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トレミーの定理の複素数による証明について

----- http://izumi-math.jp/F_Nakamura/tolemy/tolemy.pdf こちらの PDF で、トレミーの定理の一般の場合(不等式の場合)の 証明がされておりますが、わからない点があるので教えて下さい。 Page 4 の上から、3行目の「ゆえに」の後の式、 arg((β-α)/(δ-α)) + arg((δ-γ)/(β-γ)) = (2n + 1) x 180° がわかりません。 特にこの右辺はどこからでてきているのでしょうか。 わかりやすく解説していただけると助かります。 よろしくお願いいたします。

noname#166246
noname#166246

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  • 151A48
  • ベストアンサー率48% (144/295)
回答No.1

証明としては,円に内接する四角形より,∠BAD+∠DCB=180°からはじめてくれた方が分かりやすいのに,と思いますが・・・。以下のように組み立て直してみたらどうでしょう。  arg(β-α)/(δ-α) +arg(δ-γ)/(β-γ) =π arg{(β-α)/(δ-α)}・{(δ-γ)/(β-γ)}=π {(β-α)/(δ-α)}・{(δ-γ)/(β-γ)}=-k (kは正の実数:偏角180°だから) これを少し変形して (α-β)(γ-δ)=k(α-δ)(β-γ)・・・* 本題に入って AB・CD+AD・BC=|α-β||γ-δ|+|α-δ||β-γ|=|(α-β)(γ-δ)|+|(α-δ)(β-γ)| ここで一般には |(α-β)(γ-δ)|+|(α-δ)(β-γ)|≧|(α-β)(γ-δ)+(α-δ)(β-γ)| ですが*はベクトルが同じ方向を向いていることを表しているので,≧は=になり, =|(α-β)(γ-δ)|+|(α-δ)(β-γ)|=|(α-β)(γ-δ)+(α-δ)(β-γ)| =|(α-γ)(β-δ)| :ここは計算だけ =|α-γ||β-δ| =AC・BD

noname#166246
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

noname#166246
質問者

補足

質問の箇所では、 AB・CD+AD・BC ≧ AC・BD という(円に内接するしないに関わらず成立する)式の証明をしていて、その等号成立の条件を調べているわけですので、ご回答のように、∠BAD+∠DCB=180°からはじめるというわけにはいかないのではないかと思います。∠BAD+∠DCB=180°のときに成立することはわかるのですが、これで全部かはわからないのではないでしょうか。 でもおかげ様で少し分かって来ました。 こういう理解でどうでしょうか。 以下、検証していただければ幸いです。 Page 4の 一行目で、Z1/Z2 > 0 となっていますが、 この時点で、要は、Z1/Z2 = k(正の実数) になるということが言いたくて、次の行で変形した結果は -k になる。 で、複素数の掛け算をして、それが -k と負の実数になっているので、偏角を考えると(掛け算は足し算になるので)偏角の足し算結果が、-180 x (2n+1) になる。(また、こうなるしかない、と言えます) 上の考えであってますでしょうか。 当たり前のような気がだんだんしてきたのですが、、、

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