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中性線欠相事故について教えて下さい。

電気については素人ですが、漏電遮断器について調べていて疑問が湧きました。 赤、黒、白(中性線)の3線があるとして、赤と黒の電圧差が200V、赤白、黒白の電圧差がそれぞれ100Vだとします。 中性線欠相事故は、赤白、黒白に接続した、100V用の負荷に、白の中性線が切断することで、最大で赤黒の電圧差の200Vが印加されてしまう事だと理解しています。 しかし、なぜ、100Vの各負荷を、赤白、或いは、黒白のどちらか一方だけに決めて接続しないのでしょうか? 片方だけであれば、中性線が切れても、停電するだけで過電圧の事故などは起こり得ないと思うのですが。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • EleMech
  • ベストアンサー率52% (393/748)
回答No.3

 >しかし、なぜ、100Vの各負荷を、赤白、或いは、黒白のどちらか一方だけに決めて接続しないのでしょうか? どちらかだけには決めてませんが、既にやっています。 この方法は主に分岐回路に使用されていて、通常2P1E(2極・1引外し装置)の100V15A又は20Aのブレーカーを使用して、赤-白、黒-白を独立させて結線しています。 その為、負荷への配線は主に単相2線式なので、質問者様の仰る配線となっており、白相が欠相しても200Vは掛かりません。 次に本題ですが、単相2線式にした場合を考えてみましょう。 上記の説明より既に負荷側は単相2線式なので、主回路を単相2線式にした場合を考えます。 負荷の赤系統、黒系統に対してそれぞれ2本ずつ必要なので、合計4本の線が必要です。 主回路の配線ですから、60sq以上の配線を使用するなどは当たり前です。 そういった太い線を、引き込み点から分電盤までの間で、単相3線式より1本余分に施工しなければならないので、設備費用と労務が無駄になります。 それなら2本だけで良いじゃないかと思われるでしょうが、2本にすると合計の許容電流の問題から電線を太くする必要があります。 電線の太さが倍になったら電線の値段も倍とはならず、それ以上の値段になるので、これまた無駄な出費になります。 一方、単相3線式は、赤相、黒相の負荷が平衡している場合、両相の電流が打ち消し合い、中性相には電流が流れません。 つまり0Aという事は、白相には熱が発生しないので、3本あるにもかかわらず2本とすることができ、配管内の容積率を抑える事が出来ます。 それらに加え、主に主回路で使用されているので、1度施工したら後に改修する頻度も少ない為、中性線が欠相してしまう恐れも少ないと言えます。 こういった理由から、単相3線式が採用されています。 知識としては重要な事項ですが、主開閉器の締付けを確実に行えば、それほど起こるものでも無いという所です。

その他の回答 (3)

noname#222312
noname#222312
回答No.4

前回の投稿ではずいぶんと誤字があった事をお詫びします。 さて、中性線欠相事故についてですが、通常ではそのほとんどは分電盤の一次側、つまりは商用電源側で起きます。 変圧器や低圧線、引込線や接続部であったり計量器や配線が問題で起きる事例がほとんどです。 そもそもそのように外部からの影響を極力受けないように、電灯でも動力でも欠相保護を自主的に付けるようになったのが始まりです。 電気工事中の分電盤内のブスバー短絡による事例もあるそうですが、それは至極まれな出来事です。 普通は分電盤以降の100V回路では有り得ません。 起こるのは単相三線式配線によるメリットでもある単相200V回路を使った電気機器や電気配線に異常があり、短絡状態になるほんの一瞬だけ、中性線欠相保護ELBが切れる間に過電圧が入る事があるようです。 単相二線式のELBには中性線欠相保護機能付きはありません。 よって上記で延べたように、変圧器や低圧線、引込線や接続部の影響。 つまりは自然災害による配電線の短絡や配電工事における誤結線が原因で起きる事例が多いので、単相二線式と言えども過電圧の混入は皆無ではありません。

noname#222312
noname#222312
回答No.2

赤、白、黒と出てますので赤、白、黒で説明します。 そのような電灯電源の取り方を単相三戦式と呼びます。 あなたがおっしゃるように赤と白、あるいは黒と白の二戦のみを使った配線は単相二線式と言って、実際に大きくない契約電力で間に合うお宅は単相二線式での配線になってます。 ではなぜリスクのある単相三戦式が使われるかというと、あなたもお解かりのように、赤と黒の二線を使った単相200Vを使用した電気機器が使用できるからです。 例えばエアコンだったりIHだったりエコキュートだったりはみな単相200V機器です。 そのような電源の使い方をするお宅が多くなっているのと、単純に考えても単相三線式では単相二線式を二口取れますので、多くの電源容量を必要とする最近のお宅では普通に採用されています。 近年は分電盤に取付してあるELB(漏電遮断機)には中性線欠相保護機能を持ったものを使用することになっております。 よって中性線が欠相するとELBが遮断されて過電圧から保護されます。

morado
質問者

補足

回答有り難うございます。 >単純に考えても単相三線式では単相二線式を二口取れますので、多くの電源容量を必要とする最近のお宅では普通に採用されています。  そういう事でしたか。 単相二線の倍の容量が取れるということなんですね。 では、単相二線の容量で間に合う場合は、赤と白、あるいは黒と白の二線のみを使えば、 例えELBが中性線欠相保護機能付きでなくとも、根本的に過電圧は起こり得ないわけですね。 有り難うございました。

  • misawajp
  • ベストアンサー率24% (918/3743)
回答No.1

根本的な「勘違いです それでは 単相三線式のメリットが全くありません 30A以下の 単相二線式の配線そのものです 昔のジョークに ありました この冷蔵庫は全く電気代がかかりません 朝氷を4kg入れるだけで一日冷えています

morado
質問者

補足

回答有り難うございます。 >それでは 単相三線式のメリットが全くありません  メリットというのは、倍の容量を取れたり、200Vを取り出せたりという事ですね? 単相二線で充分な時は、赤か黒かのどちらか一方を選べば、白の欠相による、 過電圧事故は原理的に起きないわけですね? 生半可以下の知識なので、誤解があったら指摘して頂けると有り難いです。

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