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恋愛の和歌
恋愛に関する和歌で 「もう2度と放さない!」といった意味が込められているものはありませんか??
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- lions-123
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>恋愛の和歌 恋愛に関する和歌で 「もう2度と放さない!」といった意味が込められているものはありませんか?? ↓ <前提> 通い婚や身分[位階]制度が定着していた時代の恋愛・ナンパや求愛は和歌・付文に託す事が多かったようですが・・・ それでも、序詞・枕詞や掛詞、縁語や本歌取りetcの修辞や技巧が多く用いられ、言外のメッセージや慎ましさとか曖昧さを余韻とか恋の駆け引きのテクニックに使われているケースも多々あり、歌の心・真意・進展は読み解くのが難しかったり、解釈が分かれたりして複雑です しかし、そこに秘め心の持つ鬱積&燃えたぎる思いを包み込む境地、歌の言外にそこはかとなく漂い薫る奥ゆかしさと奥行きの深さを感じ魅了されるのが和歌の世界かもしれません・・・ そこで、私の推す恋愛歌は 「難波潟 短き葦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや」 伊勢<新古今集> 歌意:難波潟に生えてる葦の、あの短い節と節との間、そのように短い間であっても、貴方に逢わないで、この世を過ごせと仰るのですか・・・。 会えぬ逢わない恋の恨みや嘆きを詠んだ歌
- staratras
- ベストアンサー率41% (1504/3660)
ご質問を拝見して、大切な人を「帰したくない」女性の気持ちをストレートに歌った古今和歌集の東歌(1087番)がまず思い浮かびました。 あぶくまに霧たちくもりあけぬとも 君をばやらじ 待てばすべなし
- cxe28284
- ベストアンサー率21% (932/4336)
百人一首 わびぬればいまはたおなじなにはなる みをつくしてもあわんとぞおもう 天良親王 これほど思い悩んだのだから今はどうなっても同じこと難波のうみにさしてある 澪標ではないがこの身を滅ぼしてもあなたに会いたいと思う。 百人一首は恋の歌がいっぱいです。まあよくぬけぬけとと思います。
- 31192525
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kiyomaro1588さん、こんにちは。 わがおもふ 人にみせばや もろともに 墨田川原の 夕暮れの空 藤原俊成 掛詞になってます。わかりますか。そこがミソ。 歌ではありませんが・・・ 天に在らば 比翼の鳥とならん 地に在らば 連理の枝とならん 白居易『長恨歌』 比翼の鳥 翼が二人三脚のようにくっついている。どうやって飛ぶの?とか聞くのは野暮。 連理の枝 二本の木の枝がくっついて一つになっている。夫婦杉のような。 ちょっと違うかもしれませんが、思いつくのはこれくらいです。
- bgm38489
- ベストアンサー率29% (633/2168)
小倉百人一首に集められた和歌には、結構恋愛の和歌が多い。中でも、僕が情熱的と思うものは、 「逢ひ見ての 後の心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり 」 ―あなたと一夜共に過ごしたあとの、今のこの苦しさとくらべたら、会いたい会いたいと思っていた頃の切なさなんて、なにも物思いをしないのとおなじようなものでしたー もう2度と放さない!的なものは見当たりませんでしたが、純粋に恋心を読んだ歌が多いものです。 http://contest2.thinkquest.jp/tqj2003/60413/