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世界の治安が劣悪過ぎる都市の解決策は?
・ブラジル ・南アフリカ共和国のヨハネスブルグ ・メキシコのフアレス市 警察が犯罪を取り締まれない。 警察官やその家族が殺され過ぎる為十分に動けない。 警察関係者が脅され操られまともに機能しない。 貧困。差別と暴力の歴史。 犯罪者の武装。 こうした悲惨な状態から、 治安が大きく回復できた例をご存知の方、 どこにどんなプローチをどれくらいの期間行えば 少しずつ治安を回復させる事ができると思えますか? いろいろ情報、お考えを教えて頂けますと幸いです。
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メキシコ在住です。メキシコの治安の悪さは散々新聞で、それが真実と思い切っている人が多いらしいですね。 まず、メキシコでは上層警察官・政治家が、麻薬マフィアから多額(月50万ドル)の上納金を受け取り、その見返りに彼らを保護していました。それが、現大統領が初めて麻薬退治を麻薬上納金に染まっていない軍隊を使用、本格的にやったものですから、まず、36人中の21人までを逮捕しました。これに逆上したした麻薬マフィア親分の家来が、上納金を払っている警察幹部やその家族の殺害を活発に始めました。そこで、殺害された警察幹部の資産(年収10万ドルなのに何百万ドルもの預金とか、大統領官邸よりも豪華な自宅など)が公になり、多くの警察幹部が麻薬マフィアに殺されるか、軍隊に逮捕される前に海外逃亡となりました。その結果、警察官皆無になった街もあります。そこで、応急処置とし、未経験警察官が高給で募集されたのですが、麻薬組織のほうが優秀人物をかかえているので、結果は一目瞭然です。とにかく、警察になり手がいません。 いまでは、かなり大物の政治家や裁判官までも逮捕されています。 それに、麻薬マフィア親分の逮捕により、麻薬組織の崩壊も成功しています。しかし、隣に巨大な麻薬使用国が存在している以上、この麻薬商売に手をだす人がタケノコのように生まれてくるのも否定できません。その新人麻薬屋たちが勢力を得るために、商売敵と派手に殺し合いをしています。政府もこれを阻止する行動は声でだしても、実行行為は行っていません。麻薬関係者同士の殺害だけが放置されていますが、一般市民を巻き添えにした場合は、凄く早い逮捕となり、厳罰(懲役75年)です。 パナマの元大統領ノリエガ将軍がUSAに逮捕されたとき、コロンビアの麻薬親分が警察との銃撃戦の末、死亡したあとも現メキシコと同じような時期がありました。シンガポールもかっては麻薬の洞窟でしたが、今では世界で一番清潔な国に変わっています。 短時間でこの特殊な治安の悪さをなくするには、昔のように警察・司法・立法が麻薬組織より上納金を受け取り、彼らを保護すれば解決することも熟知しています。しかし、少し教養のある市民は、たとえもっと大きな犠牲を払ったとしても、麻薬の絶滅を望んでいます。そして、次大統領もこの現路線を引き続けることを。多くの国民は気がついていないようですが、来年の次期大統領選出選挙の数ヶ月前に、現大統領が暗殺される可能性は大です。 国境の町・フアレスはUSA密入国予備軍で人口が膨れあがった町で、町はずれの道もない砂漠の中にも人が不法居住をはじめ、そこで多くの女性が強姦殺害されましたが、不法占拠住民すべてをインフラの整備された政府用地に建設、頭金なし、収入の10%を給料天引き支払いの住宅を供与がすすみ、この種の事件は激減しています。 もし、あなたがメキシコに訪問されても、麻薬を買わない・使わない・売らない、また、麻薬が氾濫している場所に行かないかぎり、楽しい旅を続けられることは間違いなしです。スリにあわれた方が恐ろしいかった、と書いておられますが、スリはやられた時は何も感じないです。私は、日本でスリ被害3回、メキシコ45年で1回だけです。
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- scar_2100
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日本でもやれることはたくさんあります。 ・終夜営業の店を廃止する ・不必要な外国人を入国させない ・ラブホテルを廃業させる とかです。 六本木のスターバックスは朝4時まで営業していますが、全くその必要性を理解できません。 ラブホテルが乱立している地域には、必ずデリヘルが集中しています。 不良外国人が増えると、必然的に犯罪が多発します。 社会の自由度は狭められますが、社会秩序と文化を守るためには必要な処置です。
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日本人同士の平和なやり取りから比較すると、 そういう国から来た人の常識は受け入れ難い場合も多いのが 実情なのでしょうね。 海外と同時に国内にも目を向けなければいけないのでしょうね。
- hekiyu
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手短に、犯罪を減らすのであれば、割れ窓理論 が有効です。 結論からいいますと、これは小さな犯罪でも、こまめに 取り締まる、というものです。 これにより、ロスアンゼルスやニューヨークが大幅に 犯罪を減らすことに成功しました。 日本でも、北海道の一部で実施し、大きな成果を あげています。 現在は、殺人などの大きな犯罪は一生懸命に捜査して 検挙率も高いのですが、小さな犯罪は捕まらない人の 方が多いくらいです。 これが問題な訳です。 いきなり、大きな犯罪を侵す人は少ないのです。 皆、小さな犯罪をやって、それがどんどんエスカレート して、大きな犯罪に成長する訳です。 だから、立ち小便のような小さなことにも目をつぶらず 取り締まる。それによって大幅に犯罪を減らすことが 可能になるのです。 勿論、根本的な解決は原因の除去ですが、それには 長い時間が掛かります。途上国ではそれこそ何時になるか 判りません。 その間の繋ぎとして、この手法は有効だと思います。 ただ、民意が未発達の国でこれをやると、政治独裁を 招くかもしれませんが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 割れ窓理論 について少し調べてみました。 中絶ができるようになって暴力から生まれる子供が減った事 からの影響と見られたりどこまでが効果が有るのか不透明視 されている面もあるのですね。 犯罪がエスカレートするのは 社会のルールを破る事に快感を覚える主婦など見ていると 反社会性の刺激も野放しにされれば助長されるだろうなぁと 理解できます。 何もやらないよりは効果が有るかもしれませんが、 その国の教育水準によっては やってみようと支持されない可能性すらありますよね。 どうしたものか・・。 こうした方面の試行に対して 先進国が援助をしてあげれば、 悲しい死を遂げてしまう方を減らせるのかもしれませんが…。 情報ありがとうございます。 1つ勉強になりました。
参考意見です。 私は、多発する犯罪の根本的な原因を対処しないといけないかと思います。 何かの不満(たとえば、政治、年金、税金、義務、所得)を持っている方々が不満を解消するために犯罪をします。 そこに、極端ですが、犯罪をしたら一律死刑にするとなれば、テロや革命になりますから~
お礼
そうですね。 原因の対処が一番の理由ですよね。 しかし重罪化は、1人殺したらもう後は同じと 殺し合いが紛争のように発展し 余計手が付けられなくなるのかもしれませんね。 なんとなくその案を見ていてふと思ったのですが、 治安維持に殺されてしまう警察の代わりに、 頑丈な柱に監視カメラと遠隔操作のライフルを付け、 視野の犯罪者へ実弾か暴徒鎮圧弾で抑止力を効かせ、 カメラとライフルが破壊や盗難されないよう 2~3個1組でカメラ同士を守れる様に設置し、 夜間は余った電力で高圧電流で保護する。 監視ミスや人件費削減に映像解析機器を使う。 あえて治安の安定した地域から試験設置し、 多少でっちあげでも犯罪者のキルカウントを大広告し 人質を取っても 2~3個1組で頭を打ち抜くと恐怖心を植え付ける。 予算に応じて少しずつ増設しながら危険地域に広め、 犯罪者が自由に動けない様に押し込む様に増設し、 逃げ込み易い地形は武装警官で追う。 犯罪を犯しても高く付くと意識させ、 治安を安定させ経済活動が行えるようにし、 逃げ出してしまった産業を再誘致できれば 生活に未来が見え犯罪をしなくても生きていける 希望を持てる様になるかもしれない・・・。 なんて考えましたが、 物陰が多過ぎてあまり大きな抑止力にならない上に そんな予算が有ればもっと豊かになってそうな。 ・・難しいですね。。 どうにかならないものか。。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。 各国が自国の歪みに目を向け社会を改善しない限り 需要が供給源を作り続けるのでしょうか。 >多くの警察幹部が麻薬マフィアに殺されるか、 >軍隊に逮捕される前に海外逃亡となりました。 >その結果、警察官皆無になった街もあります。 凄まじい事態ですね・・。そしてなり手も居ない・・と。 そんな事が起きていたのですね。 色々参考になります。 メキシコ政府は色々頑張ってるんですね。 というかどうにかしたいと頑張っている人達が居る。 という事なんですね。 ご回答ありがとうございました。 勉強になります。