• ベストアンサー

コマ状磁石の回転運動

コマ状の磁石を周囲に何も無いテーブル上で単独で回転させたとします。このコマ磁石の運動が、この磁石自身の回転運動による磁場効果の影響で変化することがあるでしょうか。おそらく無いと思うのですが、実験した人によると、コマ磁石の運動は、同形状の鉄ゴマに比べてなかなか遅くならないので何か影響があるのではないかと言っています。私にはよくわからないので、教えていただければ助かります。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • burahuman
  • ベストアンサー率27% (167/604)
回答No.4

実にご丁寧なお礼ありがとうございます。 興味深く読ませて頂きましたが正規な実験とは思えない部分が有りますので少々 >直径5mmほどのネオジム磁石(かなり強力だそうです)を円形となるように放射状に多数組み合わせ、回転させたとのことです この時点で既におかしいです。鉄のコマもネオジム磁石と同じ構造にしたのでしょうか、多分してないでしょう。 >また、通常のコマだと一旦速度が落ち始めると急に回転数が遅くなって止まると思いますが、この円盤状の磁石集合体は速度が落ち始めると速度が揺れながら(速くなったり遅くなったりしながら・・・ 通常のコマが急に回転が遅くなると言う事はないと思います。観測すれば、しなくても分りますが急に減速したように見えるのはコマの周囲が床に接するからでは有りませんか。それまでは軸や空気抵抗により徐々に減速するだけです。 まだまだ矛盾点がありますが しかし一つだけ可能性が有ります 静止時磁石コマの形は磁力が原因で横から見ると真っ平らでは無く例えばお椀のような形で直径が小さくなっている→これを高速回転させると遠心力で横に広がり直径が大きくなり一枚の円盤のように見える→同じ回転数なら直径が大きいほど大きな回転エネルギーを持っている事になる→徐々に回転数が下がると磁力の影響でコマは平らな円盤からお椀形に変形し直径が小さくなる→小さくなると回転エネルギーが中心方向に集まるので回転数が上がる・・・この過程で回転数が一様に下がるのではなく磁石の変形により増減する事は容易に想像できる。 停止後30度ほど逆転した事も変形で説明がつくかも知れません。 以上のメカニズムならば友人の言う事も納得できます。 勿論これはコマが何らかのエネルギーを受けて角速度が落ちにくい、もしくは変化すると言う訳では無くコマの直径が回転数と磁力のバランスにより変化する為に自らの回転エネルギーの表現の仕方が変化したと考えられる訳です。フィギャースケートの選手が両腕を体に密着させると急に回転数が上がるあの現象ですね。

lbp1310
質問者

お礼

burahumanさん 厳密な考察頂き感謝致します.ご指摘のようにコマの変形と回転運動に関係があるかもしれません. あのあと、実際に回転の様子を見せてもらったのですが、回転時の様子を真横から水平に見ると、中心の球のみがテーブルと接していて、のこりの放射状の球は浮き上がった状態で回転していました.それがお椀状だったかどうかは、よくわかりませんでしたが、微小に湾曲していることは十分考えられると思います. ただ、回転が進むにつれて、放射状の球が次第にテーブル面に近づいてゆき(すなわち、中心の球の突起の程度が小さくなる)最後にはほぼ平面となって、停止するという感じだったと思います。中心球がより埋没する方が回転のトルクが全体に伝わり、減速が弱められるということはあるでしょうか.逆回転はご指摘にように、停止時の円盤のわずかな変形によるものかと思われます。 >通常のコマが急に回転が遅くなると言う事はないと思います。観測すれば、しなくても分りますが急に減速したように見えるのはコマ>の周囲が床に接するからでは有りませんか。 ご指摘ありがとうございます.確かにそうですね.通常のコマだと、回転数が遅くなると歳差運動(首振り状態)を始めて倒れるようになるので、減速の効果が大きいと感じていたのかもしれません。 ご指摘の点に注意して、もう一度現場を見せてもらうことにします。ありがとうございました.

その他の回答 (4)

  • burahuman
  • ベストアンサー率27% (167/604)
回答No.5

その後の様子を書きやすいよう回答欄を設けました。 必要ならばここに書き込んでください。

lbp1310
質問者

お礼

その後の報告が遅くなり申し訳ありません. 先日、回転の様子を詳しく観察させてもらいましたが、回転中にどうしてもぶれが生じているので円盤の形状がお椀型に湾曲しているかどうかについては、結論を得るまでには至りませんでした.見た感じでは、中央の球のみが机に接しており、放射状に広がる他の球は机とは離れていることは確かですが、回転中にその広がりの程度が変化しているかどうかは結局わかりませんでした. ただし、回転後の逆回転は、ご指摘のように円盤の変形が原因だと思われます。回転が停止してから、指でそのコマの端をつつきますと、ゆらゆらと揺れる場合がありますので、停止後の逆回転は変形による重心の揺らぎによるものと思われます。 しかし、burahumanさんのご指摘で、このコマ状の磁石集合体の回転運動についての理解は深まったのは事実です。言葉だけの情報でこれだけ考察ができるのには驚きました.あらためて感謝と御礼を申し上げます。

  • tadys
  • ベストアンサー率40% (856/2135)
回答No.3

インチキでもしない限り、磁石だから遅くならない理由は考えられませんね。 遅くなる理由なら考えられるけど。 本当に5分以上回るのであれば「全日本製造業コマ大戦」に参加すれば優勝していたかもしれませんね。 http://japanese.engadget.com/2012/02/02/koma/ http://sngt.jp/koma2012.html

lbp1310
質問者

お礼

tadysさん さっそく回答頂き、ありがとうございました.遅くならない理由は、No4のburahumanさんのご指摘にように、回転時のコマの変形かもしれません。 「全日本製造業コマ大戦」というのがあるのですね.この大戦では、15分以上も回転するコマがあるということですから、おそらく参戦はむつかしいでしょう。 あらためて、感謝です!

  • burahuman
  • ベストアンサー率27% (167/604)
回答No.2

この問題の中に最先端の物理現象が隠されているなら私には分りませんが従来の知識だけで判断すればそんな現象は起こらないと思います、と言うしか有りません。 実験の公平性を保つために両コマの直径、質量、比重、表面精度、軸の形、初期の回転数、机とコマの接触面の状態など回転時間を左右する要素がすべて同じである事が大前提になります。 その上で比較した結果でしょうか?

lbp1310
質問者

お礼

burahumanさん ご回答いただき有難うございました。その後詳しく聞いてみると、コマといっても、一体もののコマではなく、直径5mmほどのネオジム磁石(かなり強力だそうです)を円形となるように放射状に多数組み合わせ、回転させたとのことです。うまく回転させると、中央の球のみがテーブルに接して(中央がくぼんで)、あとの放射状の球はテーブルに接しないように回転し続けたとのことです。かなり長時間(5分ほど)回転速度が殆ど減衰せずに回転し続けたので、普通のコマの回転の様子と異なっているように思ったそうです。また、通常のコマだと一旦速度が落ち始めると急に回転数が遅くなって止まると思いますが、この円盤状の磁石集合体は速度が落ち始めると速度が揺れながら(速くなったり遅くなったりしながら)ついには静止し、静止したあとは逆方向に30度ほど回転したとのことです。実験した人は何か、自分の発する磁場で回転が影響を受けたように見えたと言っていましたが、私はそんなことは聞いたことがないと返答しました。自分の返答に自信がなかったので、ここで質問したのですが、私の返答は常識的には間違っていないでしょうか。

  • yokkun831
  • ベストアンサー率74% (674/908)
回答No.1

>周囲に何も無いテーブル上で テーブルが導体でなければ,影響はないと思います。 テーブルや近くに導体があれば,渦電流を生じてむしろブレーキがかかることになります。

lbp1310
質問者

お礼

さっそくご回答頂きありがとうございました.私もそう思うのですが、木製のテーブルの上で実験したとのことです。もう少し詳しく状況を聞いてみます。

関連するQ&A

  • 磁石の回転電流とは

    磁荷というものは存在せず、運動する電荷の作用が磁場を作ると参考書に 書いてありました。これはわかるのですが、「磁石を構成する磁気双極子も、 実体は一種の回転電流である」なんて書いてあります。 磁石って常に電流が流れているのでしょうか。回転電流ってどんなふうに流れて いるのでしょうか。地球も大きな磁石ですが、地球も回転電流が流れているのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

  • コマの運動について

    コマの衝突についての質問です。高校物理では物体Aと物体Bが衝突する場合、物体自身は直線運動しています。、しかし、コマ同士が衝突する場合、コマの回転による効果を衝突時に考慮しなければならないと思います。 そこで、例えば、「滑らかなかな床でのコマの衝突を考える。コマAとコマBの質量をそれぞれm1m2, 回転の角速度をそれぞれω1ω2、 衝突時の速度をそれぞれv1,v2とする。ただし、コマの表面の材質は同じで、コマの表面(衝突する部分)の動摩擦係数をμ'とする。また、コマの質量の違いはコマの内部の材質によるものとする。」のようなモデルを考えた場合どのように考えればよいと思いますか?定義した記号以外に必要な物理量があれば、自由に定義してもらってもかまいません。 さらに、「右回転同士での衝突と右回転と左回転の衝突の違い」についても考察していただけるとありがたいです

  • 方位磁石をパソコンの傍に近づけると

    デスクトップパソコンを使用していますが、たまたま、方位磁石を近づけると、なんと180度回転してしまうのです。以前、聞いたことのある話で、身体に磁気や磁場があたると良くないとのことでしたが、やはり影響があるのでしょうか。確かに、最近パソコンを使用する時間が長くなり、体調もいまひとつさえないのですが、本当に健康を害するのでしょうか。

  • 高校物理 磁石と電磁誘導(金属に働く力)

    電磁誘導の分野で分からないところがあります。 電磁誘導と、実際の現象の間に、自分の中で矛盾が出来てしまいました。  |N|  |S|   □ 上の図のように、1円玉(□)の真上にN極を上にして磁石を静止させました。磁石を素早く上に引き上げると、1円玉に誘導電流が流れ、それがつくる磁場によって上向きの力がはたらきます。つまり、1円玉はN極を上にした磁石のようになります。 ここで質問なのですが、 (1)このように□の物質が金属ならば□が磁石のようになり必ず引き合う力がはたらくはずなのに、どうして磁石を近づけたり離したりしたとき、鉄以外はくっつかないのでしょうか?引き合う力が□の重力以上にはなれないということなのですか? (2)この実験で逆に磁石を近づけたとき、□には反発力がはたらくと思います。しかし、□が鉄だったら磁石の動きに関わらず近づけたときもくっついてしまいますよね?鉄も金属だから同様に電磁誘導が起こるはずでは…?これはどうしてなのですか? この疑問にお答えしてくださる方がいらっしゃいましたら、回答の方よろしくお願いします。

  • コマが倒れない訳と立ってまわる訳

    小6のこどもに「こまは何で立ってまわるの?」と聞かれました 以下のように 一緒に考えたのですが 正しいか教えてください 1)物は 外からの力が無ければ動いていなければ動かないし、動いていれば同じように動く 2)コマは回転すると、「軸」(回転運動の対象線)ができる 3)科学技術館の5Fにあるジャイロの体験を思いだすと、まわっている円盤を動かすと力が加わる 4)地球ゴマ(早速 購入しました)を利用して 円盤がまわっている時、手で持って傾けながらのときは 手に力を感じる傾ける動きを停止すれば、力は加わらなくなる 以上から、「回転している円盤はその軸の傾きを同じ状態に保とうする」のではと想像しました (地球ゴマは、軸が傾いたままでも そのままで立ち上がらずに 回転し続けます) (また 軸を傾けたときに、周りの枠も公転のようにまわってしまうのですが、1公転?で枠が一回りするので 面白いです月みたい) 普通のコマと地球ゴマの違いは、「接地している軸自体が回転しているか、そうでないか」なので、普通のコマが「どんなまわし方をしても立とうとするのは、接地部分の軸自体が回転していることと それが鉛筆の先のようにとがっていることが関係しているんじゃないか」と想像しました(なんとなく先っちょで立ちそうな 感じがします) 結論として、 コマが倒れないのは 円盤がまわっているから、 コマが立とうとするのは その軸自体の接地部分が あんな形で それ自身も回転しているから と2つの別々の理由で コマはあんな風にまわる となりました (最初は 「遠心力で外側から引っ張られている感じ」と考えたのですが それだと軸が傾いた状態で地球ゴマがまわることが説明できません) (ネットで調べると、歳差運動が出てくるのですが、これも軸が傾いた状態でまわることの説明にはなるのですが、コマが立つことの説明にはならないような気がします)

  • 電場が変化すると磁場が変化する理由は?

    高校物理を勉強していて、電磁波がどのように伝わるのかがまるでよくわかりません。 いろいろ質問がありますが、よろしくお願いいたします。 まず磁場が変化すると電場が生じることはわかります。コイルに磁石を近づけたり放したり すると電流が流れます。 では、電場が変化すると磁場が変化すると、何故いえるでしょうか。 例えばコンデンサーの両端に交流電源を接続すると、極板間で電場が変化します。 このコンデンサーに磁石を近づけるとどうなるでしょうか。 自分で実験しようにも危なそうなのでできませんし、教科書や参考書、ネットにもこの 実験が見つかりません。 電場が変化が磁場を生むのなら、磁石は振動するのかな?と思いますが、実際は どうなるでしょうか。また、このことを確かめられる実験が他にあればお願いします。 あと、関係のない質問ですが、コンデンサーはノイズの除去に使われると聞きました。 交流電流に含まれる、細かい振動電流をコンデンサーに逃がしてやれば電磁波の発生が おさえられると聞きましたが、これだとコンデンサーの極板から電磁波が発生して しまうのではないでしょうか? 他にも質問はありますが、とりあえずこの質問のご回答お願いいたします。

  • 「放射能」を「磁石」をたとえで説明する

    放射能を説明するのに、以下のたとえの間違いはどこですか。 放射能を磁石を例にたとえて説明します。 セシウム=磁石と考えます。 (1)磁石は磁力線を出します。   セシウムは放射能を出します。 (2)ベクレルとは、磁石の量(個数、質)を示す単位です。 シーベルトとは、磁力線の強さを示す単位です。 (3)放射能が体内に入ると放射線で体に影響を及ぼします。磁石もパソコンなどのそばに置くと 影響を及ぼします。たくさんの放射能が体内に入り、強い放射能を出すようになると、癌など体に悪影響の原因になります。磁石も強い磁力は、データーを破壊したりします。 (4)放射能は、フィルターで取り除けますが、原子なので取り除くのは大変です。磁石も小さくて、たくさんあるとと取り除くのが大変なのは、想像できますね。 (5)原発は、モーターと同じです。モーターは、銅線を鉄に巻いて磁石のまわりで、回転させると電気を作ります。原発も原子を反応させると熱を出します。

  • 電磁波の電場と磁場の振動方向は何故垂直か?

    電磁波の電場と磁場の振動方向は何故垂直と言えるのでしょうか。 例えば金属板に対して磁石を近づければ渦電流が発生します。 これでなんとなく磁場の振動方向に対して、電場が垂直であることは わかります。 しかし、電場が変化すると、何故電場の振動方向と垂直に磁場が発生 するといえるのでしょうか。これを確かめる実験はあるでしょうか。 あと電磁波や光は横波、縦波の両方の性質がとどこかで聞いた気がしますが、 間違いないでしょうか。横波であることは偏光板や金属格子を使って 90°ずつ回転させていけば実験できるかと思いますが、縦波かどうか はどうやってわかるのでしょうか? よろしくお願いいたします。

  • ローレンツ力

    アルミ板に対して磁石を動かすと磁場の変化により、渦電流が発生し、ローレンツ力が生じると理解しています。磁場の変化が渦電流を発生させると考えると、電磁石のon,offの切り替えでも、同じ様な効果が得られると考えても大丈夫なのでしょうか? イメージは、ピアノのケンバンの様に細かく区切られた電磁石の構造体があると仮定して、一つづつ順番に電磁石がonして、あたかも、磁石を動かしているように磁界を変化させる様な。 on,offの制御による磁界の変化が、実際に磁石を動かすことと同等になったりするのでしょうか? ご存知の方、いらっしゃいましたらご教授願います。

  • 物理の実験について質問(電磁石)

    この実験の結果について質問です。 (実験) コイルと変圧器をつなぎ、コンセントをさします。 コイルの中に鉄を入れます。(電磁石になります) そこにつりさげたアルミ缶を近づけます。(常磁性体なので変化はありません) <次に上から見た図を示します。○→アルミ缶、□→コイルとします> 缶とコイルの間に矢印の方向から銅製の輪を入れます     ○            → ←             □         左から入れると右回り 右から入れると左回り に缶が回ります Q,なぜ、このようにまわるんですか?