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2005年東大 整数問題

   3以上9999以下の奇数aで、a^2-aが10000で割り切れるものをすべて求めよ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 赤本では a^2-a=a(a-1)と分解しaと(a-1)が互いに素である・・・(1)という証明から はじまります。 (1)を求めようと考える必然性はありますか? 因みに私は合同式でやってみました。↓ a=2m-1(2≦m≦5000) a^2-a=4m^2-6m+2 ∴4m^2-6m+2≡10000 でいきづまりました。 (1)の必然性 と 別解として、合同式での解き方を どうか教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • JOUNIN
  • ベストアンサー率59% (19/32)
回答No.1

整数問題の解法の定石として因数分解形に持ち込む、というのがあります たとえば、よくある不定方程式で ab-2a-4b-1=0(a,b∈Z) をみたすa,bを求めたければ (a-4)(b-2)=9 と変形すれば簡単に求まります このように整数問題では因数分解形に持ち込むことで 見通しがよくなることが往々にしてあります その背景を知っていればa^2-a=a(a-1)=10000 のように変形することは自然です また、整数問題は普通の問題では条件が足りないのに 特殊な条件が加わることで解を決定する、という特徴があります 代表的な特殊条件として、素数、互いに素、奇数、偶数などがあります このような条件が隠れてないか探すことも整数問題においては ごくごく自然なものです そうしてa(a-1)という式をみると、隣り合った2数の積なので 各々が互いに素となります これをもとに10000を素因数分解してa、a-1がどのような素因数 を持つか調べ解いて行くことができます しかしやはり隣り合った2数が互いに素というのに気づくのは 初見だと少々難しいかもしれませんね この問題を通してその事実は覚えて置いてください また、合同式での解法はこの場合うまくいかないでしょう そもそも合同式の解法といいますが、合同式はあくまで 解答をスッキリ書くためのコツですので、なんら 特別な解法というわけでもありません つまり合同式を用いないと解けない問題は一つも存在しません 参考になれば幸いです

sagimi
質問者

お礼

私の要求していた答えでした!!!! 数学の先見性を磨く上で参考になる答えでした! ありがとうございました!

その他の回答 (3)

回答No.4

>a^2-a=a(a-1)と分解しaと(a-1)が互いに素である・・・(1)という証明から >はじまります。 >(1)を求めようと考える必然性はありますか? 証明までせんといかんか?とは思いますが、 「必然性」というより、そこに目がいかないと、 実際、aを絞り込むことは(a=2m+1などとおいて、 mを絞り込むことも)難しいので、結局行き詰るかと。 で、合同式を使う、その後のやり方を書こうかと思ってましたが、 ちょっと思い出して、東進の大学入試問題過去問データベースを見たら、 その解答例が、ちょうどご希望に叶いそうな奴でした。 (ここは、証明はせず、ほとんど自明のような書き方を していました。赤本と言うのが、文字通りの教学社の奴だと、 数学の解答例がややおおげさな傾向があったりします) ここは、会員登録しないと、中身は見られませんが、 無量で、会員資格なども特にうるさいことはないので、 よかったら、登録してご覧になるといいかも。 URLは、http://www.nyushimondai.com/です。

sagimi
質問者

お礼

thank you!

  • DJ-Potato
  • ベストアンサー率36% (692/1917)
回答No.3

a^2-aが10000で割り切れる、ということは、a^2-aを素因数分解した時に、5と2が最低でも4つずつ出て来るということです。 aと(a-1)は、2以上の連続する2整数なので、必然的に互いに素なのですが、定義よりaは奇数、つまり(a-1)は偶数です。 となれば、4つの5はaから 4つの2は(a-1)から出て来る、ということになります。 つまりaの候補は、5^4=625の奇数倍、3~9999であれば高々8個です。 解き方が美しいとは思いませんが、8個なら列挙しても許される数ですね。 ちなみに、3~9999となっているのは、 aが10000を超えると、aが5^4の倍数でなく、(a-1)が10000の倍数である場合 つまりa=10001, 20001・・・などの可能性が出て来るためではないでしょうか。

sagimi
質問者

お礼

best answerにしようと思ったぐらい論理的です。 私の要求していたことを汲んでいただきありがとうございます!

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

その赤本のやり方は、計算量も答案の文章も コンバクトに済ませられて、気のきいた解法 だと思います。しかし、どんな解法にせよ、 必然ということはないでしょう。 常に、別解はありえるのだから。 貴方の「合同式を用いた方法」ですが、 a を勝手に奇数と決めてしまっているのは a が偶数の場合は後で出てくるのだとしても、 ≡10000 の部分はイタダケナイ。 それは、単なるデタラメでしょう。 その式を立てた根拠は、何ですか? 合同式を使うとすれば、aa-a=10000n から 何か 10000 の約数を法として aa-a≡0 となり、 これを使って a の剰余を絞り込んでゆく ことになるかと思いますが、その際、 10000 が 2 や 5 で何回も割りきれることが 難点となり、あまりスバッとはいきません。 10000 でなくて、素数の積のような数なら 上手くゆくんですがね。

sagimi
質問者

お礼

合同式は便利なものという 曖昧な知識で用いてしまいました。 alice 44サンの ・・・合同式を使うとすれば、aa-a=10000n から 何か 10000 の約数を法として aa-a≡0 となり、 これを使って a の剰余を絞り込んでゆく ことになるかと思いますが、その際、 10000 が 2 や 5 で何回も割りきれることが 難点となり、あまりスバッとはいきません。 10000 でなくて、素数の積のような数なら・・・ が参考になりました!!

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