レンズ付きフィルムの広角の度合い

質問

この前レンズ付きフィルムで撮影した写真があったのですが、
ファインダー越しに見たものに比べ、非常に被写体が遠めに写ってしまっていました。(思っていたよりもかなり遠めでした)
ちなみにフジフィルム系列のものだったのですが、これは各メーカー問わず
被写体が遠めに(広角)に写るものがデフォルトなのでしょうか？
またもしこれが仕様ならば、昔から販売されているレンズ付きフィルムもそうなのでしょうか。
お詳しい方お願い致します。

回答No.2

Sasakik · ベストアンサー

レンズ付きフィルムに限らず、レンジファインダーカメラ（撮影用＝対物レンズとフォーカス用レンズ・窓が別のカメラ）の宿命として、違う視点（観測点）から対象物（被写体）を見た時に生じる角度差「パララックス（視差）」がある。

パララックスは一定のモノではなく被写体との距離などで変化するため、ファインダー側で微妙に調整する機構を持った一部の高級カメラも存在するけど、多くのカメラはファインダーは”被写体がどこら辺に入るか”の”目安”程度のもの。

コンパクトカメラでも、中級品ではある程度の精度を持ったカメラもあったけど、レンズ付きフィルムのようなお手軽な製品は、設計や生産精度にコストを掛ける訳にはいかず、また、どのような人がどのような被写体を撮影するのかも判らないため、「ほぼ間違いなくフレームに入る」ことを優先して設計すれば、
＞ファインダー越しに見たものに比べ、非常に被写体が遠めに写って
しまうことになる。

集合写真などでは、「ファインダーで見えていたはずなのに端の人が写っていない（被写体切れ）」よりも「遠いけれど全員が写っている」方がクレームが少ないハズ。

＞昔から販売されているレンズ付きフィルムもそうなのでしょうか。
出たての頃に数本使った程度だけど、確か変わっていないはず。
＞またもしこれが仕様ならば、
低コストで、取りあえず「写るんです」という機能を提供する無難な商品としての仕様でしょう。

お礼

お詳しい回答ありがとうございます。

回答No.1

SPS700

これは僕の憶測ですが
１。　広がる景色や建物を狭い場所で撮る場合が多い
２。　多人数グループの記念写真を撮る事が多い
３。　焦点を合わせたりする手間を省く必要がある
　　　こんな事から３０ミリから４０ミリあたりに（中広と言うんでしょうか）決めてあるのではないでしょうか。

　　　　因みに手持ちのレンズ付きフィルム(ASA400)は、３５ミリと明記してありました。

お礼

なるほど、そういう目的で作られているのですね。
お詳しい回答ありがとうございました。