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群の積集合からの写像について

Gを0を零元とする群とします。 写像 F:G×G→G がF(0,0)=0、F(a,b)=F(b,a)を満たすとき、成り立つ性質はどのようなものがあるでしょうか。

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回答No.3

> 2つ目の条件について、 > 任意の a, b, c, d ∈ G に対して F(a + c, b + d) = F(a, b) + F(c, d) >だったら、どうでしょうか。 (G, +, 0) は可換群ですが、(a, b), (c, d) ∈ G × G に対して、(a, b) * (c, d) = (a + c, b + d) と定義すると、(G × G, *, (0, 0)) も可換群になります(御自身で確認してください)。 このとき、F: G × G --> G は群準同型写像になります(これも簡単なので、御自身で確認してください)。

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回答No.2

> 任意のa、b∈G に対して、F(a,b)=(b,a)が成り立ち、他に F(a, b) = (b, a) という部分は、F(a, b) = F(b, a) でよろしいでしょうか。 また、 > 任意のa、b、c、d∈Gに対し、F(a+c,b+d)=F(a,b)+F(b,d) この部分は、間違いないですか。 また、+ という演算が登場していますが、最初の群を (G, +, 0) と考えるということでよろしいでしょうか。 任意の a, b, c, d ∈ G に対して F(a + c, b + d) = F(a, b) + F(b, d) が成り立つならば、面白いことになります。 任意の x, y ∈ G に対して、 F(x, y) = F(0 + x, 0 + y) = F(0, 0) + F(0, y) = 0 + F(0, y) = F(0, y) = F(y, 0) = F(0 + y, 0 + 0) = F(0, 0) + F(0, 0) = 0 + 0 = 0 この場合でも、任意の a, b, c ∈ G に対して F(F(a, b), c) = F(a, F(b, c)) は成り立つので、(G, F) は半群にはなります。 しかし、G が 0 に等しくない元を持つとすれば、(G, F) は群にはなりません。

noname#184996
質問者

補足

早々にありがとうございます。 議論の仕方がとてもよくわかりました。 F(a,b)=F(b,a)でした。大変失礼しました。 2つ目の条件について、  任意の a, b, c, d ∈ G に対して F(a + c, b + d) = F(a, b) + F(c, d) だったら、どうでしょうか。今一つお願いします。

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回答No.1

> Gを0を零元とする群とします。 G が群であることと写像 F は、何か関係があるのでしょうか。 例えば、(G, F) が群で、0 がその零元(単位元)といったような。 もしそうなら、F(0, 0) = 0 が成り立つのは当たり前なので、問題文中に分かりきったことが書かれているのは不自然です。 また、F(a, b) = F(b, a) が成り立つとありますが、a や b は G の任意の元なのか、それとも特定の元なのか、どちらなのでしょう。 そういった情報がないと、何ともお答えしてみようがありません。

noname#184996
質問者

補足

失礼しました。 任意のa、b∈G に対して、F(a,b)=(b,a)が成り立ち、他に 任意のa、b、c、d∈Gに対し、F(a+c,b+d)=F(a,b)+F(b,d) が成り立ちます。

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