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糖尿病網膜症について
昨年、主人が糖尿病網膜症と診断されました。 失明の可能性があるということで、医師の指導の下、現在まで左右の目を4回づつ計8回のレーザー治療を行行いました。 現在、次に白内障の手術、その後硝子体の手術が必要といわれています。手術するかどうかを決めないといけない状況にあります。 そこで、今、私は以下の疑問があります。 (1) レーザー治療をして一ヶ月半です。主人はまだ黒と青の区別がつかない等いっております。テレビも満足に見られないようです。レーザー治療をして視力が落ちています。 視力が安定するまでにどれくらいの期間が必要なのでしょうか? これ以上望むことはできないのでしょうか? 次の手術をすぐにしていいものなのかどうか不安です。 (2) 白内障の手術は必要でしょうか? 白内障の手術→硝子体の手術という順番は正しいのでしょうか? 私はあまり目を傷つけないほうがいいのではないかと思ってしまいます。 (3) 硝子体の手術は必要でしょうか? 手術により失明するリスクが高いのであれば、今の状況を続けるのもいいのではないかという気持ちです。 だれか教えていただけませんでしょうか。 また、参考になるHPもあれば紹介ください。 どうかよろしくお願いします。
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- sonorin
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何度もすみません。 >まず、より悪いほうの右目を手術してみて、経過をみてから左目を手術といった例はないんでしょうか? …通常そうしてます。1回で両眼とも手術することはまずないと思います。患者さんの負担が増えるだけでなく、両眼とも見えない時期を過ごしてしまうことになりますので。
- sonorin
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#2の者です。 期間は特に問題ないと思われます。 視力の落ち方などから、急いだ方が良いという判断だったのでしょう。 レーザー治療を実施するにあたって、医師の方からその副作用について説明もあったと思います。 レーザー照射後一時的に網膜の下に水が溜まり、視力が低下することがありますが、次第に吸収されて戻る場合が多いです。しかし、レーザー時に眼を動かしてしまったりして視力が最も出る部位にレーザーが打たれたりすると、これも視力低下の原因にもなります。 レーザーしたからと言って、先にも述べましたが、視力が必ず元に戻るわけではありません。それ以上の病変の進行を止める目的のものなのです。 眼底の状態などは診察している医師にしか把握できません。その医師が手術を薦めているなら、その理由は直接その医師に説明を求めるのが一番です。
お礼
ありがとうございます。 勿論、医師にも尋ねるつもりでいます。 失明の可能性がある病気なので、失敗はできないという気持ちです。必要以上に慎重になっているのかもしれません。一般的にはどうなのか、治療は正しく行われているのか、不安になりこの掲示板を借りて質問した次第です。 大変親切な回答をいただき、うれしく思っております。 失礼ですが、もう一点、お伺いしたいことがあります。 この手術(白内障+硝子体手術)は、両目を同時にした方がいいのでしょうか?まず、より悪いほうの右目を手術してみて、経過をみてから左目を手術といった例はないんでしょうか?
- sonorin
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MiJunさんも幾つか参考URLを挙げておられますが、私も一つご紹介しておきます。 糖尿病網膜症には進行状態により、単純型、前増殖型、増殖型の3段階に分けられます。 治療としては病態の進行を止める保存的治療しかありません。ですので、糖尿病と診断されたら、速やかに眼科での眼底検査が必要になります。早期発見、早期治療により、ある程度まで視力低下を未然に防ぐことができます。 前増殖型糖尿病網膜症の段階では、新生血管などが多発してきます。この新生血管は通常の眼底検査では分からなくても、蛍光眼底造影などで顕著に発見される場合があります。新生血管は血管壁が脆弱なため、出血を引き起こしやすく、これを防ぐため、汎網膜光凝固というレーザー治療が行われることがあります。しかし、質問文を見る限りでは、増殖型に移行している段階である可能性があります。こうなると、眼内の硝子体と呼ばれる部分に出血が起こったり、増殖膜という繊維性の膜が網膜前にできることにより、極度の視力低下を来します。ここまで来ると、硝子体手術の適応になってきます。 硝子体手術をする場合には、一般的に白内障手術(人工の眼内レンズ挿入術)も共に行われます。もし硝子体手術のみで行っても、1年以内に白内障手術も必要となってくるケースがほとんどであるためです。白内障手術は視力回復の為というよりは、むしろ今後の眼底の状態把握の為に意義があります。白内障が存在すると、眼底が鮮明に観察できないため、新生血管の増生や出血の程度などが把握できないことによります。 また、白内障手術によって水晶体を眼内レンズに置き換えることは緑内障の治療や防止にもなります。糖尿病の場合、その合併症として緑内障は特に気をつける必要があります。 ですが、糖尿病網膜症で硝子体手術を受ける段階にまでなりますと、以前のような良好な視力は望めません。今よりはまだマシになると思われますが、どの程度の視力が戻るかは手術をしてみなければ分からないのです。手術をしてもその進行度合いによっては思ったより視力が出ない方もおられますし、逆に手の動きが分かる程度の視力だった人が矯正視力で0.5程度まで出るようになる方もおられます。こればかりは人それぞれです。ですが、そのまま放置していてただ目が失明に向かうよりはまだ断然良いとは思います。 手術をすべきかどうかは、実際の状態を把握している主治医にしか分かりませんので、ここで質問されてもその方に応じた回答は得られません。手術に対して疑問等がある場合には遠慮なく主治医にお聞きになる方が良いでしょう。
お礼
詳しいご回答ありがとうございす。 白内障の手術がなぜ必要なのかよく理解できました。 レーザー治療から約2ヶ月で手術ということになりますが、この期間は十分でしょうか?レーザー治療前に比べかなり視力が落ちているみたいです。目に負担がかかっりすぎないか心配です。もう少し時間をおいて、十分回復してからの方がと思うのですが・・
ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLは参考になりますでしょうか? 「怖い糖尿病網膜症」 ◎http://www.aki-net.co.jp/hitomi/03/part5/03_05_001_04.html (糖尿病網膜症) この中で「糖尿病網膜症の進行と治療法の選択」がひとつの目安になるかもしれませんが・・・? このサイトで「次頁」以降も参考にしてください。 ●http://www.nnc.or.jp/~miki/igaku3.htm (糖尿病性網膜症・文献抜粋) ◎http://www.showa-university-fujigaoka.gr.jp/gannka/htm/dmr/dmrchiryou.htm (糖尿病網膜症の治療) ◎http://www.oita-med.ac.jp/ganka/byoki%20folder/06.html (糖尿病網膜症) ご参考まで。
お礼
ご回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます。 また有益な情報がございましたら、よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます。 紹介して頂いたホームページ等を調べましたが、新たな疑問がでてきました。 今、主治医は硝子体内に血のかたまりが点在しててるため、硝子体の手術が必要という診断をしています。手術の必要性は、血のかたまりの進行程度をみて判断するようです。それなら、診断に個人差があると思います。 仮に他の医師が診断した場合、手術しなくていいレベルの血のかたまりしかないのにも関わらず、手術したとした場合、なにかリスクはあるのでしょうか? 今まで調べた感じでは、進行を止める手術なのでリスクはないような気がしますが・・・また、この場合、血のかたまる進行が遅くなる等のメリットはないのでしょうか? 何度も失礼ですが、ご存知でしたらぜひ教えてください、お願いします。