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国立銀行設立の目的はなぜ当初と違う方向にな
明治期にできた国立銀行は1)不換紙幣をやたらと発行しないようにしたいという目的と、2)不換紙幣を兌換紙幣に改める準備のために設立されたと聞いております。 しかし、1876年に条例を改正して不換紙幣の発行を許可し、兌換の義務を取り除いたのはなぜでしょうか。教えてください。 *質問文の中も間違いがある可能性があります。それも含めてご教授ください。
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詳しくはwikipediaに記載されていますので、参照してください。 基本的には、まず兌換貨幣を止めるべくナショナルバンク制度を取り入れようとしたようです。 当時日本は金の流出が進んでいたのは有名で、それを打開する策として建議されていました。 1876年の条例改正は、金との兌換の必要を失くすことで、多くの資金を流通させることが可能となるので、今で言うところの金融緩和を狙った策です。大隈重信が大隈財政として展開しています。 この結果、全国に銀行が増え、各銀行がそれぞれ紙幣を発行する事態となり、インフレとなったため、日本銀行に発券銀行を統一するという、今のスタイルになったようです。
お礼
大変ありがとうございました。深く理解できました。また教えてください。お願いいたします。