整体の効果

質問

１ヶ月前整体に行って背骨のゆがみを治してもらいました。当初すごい効き目を実感できて楽になったのですが最近寝起きに腰が痛みます。仕事柄肉体労働なのでどうしても体を痛めてしまいます。体の右側ばかりを酷使するので骨がゆがむと先生は仰っていましたが右利きなのでこれは仕方がないです。腰痛対策で腹筋も鍛えているのですがやはり痛いものは痛いんです。
まめに整体に通うしか道はないのでしょうか？

回答No.1

o120441222 · ベストアンサー

＞１ヶ月前整体に行って背骨のゆがみを治してもらいました

歪みは第三者でもわかるような方法で調べましたか？

実は骨格・骨盤の歪みはレントゲンがなくては絶対に分かりません。骨盤とは外からその半分も触れることが出来ませんし、背骨なんかは棘突起という骨の出っ張りの先端のみしか触れることができません。外から触れることが出来ない骨の状態をどうやって知ることが出来るでしょうか？枝先を触れて幹の状態が１００％分かりえるでしょうか？施術の前後で客観的な証明ができているでしょうか？また彼らはそれ患者さんにきちんと示すことができるでしょうか？整体師やマスコミが色々なことを言っていますが、レントゲンが撮れない彼らには絶対に無理です。あることないこといい、お客さんがお金を落とす動機付けを作っているだけです。

例えば、四角い積み木の上部に割り箸を一本、底面に割り箸を二本挿したものを想像してください。四角い積み木が骨盤、一本の割り箸が背骨、二本の割り箸が脚です。背骨や脚に見立てた割り箸が曲がれば、四角い骨盤は傾きます。正面から見て正方形に見えていたものが、（四つの角が直角な）ひし形に見えたとします。さて、果たしてこれは骨盤が歪んだことになると思いますか？

正方形がひし形になるのは、形が変わったからでなく骨盤が歪んだとは言いません。その上下の骨格の異常で骨盤が歪んで見えているだけです。例えば正方形が平行四辺形に見えたり、三角に見えれば、骨盤が歪んだと言えます。

これは実際でも同じことが言えます。側弯症など背骨に原因がある場合、椎間板、股関節、膝など触診が不可能な部分の異常でも、骨格が歪む可能性もあるわけです。整体師やカイロプラクターは、脚の長さの左右差や、骨の表面的な高さ、のみで骨盤歪んでいると判断することが多いです。しかし上記の例のようにこれでは正確な判断とは到底言えません。

過去に実際にこういう質問をしてみました。　「レントゲン検査をしていないのになぜ骨のズレが原因と言い切れるのか？」　と問うたところ　「症状が治るからです」　これを聞いたときは議論するモチベーションがなくなりましたね。例えば映らないテレビがあったとします。「これは中の基盤の位置が悪いんだ」　といい　バン！！　と一撃。テレビが映るようになって　「ほらね俺の行った通りだろ」　。そんな馬鹿な話があると思いますか？

私の知り合いにも元整体師が数人いますが「骨盤矯正はセールストーク」と言い切っていました（汗；
彼らは言葉巧みに、根拠のない治療を受けるように言い寄ってきます。中には首への治療のように危険なものも含まれています。これは厚生労働省でも警告しています。医療まがい（根拠が無い）のセールストークには十分お気をつけ下さい。

＞まめに整体に通うしか道はないのでしょうか？

日本には整体と言う国家資格はありませんので、誰でも明日から整体師やカイロプラクターになれます。早い話し自称です。当然教育制度もバラバラです。スクール、就職やアルバイト、徒弟や世襲などならまだいいほうで、趣味、通信講座、半日講習なんてのにはびっくりです。これでは生理、解剖や臨床医学など全く学ぶ余裕がありません。医療に携わるものとしての最低限の知識すらない輩もゴロゴロいるわけです。私の知り合いにも元整体師が何人かいますが、ご多分にもれずこの部類です。このような者でも平気で整体師やカイロプラクターとして世に出ているのです。

教育制度が一定でなければ当然　“これが整体だ”　というものがありません。あるものはマッサージ、あるものはストレッチ、あるものは背骨をポキポキ・・・などなど　「私が整体と言えば整体」　という世界なのです。

背骨と背骨の間に椎間板というクッションがありますが、整体やカイロ（ボキボキするもの）で薄くなるということが確認されています。私は実際にある患者さんを例に、一年前と一年後のレントゲン画像を調べました。私も最初見た時はビックリしました。明らかに普通の生活で劣化するレベルの域を超えています。一回ぐらいでは大丈夫だと思いますが、一年も通えば驚異的なスピードで椎間板は劣化します。長期的に見れば確実に悪化します。非常に恐ろしいですから、整体やカイロをはじめとする、無資格治療院にはお気をつけ下さい。

最後になりましたが、私は今回貴方が治癒に向かっていることは否定しません。しかし理論のない治療は時としてリスクが高いことをご承知ください。個人的には整形外科の治療を基本に、鍼治療をプラスするのがベストだと思います。長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。

補足

整形外科にも行きましたがレントゲンを撮ったところ異常なしと言われました。整形外科では骨折でもしてない限り少しの骨の歪みは異常なしと判定されるのです。とくに処方もされず腹筋を鍛えてくださいとのことでした。
それで整体に行ったわけです。

回答No.3

kure-yuku

だいぶお困りのようですね。

現実問題として、しばらくは整体に通うのが一番ですね。仕事が大切ですから。

しかし整体も針も、効果は一定期間しか続きません。

「身体の歪み」の定義はさておき、どうしたら仕事で腰が痛まなくなるかが、問題なわけです。

身体から離れた所で重い物を持たない。
重い物を持つ時はできる限りへそを向ける。
脚を伸ばして背中だけ曲げて重い物を持たない。
身体の片側だけで物を持つようにしない、どうしても避けられない時は左右交互に持つ。

これらの動きのコツは、すでに実行されているかもしれません。それでも体質的に弱い人は、身体が痛くなります。

骨格が歪んで見えるのは、筋肉が疲労して、ちゃんと伸び縮みしなくなるからです。それでも動かさなければならなくなるために、身体が過剰適応して、通常あるべきではない関節の使い方をするようになる。

いわゆる「身体が歪む」わけです。

しかしこれは、疲労が取れて筋肉が弾力を回復すれば、大抵は自然に治ります。

上手なマッサージや指圧、針治療、ストレッチなどが効果をあらわす理由です。ヨガやピラティスなどを真似してみるのも効果的です。腹筋だけ鍛えるより、ストレッチなどの方が効果的だと私は考えています。

また、ポキポキとしないソフトな代替療法もあります。

中でも「腱引き」と「操体」とがお勧めできますが、保証はできません。

施術者によっては、上手い下手、性格のクセもあるかと思います。御自分でググってみて、いいかなと思われたら、試してみてはいかがでしょうか。

この外に、ベタですが、温泉は効果があるかと思います。

もちろん上記のものは、ヘルニアなどの重篤な病気の場合は、効果がありません。単純な疲労が原因で、レントゲンで異常の無い場合には有効という意味です。

早く治ると良いですね。

回答No.2

o120441222

No.1です。補足ありがとうございます。

＞整形外科にも行きましたがレントゲンを撮ったところ異常なしと言われました。整形外科では骨折でもしてない限り少しの骨の歪みは異常なしと判定されるのです。とくに処方もされず腹筋を鍛えてくださいとのことでした。

整体は　“骨の歪みがなくても異常あり”　と判断します。彼らには骨の正確に検査する施設も機械も知識もないのです。レントゲンのように広く第三者にも分かるような証拠が無ければ理論として成り立ちません。整体師が「骨格が歪んでいる」といい、貴方は実際に回復した。私は回復したことは否定しません。骨の周りには筋肉、神経、血管、関節包、腱、靭帯など様々な組織があるわけです。治療によって骨ではなく、それらの組織に作用し腰痛が軽快した可能性もあると思いませんか？レントゲンで治療前、治療後で骨の矯正が確認できなければ、残念ですが骨の矯正効果の正当性を証明する材料が乏しいわけです。

その理論を信じるのは構いませんが、骨や関節、骨格など現代医学的な考え方に基づくものなら、現代医学をもって論じる必要があると思います。そのような観点から日本における整体やカイロの理論は最初から破綻しているのです。ちなみにアメリカのカイロプラクティックはちゃんとレントゲンを撮って行うようですよ。例えば東洋医学の　「気の流れ、脈、ツボ」　という話ならば、現代医学で論じることができませんので、個人的にはそれもありなのかなと思います。

長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。