不動産購入で引渡し直前にトラブル（長文です）

質問

中古一軒家購入で11/11契約で12/10決済、12/13引渡しが決まっていました。しかし、11/29になって雨漏りとその同じ個所に白蟻が見つかったとのこと（家を支えるために重要な柱にです）。突然のことでびっくりしました。契約書を確認すると「引渡し前までにみつかった瑕疵は売主が回復」また、付帯表には「白蟻　なし（存在が認められない）」ということで仲介の不動産屋の印が入っています。

売主が引越しのため家具を動かしたところ、見つかったとのことですが、売主は最初、50万で直して（それ以上費用がかかったら買主負担）50万をおわびに包んで示談の話をしてきましたが、買主の私どもとしては「白蟻の巣くっている家の査定は０円なので家の査定分500万円値引き、さらに完璧に修復渡し」を要求しました。また、どう見積もっても修復に100～200万かかるとのこと。ところが、結局300万円の値引き、修復はなしとの返答でしたので契約は白紙に戻す方向で決まりました。
ですが、私たちも楽しみにしておりましたし、引越しの用意も済み、今すんでいる家も引き払う手続きを済ませております。今の家も次に入居が決まっていて退去延期はできない現実。
●新たに引越しにかかる費用
●次の入居先の敷金、礼金
●違約金
●慰謝料
●そこに住むとの前提で申し込んだ幼稚園の申込金（返金なし）
●手数料、印紙代などすでに支払った金
●その他
上記で法的に請求できるものを教えてください。また空いては売主にでしょうか？仲介の査定をした不動産屋でしょうか？
不動産屋は仲介の査定時に調査を怠って査定表には白蟻、雨漏りなしと書いてあるとのこと（見せてはもらえませんでしたが、なしとかいてあるからだろうと問い詰めるとおっしゃるとおりですと認めました。）

すでに退去まで２週間でとても困っています。どうか無知な私たちを助けてください。

回答No.2

jayko · ベストアンサー

ANo.#1です。
すみません。経験者と言っても、業者の方の経験者です。

たしかにドアの開閉等は最低でも調べることになっています。
しかも売主さんが事前に知っていた可能性が高いのであれば、話はぜんぜん違ってきます。
お住まいの都道府県の住宅局に苦情を申し立ててみて下さい。条件が揃えば間に入って調停してくれます。免許権者ですから、ここに逆らえば業者も免停になります。身近では一番効き目があります。
あとは消費者生活センターですか。いま思い出したのですが、私が中学生の時に親が購入した新築戸建てが、半年でシロアリにやられたのです。しかもシロアリ保証を業者から受けてなかったのですが、消費者生活センターを上手く利用して全額負担させました。
個人の力では限界がありますので、こういったところを利用される方がスムーズです。下手に裁判などしても、業法を軽視されたりする場合もありますので、圧力をかけながら話し合いで解決されるのがいいかもしれません。

お礼

ご回答なんどもありがとうございます。jyako様のご回答とおり、不動産屋に生活センターなどのことを匂わしますと急に態度が変わり、かなり売主に対して働きかけるようになり、７分（値引きや補修など）までこちらの言い分が通るようになりました。家族で話し合った結果、10こちらの言い分を通すのもなにかと思い、これで契約実行することにしました。多少、不安は残りますが、相手側も精一杯の誠意を示してくれましたし、なんとかがんばっていくつもりです。本当にありがとうございました。昨日はその話し合いのため１日出ていたので回答を頂いていたにもかかわらず、お礼が遅くなり申し訳ございませんでした。

回答No.3

hidekiasa

こんにちは。
大変でしたね。

日本の不動産取引はまだまだいいかげんなところが
多いのが現状です。
さて、
最近は下記のような第三者機関がありますので
一度ご相談されてみてはいかがですか？

次回新居を探される際にも有用だとおもいます。

参考URL：

http://www.sakurajimusyo.com/tatujin.html

お礼

ご回答ありがとうございました。参考URLに行ってみました。すごいですね、こういう機関があるとは！もうすこし早く知っていれば・・・。一時白紙撤回まで持っていったのですが、結局、購入することに決定しました。しかし、立替の際には有効ですね！ありがとうございました。

回答No.1

jayko

基本的にはご希望どおりになる可能性は低いと思います。
契約の白紙解除できただけでも良かったほうだと考えられます。
まず通常は、本来は売主が完全に修復されていたら、買主からの白紙解除は困難です。手付金を放棄して解除せざるを得ません。売主さんも業者もあくまで「知らなかった」わけですから、法的にも勝目は薄かったと思います。とくに業者には、家具を動かしてまでの調査義務は無いのです。最善の策としては、いまは建物の調査制度がありますので、あなたから業者なり売主さんにこれの実施をお願いすると良かったと思います。しかしこれとて、調査会社はあくまで調査のみで、保証はしてくれません。現在の調査料金では、そこまでのリスクを負えないというのが実情です。
さて、仰っている他の請求項目につていですが、基本的に貰えるものは無いとお考えいただいたほうが宜しいかと思います。可能性があるとすれば、業者に払った手数料のみでしょうか。これは契約が白紙解除されたから、という理由で請求してみる価値はあるでしょう。あとは手付金に対する日数経過分の利息でしょうか。
お腹立ちや、お困りの様子は非常によく分ります。しかし法的には売主さんも業者も、シロアリの被害者としてみられると思っていただければよいと思います。なにせ民法では引渡前に火事で半焼しても、売主に原因が無ければ買主は全額支払った上で、引渡を受ける義務があるのですから。
もしそれでも何とかしたいということであれば、決して法的な手段に訴えてはいけません。文面から推測する限り、売主さんも業者もあまり強硬なようには見受けられません。ここは情に訴えて、少しでも慰謝料を貰えるよう頑張ってみましょう。

お礼

早速のご回答ありがとうございました。法的には無理なんですよね・・・。悔しい思いでいっぱいです。強硬というよりは話し合いに応じてくれない感じでこちらも困っています。あまりのショックで主人も倒れてしまいましたし、踏んだりけったりですね。jayko様も経験者ということで現実を感じました。できるだけ良い方向に持っていくようがんばってみます。

補足

家具を取り除いて調べる義務はないとのことですが、実はその場所にある戸の開閉に異常があり（普通には開け閉めできない）、家具をどけると雨漏りがあり、業者に調べてもらうと白蟻がでてきたという順になります。その戸の開閉の調査を不動産屋は怠り（これは怠ってはいけない項目らしいです）、異常なしということで契約に踏み切りました。また、家具購入のため、事前に部屋を調べさせてくださいというこちらの申し出からすぐに売主からその異常を伝えられたところになんだか、売主は以前より知っていたかのように感じられました。またその後は、話し合いにも「今は酒を飲んでいるから」などとわけのわからない理由で断り、引越し予定日を繰り上げて出て行った様子です。引越し先もかなり遠くで話し合いもままなりません。