故人の蔵書を適切に処分(売却)する方法について
こんばんは。
先日、仏文学者であった父が亡くなりまして、蔵書を処分する必要があります。ざっと数えただけでも自宅に数千冊の蔵書があります。さらに、父は自分の両親の持っていた家(父の実家)もそのまま維持して書庫代わりに使っていたので、それも含めると本の数は膨大になります。父は家族の住む自宅マンションにもう一室、自分の書斎用にマンションの一室を借りてそこに本も置いていたので、父が亡くなった今本をずっと置いていくわけにもいかず、また父の実家も父が亡くなった今そのまま書庫用に維持する事も難しく、私や他の家族が欲しいと思う本以外は処分しようと思っています。
しかし、父の蔵書は文学系の本が多いとはいえ、フランス文学だけでなく日本文学のものも多く、また美術書なども多数あり、その他広範なジャンルに渡り、本の価値が素人である私や家族からは全くわからない状況です。また、家族には仕事もあり、私は実は海外在住の為、作業に取れる時間も多くはありません。よって、時間を取って少しずつオークションに出品、というような事もできず、かといって、価値のあるものが含まれている可能性のあるものをブックオフのような本の状態のみで価値を判断するところでの売却は避けたく思っています。また、車もないため、持ち込むこともほぼ不可能な状態です。例えば美術書ばかりであれば、その価値のわかるような美術書を扱う古書店などを探すのですが、前述した通り父の趣味が広かった事もありジャンルは後半に及び専門書から一般書、日焼けしてものすごく古いものから、先月買ったようなものまで様々です。古書買い取りなどで検索すると色々店は出ては来るのですが、このような状態でどのような店を選べば良いのかすら皆目見当がつかないでいます。
しっかりと様々なジャンルの価値がわかり査定が出来、(言葉は悪いですが)「ぼったくる」ような事もなく、出張してくれるようなところがあれば一番なのですが、このような古書店が良い、といった店選びのポイントや、このような状況にピッタリのサービスがある、といった紹介、その他アドバイスなどありましたらお願いいたします。また、具体的なサービス名、古書店名を仰って下さる事も歓迎します。こちらは、阪神間と、京都市の近くにそれぞれ家がありますので、具体的な店を仰って下さる場合はご参考にして頂ければと思います(同じ店、サービスを使えるのが希望ですが、別でも構いません)。
宜しくお願いいたします。