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資本金
会社設立に資本金は(多分)必須ですが、このお金はいわば差し押え状態で銀行に預けておくのですか? それとも、経営者は自由に使っていいのですか? 前者だと折角のお金が死に金状態ですし、後者だといつの間にかゼロになって債権者を害しそうですし・・・よろしくお願い致します。
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商売を始めました。 お店のショウウインドウやショウケース、在庫を置く棚やロッカーその他お店のハードを作るのに300万円かかりました。 商品を200万円分仕入れました。結局500万円かかったわけです。 この500万円がすべて借金だったとしたら、商売がうまくゆかなくて潰れてしまった場合、500万円を賠償しなければなりません。しかし、仕入れてお店に陳列した商品は、日光で劣化したり、お客さんがいじった為に手垢がついたりして、売り物にならなくなっているかもしれません。貸した方は貸したお金が焦げ付いて困ってしまいます。 しかし、500万円のうち250万円が経営者自身が出したお金であったとしたら、債権者が回収するお金は250万円だけです。手あかがついたり日光を浴びたりしていたんだ商品を捨て値でたたき売り、棚やロッカーやケースを廃品業者に叩き売れば250万円ぐらいなら回収できるかもしれません。 そのための、返す必要のない、自分で出した250万円のお金が資本金です。 もちろん経営者は250万円損をするわけです。それが「責任」です。 資本金というのは、使わないでしまっておいて、業者に見せて「ほら、うちにはこれだけ現金がありますよ」と安心させるものではありません。
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- mojitto
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#1です。 そりゃ資本金は記載しないとダメですね。 じゃないと、会社の現金はもちろん、商品、固定資産などの出所が、いくらの元手といくらの借金で賄われているか、分からないじゃないですか。 資本である元手も最初の出資と今までの利益に相当しますが、この区別がないと会社がどれだけ成長したか、株主には分かりづらいですしね。
- aokisika
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商売をするためには、商品を仕入れたり、設備を整えたり、従業員に給与を払ったり、いろいろとお金が必要になります。つまり、元手が必要になるわけです。元手のうち、借りたお金ではなく自分のお金で、返す必要のないお金が資本金です。 元手ですから、自由に使うことができますが、借りたお金ではありませんから、これを使い果たしても自分が損をするだけで、債権者を害しません。
お礼
資本金というのは「最低限、うちの会社にはこれだけの財産がありますよ」と、取引先を安心させるお金と思ってましたので、「どう使おうと勝手」という回答は意外でした。
- mojitto
- ベストアンサー率21% (945/4353)
資本金は商売の元手ですから、当然のことながら経営に使わねばなりません。 でないと、借金で経営を回すことになっちゃいますから。
お礼
会社設立登記には、必ず「資本金の額」を記載しなければならない(会社法911)とあるから、自由に使ってよいお金をなぜ登記簿に載せるのかなあ、と疑問が深まりました。
お礼
なるほど、良くわかりました。どうも有難うございました。