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輪番休業の効果について

いろいろな企業が、どういう基準で減ったと称しているのかしりませんが うちは何%削減しましたと宣言しています。 しかし、全体でどの程度減ったかについてはよくわからない状況で しらべても出てきません。 今回問題になったのはピーク電力なわけだから (トータルの消費電力が増えていたとしても、それはしょうがないのは認めますが) ピーク電力が減っていればいいわけですが、    2009年  2010年 2011年 月曜: 火曜: 水曜: 木曜: 金曜: 土曜: 日曜: 各曜日ごとのピーク電力は、どのように変化したのかをまとめた 上の票のようなものってどこかありませんかね? 教えてください。

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回答No.2

私も興味があるので自分で集計してみました。 もとにしたデータは東電のHP「過去の電力使用実績データのダウンロード」からDLしました。 http://www.tepco.co.jp/forecast/html/download-j.html このデータから7月と8月のデータだけ切り出し、そのデータから各日のピーク値を曜日ごとにまとめたものが以下になります。 単位:万kw  2008   2009   2010   集計  2011   削減率                月  AVR  5022   4616   5285   4974   4153   -16.5% 月  MAX  6025   5102   5888   6025   4662   -22.6% 月  MIN  4398   3981   4671   3981   3452   -13.3%                火  AVR  5068   4699   5461   5076   4212   -17.0% 火  MAX  5574   4940   5887   5887   4817   -18.2% 火  MIN  4290   4346   4537   4290   3750   -12.6%                水  AVR  5098   4717   5421   5079   4317   -15.0% 水  MAX  5713   5301   5918   5918   4900   -17.2% 水  MIN  4502   4278   4775   4278   3965   -7.3%                木  AVR  5149   4879   5263   5097   4177   -18.1% 木  MAX  5991   5450   5965   5991   4922   -17.8% 木  MIN  4519   4232   4619   4232   3323   -21.5%                金  AVR  5230   4691   5203   5042   4127   -18.1% 金  MAX  6089   5292   5999   6089   4638   -23.8% 金  MIN  4399   4175   4249   4175   3280   -21.4%                土  AVR  4555   4096   4632   4428   3837   -13.3% 土  MAX  5105   4562   5250   5250   4373   -16.7% 土  MIN  3636   3667   4083   3636   3352   -7.8%                日  AVR  4227   4000   4532   4253   3837   -9.8% 日  MAX  4859   4392   4806   4859   4288   -11.8% 日  MIN  3618   3612   4073   3612   3257   -9.8% ちょっとわかりにくいと思います。 集計欄ですが、2008-2010年の3年間のAVR、MAX、MINを集計しています。 削減率欄は、集計欄に対して計算しています。 削減率を見ると、2011年はすべてマイナスになっています。土日の削減率が低いように見えますので、輪番休業の効果は確かにあったと考えることができると思います。 Excelで集計したのですが、いろいろやっていて正直簡単ではありませんでした。東電のHPを見て気が付いたのですが、気温の要素が大きく影響しているということです。気象庁の気温データも参考にしようかとも考えましたが、個人では手に余るもがあり今回は見送りました。ならばと、分散や標準偏差を取り入れましたが、うまい切り口を見つけられなかったというのが本音です。 結果として、インパクトはありませんが、上記集計結果となります。 いろいろやって気が付いたのですが、お盆期間は過去3年の使用量とまったく変わりがありません。 これは、連休を狙っての操業があったのか、はたまた帰省や旅行の自粛があったのか不明です。 さらに、月火と木金を輪番休日にあてるとすると、水曜日の使用量は変化が少ないと考えたのですが、それもないようです。 これは個人的推測として、輪番休業よりも各人、各家庭、各事業所、各企業などそれぞれの節電努力の結果ではないかと考えています。 少しは参考になるでしょうか? 【余談】 今回、butabeaverさんの質問をきっかけに考えました。 輪番休業は効果が小さいのではないか? エアコンの電力需要が大きいのではないか? 各家庭や各事業所、それぞれの節電効果が大きい!!! エアコンなしで生活できる環境を考えるべき!!!

butabeaver
質問者

お礼

Excellent ものすごく貴重な集計データだと思います。 だれもやっていないならば考察を添えれば論文になるように思います。 確かに気温との相関については、教えていただいた東電のHPに記載があり けっこういい相関がありそうに思いましたが…。 輪番休業の効果というのがどの程度かを見積もるのは確かに 容易ではないですが、 (平年に対する削減率)*5/7 ぐらい、毎日利いていてるのではないかと思います。

その他の回答 (2)

  • TelNo_00
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回答No.3

#2です。 前回の回答はどうも不完全燃焼でして、いろいろ数字をいじっていました。 少し進展がありましたのでご報告がてら再回答です。 MAX  削減率    AVR  削減率    MIN  削減率     金  -23.8%    金  -18.1%    木  -21.5%    削減率が大きい 月  -22.6%    木  -18.1%    金  -21.4%    ↑ 火  -18.2%    火  -17.0%    月  -13.3%     木  -17.8%    月  -16.5%    火  -12.6%                        水  -17.2%    水  -15.0%    日  -9.8%     土  -16.7%    土  -13.3%    土  -7.8%    ↓ 日  -11.8%    日  -9.8%    水  -7.3%    削減率が小さい これは削減率の数字をMAX、AVR、MINごとに並び替えたものです。 これを見ると明らかですが、水曜日は削減率が小さいグループになります。 これを受けて前回答の一部を訂正します。 【訂正前】月火と木金を輪番休日にあてるとすると、水曜日の使用量は変化が少ないと考えたのですが、それもないようです。 【訂正後】水曜日の削減率は確かに少ない。 このことから、水曜日は輪番休業の効果が出ない曜日であると推測すると、水曜日の削減率はそれぞれの省エネ効果の現れた数字であると考えられます。とすれば、月火と木金の削減率から水曜日の削減率を引いた数字が輪番休業の効果と見ることもできます。 その数字は -0.6~-14.2%となります。 次に、この数字を見てください。 各年ごとにその日のピーク電力を曜日ごとに集めて平均したものです。 その標準偏差を求めてみました。 単位:万kw 2008   2009   2010   2011  月   5022   4616   5285   4153  火   5068   4699   5461   4212  水   5098   4717   5421   4317  木   5149   4879   5263   4177  金   5230   4691   5203   4127  土   4555   4096   4632   3837  日   4227   4000   4532   3837 標準偏差  343   313   348   172 見事に平準化されていることがわかります。 個々の数字をいじっている時にはうまくいかなかったのですが、平均して年度ごとにまとめることで気温の影響を軽減できたような気がします。 余談ですが、このピークカットと平準化は電力会社における設備投資の減価償却を容易にするものと考えられます。これは電気料金の負担を抑える効果があります。 節電(停電?)対策として発電機を導入した事業所や、夜間創業を行なったところもあるので、一概に輪番休業の効果とはいえない部分もあります。 しかしながら、ピーク電力の問題を考えた時に、不安定といわれる太陽光発電がピーク電力に合わせて発電量が最大になるのではというメリットに気が付きました。 震災と原発事故が引き金となって始まった節電、輪番休業、サマータイムの導入は、日本の将来を模索する上で貴重な経験となるような気がしています。

butabeaver
質問者

お礼

素晴らしい報告ありがとうございました。 集計手法(Excelの手技等も含む)も含め、何らかの形でこことは別のところにも まとめると、非常に有益な資料になるとおもいます。 ほんとうにべんきょうになりました。 今回、お礼が非常に遅れ申し訳ありませんでした。 今後もよろしくお願いします。

  • DarkMoon
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回答No.1

東電などの、電力会社のサイトはチェックされましたか? 例えば、参照URLの、 今夏の電力需給状況について(PDF:204KB) には、大まかな数値のグラフがあります。

参考URL:
http://www.tepco.co.jp/setsuden/index-j.html
butabeaver
質問者

お礼

http://www.tepco.co.jp/setsuden/images/index_tx06.gif に記載の文書(やましいことでもあるのか?わざわざ画像にしています。) によると、最大電力使用量(ピーク電力のこと?定義は?が1000kW 減ったと称していて、その根拠 http://www.tepco.co.jp/setsuden/pdf/index02-j.pdfは でしょう。 本当に必要なのは曜日ごとの最大値比較と、 曜日ごとの平均値なわけですが…。 これがないと、企業は今年どうするか判断がつかないわけで…。

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