成年被後見人

質問

が日常生活に関する30万円分の契約をしたら取り消せませんか？

回答No.2

hekiyu

成年被後見人の判断能力が無いので、成年後見人を
つけるのですから、場合にもよりますが、原則、取り消し
ないし、無効を主張できます。

取り消し、又は無効になっても、後見関係は
登記されていますから、建前上は相手に不測の損害を
及ぼすことも無いわけです。

回答No.1

17891917

こんにちは。

そもそも「３０万円分の契約」というものが，民法9条ただし書の「日常生活に関する行為」にあたるかが問題です。これは，その被後見人の経済事情とともに「その法律行為の種類，性質等をも十分に考慮」（民法761条の解釈に関する最高裁昭和44年12月18日判決参照）して決めるべきだと思いますが，被後見人保護の趣旨からして，「３０万円分の契約」は通常「日常生活に関する行為」には該当せず，取消しができるのではないかと思います。

具体的にはどういう契約だったのでしょうか？