でも起こりえるのでしょうか。また,脳低温療法というのがあって成果がでていると聞きますが,もしその方法ならよかったのでしょうか?教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nobu1
  • ベストアンサー率48% (34/70)
回答No.3

申し訳ありませんが#2の方も慢性硬膜下血腫と急性とを混同しておられるようですので少々追加させていただきます。 外傷がない急性硬膜下血腫はあまり多いものではありませんが非外傷性で一番多いものは脳動脈瘤の破裂によるもので、重症くも膜下出血に時々見られます。しかし、硬膜下血腫単独はまれです。それ以外には血管腫、動静脈奇形、もやもや病などでも生じえます。いずれにしろ剖検をしないとまず原因不明です。 低体温療法は有名にはなりましたが実際の効果についてはマスコミが騒ぐほどの効果はないということが現実です。そのため保険適応もされませんし実地している施設も限られます。

bussa
質問者

補足

血管腫、動静脈奇形、もやもや病とありますが,何分素人ですので,もう少し具体的に教えていただけないでしょうか。

その他の回答 (3)

  • nobu1
  • ベストアンサー率48% (34/70)
回答No.4

説明不足で申し訳ありません。 血管腫は腫瘍の一種で血管が腫瘍性に増殖し非常に出血しやすいものです。時に脳表に発生します。動静脈奇形は動脈と静脈の間にあるはずの毛細血管がなく直接つながっているもので特に硬膜にある硬膜動静脈奇形(動静脈ろう)で硬膜下血腫の危険があります。もやもや病は原因不明で頚動脈がだんだん閉塞しそのかわりにバイパスの血管が発達するものです。硬膜下血腫の発生はまれですが報告があります。

bussa
質問者

補足

さっそくの回答,ありがとうございました。すこしずつ自分でもわかってきました。細かなことを言うと,飲み会(あまり飲んではいませんが)の途中に気分が悪くなり,横になっていて(1時間30分ほど)一人では帰れないので家人が迎えにいって家までタクシーで帰ってきたそうです。そこまででは,頭が痛いことはなかったそうですが,(ただ嘔吐と顔面は蒼白,倒れてはいません。)家に帰ってから頭が痛くなったとのことです。痛いといいながら寝ていく繰り返しで最後は痙攣と泡を吹いたので救急車で病院です。このことから,横になっているときには,もう出血が始まっていたのでしょうね。あくまで予測ですが。解剖はしてないのでわかりませんが,医者は血管の奇形かもしれないとは言ったそうです。

  • sonorin
  • ベストアンサー率52% (351/671)
回答No.2

#1の方の解剖学的膜の順序で少し訂正を。 脳外の膜は、外側(頭蓋骨側)から、硬膜→クモ膜→軟膜の順に存在し、軟膜とクモ膜の間には髄液があり、頭蓋圧を一定に保つ働きをしています。 脳動脈瘤や脳血管奇形などが存在するときに、その血管部位が破綻してしまうと、クモ膜下出血を引き起こします。 硬膜下血腫は、硬膜とクモ膜の間に出血が起こることにより、血腫を形成し、脳を圧迫することで頭蓋圧が亢進し、脳に致命的ダメージを引き起こします。血腫ができた部分以外にも影響が及ぶのは、この頭蓋内圧亢進によるためです。 硬膜下血腫の外傷以外の誘因としてアルコール多飲,脳圧の低下(脳血管が拡張し、出血を引き起こしやすくなります),感染,動脈硬化,貧血などが知られています.硬膜下腔にでた血液はしだいに被膜に包まれ硬膜下腔で血腫となります.硬膜下腔の血腫はふつう吸収されず,被膜から繰り返す出血によりゆっくりと増大する特徴を有しています.その結果,意識障害,知能障害,頭痛,嘔気,片麻痺,失語など様々な症状が出現し,放置すると死亡することもあります. 低温療法については、#1の方の通りです。 これをしたからと言って、100%効果が期待できるわけではありません。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.1

こんにちは。 それは、外傷によって血腫が発生する事が非常に多いという事であって、それ以外の原因で血腫が発生する事はないという意味ではないです。 脳の構造は、外側から、 頭皮→膜状の筋肉→頭蓋骨→脳漿という液体→硬膜→軟膜→くも膜→脳 という順番に並んでいます。 硬膜と軟膜の間に出血して血が溜ると硬膜下血腫です。 これが脳を圧迫して脳に障害を与えます。 血が溜る原因は、外から衝撃を受けたりする外傷性の他に、動脈硬化が進んでいたりする場合でも血管が切れる事はありますよね。いわゆる脳溢血と同じ理屈です。 また、脳内の血管の場合が有名ですが、そういう部分の血管でも動脈奇形というのがある場合があり、その部分は何かの拍子に血圧が急に上がると出血を起こしやすいです。 また、脳低温法は手術後の脳の炎症を抑える手段ですが、処置が非常に難しく、脳内の血液の温度を常時連続で測定し、そのわずかな変化のタイミングで処置の継続、中止を判断しないといけないなど、専門の設備と熟練のスタッフがいないととてもできる物ではありません。 また、>術後一日で脳幹の損傷が・・・ という状況では、おそらく血腫による圧迫ですでに脳幹はそうとうなダメージを被っていたと考えられます。 脳低温法が効力を発揮する、脳の炎症は術後、もう少ししてから現れます。 ですので、今回は脳低温法ではどうしようもなかったのではないかと、文面から推測されます。

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