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プレイヤー(PL)の選択で迷っています。
PLを選んでいる所です。アンプは真空管になります。主にJAZZを聴いているので、ガラードを候補と思っていますが、301と401では音質的に変わるのでしょうか?その他にもお薦めは何かありますでしょうか?
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>301と401では音質的に変わるのでしょうか? 変わるようですね。 どう音質が違うと感じるのかは人それぞれですし、言葉で言い表すことも難しいでしょうが、301 と 401 とでは Structure も Parts も異なりますので、当然、繊細な Pick Up が創り出す音にも違いが生じます。 実際に両者を所有して聴き較べたことのある海外の Audio Mania 達の Page を見ると、例えば http://www.analogue-classics.com/html/garrard_301.html のように 401 を手に入れたものの手放して 301 を Main に据えたとする人が幾人か見受けられ、301 の方が好まれているように見えます。 401 は一目見て Design が大きく変わっているように、高 Torque Motor への転換と共に Powerful な Motor に合わせて Chassis から変更が行われたものですが、Idler や Spindle にかかる負担が大きくなったことからか、経年変化で Rumble が大きくなることが知られていました。・・・日本ではそのような情報を聞いたことがなかったのですが、US では何件か聞いたことがあって「選ぶならば 301 だろうね」と聞いたものです。 真空管 Amplifier を用いて Jazz を聴くとのことですので、Pick Up Cartridge は SHURE V15、Speaker System は 70 年代以前の JBL 辺りが定番となるのでしょうが、301 は工作精度の高い時代のものではないので Disc Center の揺らぎに追従して Pick Up Center を常に維持できる高感度の Tone Arm が要求されるようですね・・・上記 Mania の Page でも SME 3009/3012 が良いとしていますね。 なお 301 も 401 も、最長で半年、マメな人は (使わない時でも!) 3 ヶ月に 1 度は Spindle 上面の Felt に SAE10 などの潤滑油を垂らし、数年毎に Idler を交換、Motor も Spndle と同じく SAE10 Oil で古化した Oil を溶かし出して SAE50 Oil で仕上げるといった Maintenance を行っているもので、これを欠かすと 401 の Rumble 問題などが生じてきます。(Idler は使わなくても変形してきますので、数年、長くとも 10 年以内には交換を要します) 401 はもともと定期的な Maintenance が行われるのが当然である Radio 局などの送り出し用 Turn Table として Design されたものですので、これを知らずに放ったらかしで使い続ける Consumer に Rumble 問題が生じたというオチなのかも知れませんね。 ・・・Phono Disc Turn Table に限らず、Belt、Idler、Pulley、Head 等々、昔の Analog 製品は日々の Maintenance こそが性能を維持させる基本でしたので、大変です(笑)。 ・・・とは言え http://garrard301.jp/ のような専門の Shop が面倒を見てくれる Turn Table ですので、きちんと整備されたものであれば不安はないだろうと思います。 (Maintenance の方法も上記店などで詳しく聞かれると良いでしょう)
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- senryou
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初めまして。 レコードプレーヤをお捜しですね。 何故、ガラードなんですか? 真空管アンプとの事ですが、何年頃に製作されたアンプでしょうか? まず、ガラードですが 301と401を比べると、 若干ですが401の方が音の立ち上がりが良いように聞こえます。 が、どちらにしても、モーターのトルクが弱いので、 立ち上がりが良く、繊細な音は出てきません。 中域が太いと言われる方も大勢おられますが 周波数レンジ、ダイナミックレンジ共に狭いので その様に聞こえるだけだと思います。 質問者様が、どの様な音がお好みなのか判りませんが スピード感あふれる音、 スネアドラムのパン!、ベースの弦を弾いた瞬間のビン!といった音が聞きたいのであれば、 ガラードは、選択肢から外した方が良いと思います。 それからアンプですが ここ25年の間に製作されたアンプであれば、 ガラードには合うと思います。 この頃に製作されたアンプは、 怏々として甘い音がします。 言い換えれば、音の立ち上がりが遅いのです。 (これは、真空管のせいではなく、トランスの材料によるものです。) ですから、どんなプレーヤーやスピーカーをを持ってきても 甘い、雰囲気だけの音が出ます。 ですから、ガラードとの相性が良いのでしょう。 レコードに入っている情報量は、デジタルには及びません。 特に、低域や音の立ち上がりの良さは レコードでは出ません。 デジタルは、音が濁っているとか、周波数レンジが狭いとか言われる方もおられますが システムがデジタルのスピードに追いついていないだけ、と言う事が大多数です。 また、レコードの周波数レンジは、良く出ている物でも、50Hz~17kHz付近です。 話が脱線してしまいました。申し訳ありません。 質問者様が、周波数・ダイナミックレンジが広く、スピード感あふれる音がお好きであれば 良く出来た、DD(ダイレクトドライブ)のプレーヤーをお薦めします。 アイドラドライブやベルトドライブでは出ない音が出てきます。 DENONのコンソールタイプや テクニクスのSP-10mk2/mk3やSP-15等が良いと思います。 可能であれば、ご自宅のシステムで、色々と視聴されるのが最良でしょう。
お礼
お返事を頂きありがとうございました。とても参考になりました。オーディオ初心者な者で、分らぬ事だらけです。何故アイドラが良いのか、ダイレクトだとどこが良いのか分りません。しかし、オーディオは奥が深いし聴く環境も人それぞれなので、失敗を恐れずトライして学ばなくてはいけませんね!私の環境は、真空管アンプがアルテック 1569Ax2モノラル ,ダイナコ70,WE300Bシングル等です。CDPはルボックスとコルグのウエストゲートを使い返還したDSDをソニーで聴いております。スピカーはツルーソニック205AX 38cmになります。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ もう、かなり昔の記憶なのですけれど、別々の人のオーディオ機器で聴いた事があります。 プレーヤーの違いなのか部屋もアンプもスピーカーも利用者も違う環境だったのでなんとも言えませんが、、、 おそらく、中学生に成ってからだと記憶します。 音質よりも見た目の違いが大きいですね(苦笑) それよりも、なにぶんヴィンテージ物ですので、メンテナンスが行き渡っていて状態の良い固体の方が好ましいはずです。両機とも基本的な構造が簡素なためメンテナンス次第で超長寿命も可能なんですね。(同年代のトーレンスは、その部分で衰退でしょう。) また、どちらの機種も局用プレーヤーという場合は鋼鉄フレームにサスペンションと言う組み合わせも有るのですが、純粋なオーディオ的利用では、従来通りの木製プレーヤーボードと上手に組み合わせた方が良いようです。
お礼
お返事を頂きましてありがとうございました。中学生の時にお聴きになったのですか!!いい環境でしたね。ご指摘の通りだと思います。購入するにしてもメンテナンスの事もあり、少し悩む所がありますね。
お礼
大変詳しく教えて頂きありがとうございました。メンテナンスさえしっかりしておけば、今後も使用可能であると思います。しかし、何回も買え変える事は出来ないので、よく考えて購入してみたいと思います。