※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:弁護士を変えるべきか迷っています(控訴審))
弁護士を変えるべきか迷っています(控訴審)
このQ&Aのポイント
10年前に原告からの求めに応じて署名押印をしたが、実際は別の内容であり、勝手に財産を譲渡させられたことを知り、原告との諍いが生じた。
一審では被告の書面押印に錯誤があると判断されたが、最終的な判断としては要素の錯誤に当たらないとされ、被告の主張は全て退けられた。
一審の判決に多くの相違を見ており、控訴する決心はあるが、弁護士の見解や信頼性について悩んでいる。弁護士を変えるリスクもあるが、新たな視点を得られる可能性もある。
地裁(一審)で敗訴しました。私は被告です。
原告の訴えに対して、私は錯誤無効で原告の請求を退けるよう裁判所に求めました。
裁判の内容は掲示板などでは簡潔に正確に説明など不可能だとは思いますが、10年前に原告側から電話説明で私に求められた署名押印が、実際は全く別の内容の書面であり、私の知らないところで私の財産を原告側に勝手に譲渡させられてしまったことを、10年後の今になって初めて知りました。故に現在両者の間で諍いとなっており、早期解決を図りたい原告側が先に提訴しました。
私と弁護士は原告側の詐欺取り消し、及び錯誤無効、その他主張しましたが、専門の方はご存知の通り、それらは明らかな証拠が無い限り、なかなか認められません。電話で話した内容ということ、そしてほぼ10年前なので確実な物証に欠けており、最初からひるがえすことは難しい見通しの裁判でした。
私の弁護士さんにも多大なご尽力いただいたおかげで、「被告の書面押印による意思表示には錯誤があると言わざるを得ない」と判決文の中にはっきり頂けたのですが、裁判官の解釈といいますか、最終的な判断としてはそれは「要素の錯誤に当たらない」というのが今回の判決でした。
その他のこちら側の主張も全て退けられました。
ここからが本題なのですが、控訴するか決断しなくてはならないのですが、判決が出た後に自分の弁護士さんと控訴するか話し合いの時間を持ちました。
弁護士さんは2週間の間に決めて連絡してください。控訴が決まればすぐに弁護代理人契約の手続きをしましょうということしか言われません。私の方は、控訴するか判断するには、今回の一審の判決の結果を弁護士さんはどう受け止められたかということと、少なくとも控訴に対する弁護士としての見込みはお聞きしたい。その点食い下がりましたが、弁護士さんは「こちらの主張は大部分が認められた」と言われただけで、それ以外のことは何も示してくれませんでした。
その他に、「恐らく控訴は一回で終わりすぐ判決です」ということ、新しい証拠は出てこないだろうから、当時の状況説明を重ねるだけということでした。
その後、自分でも本屋で調べたりネットで検索したりしましたが、新しい証拠が出ない限り控訴で審理をやり直すことはなく、1回で終わるような控訴はほぼ棄却されるという見方を多く見ました。ということは、私の弁護士さんの持っていた見通しは、控訴棄却の可能性が高いということでしょうか?
そこで、悩んでおります。
私は一審の判決に多くの相違を見ており、その内容も弁護士さんには話し、控訴することは決心しておりますが、一審と同じ弁護士でいいのかということです。
私の弁護士さんは初対面でしたが、一審を通して信頼関係はできてはおります。ただ、一審ではこちらの主張は何一つ通っていない判決内容だと思うのですが、弁護士さんは、「我々の主張はほぼ認められた」とニコニコ笑ってます。これがわかりません。弁護士さんの判断は一般の見ているところと視点が違うのかなとも思えるし、それとも弁護士として敗訴を認めたくないのかな?などと要らぬ深読みをしてしまいます。控訴に対しても「一緒に頑張りましよう!」などとという強い意欲は感じられません。なんというか、本心をあえて見せずに、明確に話さずに、ニュートラルな態度で、どこかあいまいで、「自分で決断してください」という感じです。弁護士として無駄に期待させて敗訴するようなリスクは負えない事情もわかりますが、控訴への見解も聞けなければこの弁護士に依頼していいかこちらも決心できません。
現実、私には控訴審が最後の機会です。私が奪われたものは、早くに逝った父が私に遺してくれたものです。だから泣け無しのお金をかき集めてでも、それこそ身の破滅承知でも控訴に望む覚悟です。でも、私がそれだけ必死でいても控訴の理由書を書くのは弁護士さんです。私が弁護士さんを今ひとつ信じ切れていなかったら、満足する控訴審にはならないと思います。
弁護士を変えると控訴まで時間が短過ぎるというリスクはありますが、別の視点を得られる可能性も有るということで、今の弁護士さんが一審と同じ内容で控訴理由を書く見通しならば、弁護士さんを変えて新たに望むのも一つの選択肢ではありますが、弁護士さんの知り合いなんて、一般の人にはそうそういるものではありません。新しい人とも価値観が似ているかわかりませんし。
民間には無料法律相談はありますが、弁護士さんの相談はありません。他の皆様もこうして弁護士に迷いながら裁判に望まれているのでしょうか?
控訴提出まで期日がないので、出来れば早めのご回答を期待します。長文を読んで頂き有難うございました。