• ベストアンサー

cosθやsinθの入った微分 (極座標)

今微分積分の練習をしてるんですがこの問題でつまづきました。 u=rcosθ, v=rsinθ  の式から du・dv=rdr・dθ が導き出されると書いてあったんですが解説を読んでも良く分かりませんでした。 どうしてこうなるかをお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • KENZOU
  • ベストアンサー率54% (241/444)
回答No.3

u=rcosθ, v=rsinθの式の全微分をとると du=(∂u/∂r)dr+(∂u/∂θ)dθ  =cosθdr-rsinθdθ   (1) dv=(∂v/∂r)dr+(∂v/∂θ)dθ   =sinθdr+rcosθdθ   (2) そこで dudv=(cosθdr-rsinθdθ)(sinθdr+rcosθdθ)   =r(cos^2θ-sin^2θ)drdθ    +cosθsinθ(dr)^2-r^2sinθcosθ(dθ)^2   ≒r(2cos^2θ-1)drdθ  (3) ここでdr^2、dθ^2の2次の微小量はカットしました。ところでdu・dvはuv空間での微小面積ですからこれをrθ空間(極座標)に写像した面積(3)も微小面積ですね。すると2辺を挟む角θは微小ですからcosθ≒1と近似することができます。これを(3)に入れると du・dv≒rdrdθ (4) と近似することができ、ご質問の式がでてきます。上の近似の具体的なイメージは#2のsiegmuntさんが書かれているとおりです。尚、上のようにuv空間の微小面積をrθ空間(極座標)に写像した微小面積への換算係数は#1のRossanaさんの言われているヤコビアンとなり、この簡単な説明はこのサイトの http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=633126 に載っていますので参照してください。参考URLはヤコビアンの詳しい説明がのっています。

参考URL:
http://www.toyama-mpu.ac.jp/la/math/kyouzai/2-var-change/
全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.2

du dv の意味は, u 座標が u~u+du, v 座標が v~v+dv で囲まれる部分の面積が du dv であるという意味です. 直角座標ですから,問題の部分は du と dv の長方形で,面積 du dv は当然でしょう. では,極座標では? r が r~r+dr,θがθ+dθの部分の面積は下図の*の部分です(固定幅フォントで見てください). ∠AOC = dθ,OA = r,AB = dr です. BD と AC は直線(弦)になっていますが,円弧だと思ってください. もちろん,dθと dr は微小な量です. 図の都合で dθ が π/2 になってしまっていますが.    D\───────────/B      \*********/      C\───────/A        \     /          \   /            \ /θ              O───────────             では,*部分の面積は? 【考え方A】 弧ACの長さは r dθですから,r dθ と dr の長方形と思って, 面積は r dr dθ. 本当は長方形ではないが,違いは微少量の高次のはず. 【考え方B】 扇型 OBD の面積は π(r+dr)^2 (dθ/2π),扇型 OAC の面積は πr^2 (dθ/2π), したがって,*部分の面積は r dr dθ + (微少量の3次) だから, 高次の微少量を無視して r dr dθ でよい. おすすめは【A】です. 【B】の方が厳密なような気がしますが, 扇型の面積が既知だからこういうことができるのであって, 一般にはこの類の手続きは実行不可能なことが多いです. 微少量の高次を省略して最低次の寄与だけ取り出すというのは微積の基本ですので, ぜひ【A】の考え方をマスターされるようにおすすめします.

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • Rossana
  • ベストアンサー率33% (131/394)
回答No.1

数学的にはヤコビアンというものによって変換されるのですが,VISUAL的に簡単に述べれば直交直線座標のu-vグラフにおけるdudvというのは微小面積ですね. 一方,直交曲線座標なる極座標系での微小面積はr方向の長さ:drとθ方向の長さ:rdθを掛けたものですね. この考え方は3次元の体積要素でも通じます.

参考URL:
http://www5.plala.or.jp/h-fuchi/math/math1.htm
全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 微分積分の問題について

    微分積分についての質問です 以下の問題がわかりません。解答よろしくお願いします<(_ _)> 1.u=f(x,y) v=g(x,y)のとき次を示せ。 1)d(u+v) = du+dv 2)d(uv)=v du +u dv 2.1)p(≧3)変数の関数に対して、全微分可能性と全微分を定義せよ。 2)u=x^2+y^2+z^2の全微分duを求めよ。 答えだけでなくその過程もよろしくお願いします!

  • 偏微分の問題です

    偏微分の問題です 数学の中間試験の過去問で疑問にぶち当たりました。 u=x+y v=x-2y のとき、du/dx dx/du を求めなさいという問題なのですが、(dは全てラウンドディーです)答えではそれぞれ1と2/3となっています。1つ目の式のyを定数とみてdu/dxが1というのは分かります。また、yに二つ目の式を代入し、変形してから偏微分すると、2/3に確かになります。しかし、一つ目の式をx=u-yと変形してdx/du=1ではダメなのでしょうか。 このように、2つ式が与えられたときに、dx/duまたは、du/dxが何を定数とみなして偏微分するかによって値が異なってしまうとおもいます。上の場合では、xをuとvの式であらわしてvを定数とみなして偏微分する場合と、xをuとyの式であらわしてyを定数とみなして偏微分する場合とでは答えが変わります。 どうしたらいいのか見当もつきません。どうか皆様ご教授ください。 以下問題を添付します。

  • 微分方程式で質問されて困ってます。

    知り合いの子に dv/dt=v^2+V+1 のような右辺が多項式になっている微分方程式をしめされ、ちょちょいとやろうと思ったのですが なにせ長年つかってなかった頭。案外詰まりました。 右辺をu などでおいて、 後は(dv/du)duかなんかになって、 とおもっていたら右辺が多項式だからうまくいかないんですね。。汗 助けてください。

  • 熱力学 ボイルシャルル・全微分

    熱力学を教えてください。この答えと合っているか見てください。あと、この問題をレポートとして提出するのですが、模範解答をお願いします。 (問題1)S(T,V)の全微分と dQ=dU+P dV の関係を比較することにより、 式1が成り立つことを示せ。 (問題2)ボイル・シャルルの法則が成り立つと仮定すると上式から式2になることを示せ。 dQ=TdS=dU+P dV TdS=dU+PdV=(∂U/∂T)dT+(∂U/∂V)dV)+PdV =(∂U/∂T)dT+((∂U/∂V)+P)dV T∂S/∂T=(∂U/∂T) T∂S/∂V=∂U/∂V)+P ∂U/∂V=T∂S/∂V-P F=U-TS dF=dU-TdS-SdT=-pdV-SdT [-∂2F/∂V∂T=]∂p/∂T=∂S/∂V [Maxwellの関係式] ∂U/∂V=T∂P/∂T-P PV=RT ∂P/∂T=R/V=P/T T∂P/∂T=P ∂U/∂V=P-P=0 お願いします

  • 二重積分の微分(統計より)

    統計のRANGEの分布の関数を求める際に、二重積分の微分が含まれています。 通常の定積分の微分(積分を上端の変数で微分するとき) F´(x)=f(x)のとき d/dx∫f(t)dt(範囲は下端は定数a,上端はx)の時 ⇒d/dx[F(x)-F(a)]=d/dxF(x)(∵d/dxF(a)=0)=f(x) となることはわかります。 これが二重積分の場合 u0≦u≦v0、u≦v≦v0(u≦vの条件下)とするときの関数g(u,v)の二重積分の微分は(u0とv0は任意の値なので,v0を固定して,u0に対する微分を行う) d/du0∬g(u,v)dvdu=∫g(u0,v)dvとなりその下端、上端は(u0,v0)となっています。 (1)まず、二重積分の微分法に関して何か情報があればご教示いただけますでしょうか(例:積分の上端の変数で微分するときの公式等) (2)次に、上記の二重積分の微分に対する解答方法をご教示いただけますでしょうか(特に微分した後の積分の下端が(u,v0)から(u0,v0)になるのがよくわかりません) 以上、よろしくお願いいたします。

  • 偏微分と極座標

    偏微分と極座標 (∂^2) f (x,y)/∂x^2 + (∂^2) f (x,y)/∂y^2 から 極座標表示 x=rcosθ,y=rsinθ を用いて [ ∂^2/∂r^2 +(1/r)(∂/∂r) + (1/r^2)(∂^2/∂θ^2) ] f (r,θ) を導くという課題なのですが、見当がつかず困っています。 どなたかご教授頂けないでしょうか?よろしくお願いします。 ∂z/∂u = (∂z/∂x)(∂x/∂u) + (∂z/∂y)(∂y/∂u) ∂z/∂v = (∂z/∂x)(∂x/∂v) + (∂z/∂y)(∂y/∂v) を用いるのでしょうか?

  • 内積の微分の証明

    内積の微分の式が、普通の関数の積の微分と同じ式で表されることを示す、という問題です。 u(t),v(t)(ともにベクトル)がR^2上に値を持つ関数のとき、 (d/dt)(u(t)・v(t))=(du(t)/dt)・v(t)+u(t)・(dv(t)/dt) を示せ。 積の微分を用いて示せるらしいんですけど、ベクトルのときも積の微分を導くみたいに u(t+Δx)とかで微分の定義式に入れてしまえば良いのでしょうか??

  • 微分について

    熱力学の第一法則について 式1 Q=ΔU+W 式1を微分形で書くとdQ=dU+dWとなる 私の疑問 1 Δはどのような理由により消えたのか? 2 dはどのような意味があるのか? 3 式の解法がわからない。微分公式にあてはめているのか? 高校時代は数学に全く触れていなかったので中学レベルで私の疑問に回答して頂ければ幸いです また、微分積分を知識のない人が勉強出来るWebサイトや、参考書があれば教えて頂きたいです ヨロシクお願いします

  • 座標

    こんにちは。早速質問なんですが 球座標とデカルト座標の関係は x=rsinθcosφ y=rsinθsinφ z=rcosθ この関係はわかるのですがなぜ 線素ベクトルdrや面素ベクトルdSや体積素dV(r^2sinθdrdθdφ)となるのかがわかりません。円筒座標 x=rcosθ y=rsinθ z=z  についても同様にわかりません。 どなたかお願いします。

  • 連立微分方程式

    du/dx = xv dv/dx = -xu u(0)=0,v(0)=1 の連立微分方程式が与えられていて、P(u,v)の軌跡をuv平面上に描け。 という問題なのですが、どう解けばよいのでしょうか。 変数を1変数にすると、 d/dx ((1/x )*du/dx) = -xu になると思うんですが、これって解けましたっけ?解けるならそれまでなんですけど。。 よろしくお願いします。。

このQ&Aのポイント
  • 日本の老人が運転する車が青信号で信号無視して起こす死亡事故が頻発している。
  • 赤信号で信号無視して渡る場合は確認しながら渡るが、青信号では信号無視の車による死傷事故が多い。
  • 日本の警察はくだらない取り締まりばかりで妨害等の反則金を取ることが少ない。
回答を見る