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プロが弟子をとることのメリット
- プロが弟子をとるメリットとは?
- 昔と現代の弟子のメリットの違い
- 師匠にとって弟子をとるメリットとは?
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質問者が選んだベストアンサー
以下、プロは棋院認定のプロのみを指し、指導将棋などでお金を稼いでいてもプロでないとして書きますが、 > 将棋の実力とは別に、弟子、孫弟子が多い師匠はでかい顔をしていられるような慣習があるのでしょうか? 私はこれだと思いますね。 弟子の中から名人や本因坊などタイトルホルダーを多数輩出した「木谷一門」は、囲碁界では有名です。囲碁史に「大・木谷」の名前は永久に残るでしょう。 今、井山という若い名人が囲碁界で活躍していますが、彼の師匠は、失礼ながらテレビに出られるほどの力はありませんが、彼が出世し始めてから、「彼の師匠」として時々テレビで話をするのを見かけるようになりました。うれしそうです(もちろん、テレビに出られることがではなくて、"私の弟子" と言える子の活躍が)。 何かの本で読んだ話ですが、将棋はプロ棋士の誰かの弟子にならない(師匠を登録しないと)とプロの棋士にはなれないそうですね。 そういうルールにしてある、らしいです。 囲碁は、試験を受けて合格すれば誰でもプロになれるようです。 ですから、将棋でも、まったくメリットがなく、イヤなら師匠を持たなくてもプロになれるように改正すればいいのだと思います。 でも、師匠なしにはプロになれない仕組みにしているのは、やはり「メリットあり」と感じているのではないかと思います (将棋界への恩返し・義務感からなら、もっと弟子に将棋を教えればいいと思うのですが、師匠から将棋を指して教えてもらうのは弟子入りした時と4段になって独立した時だけだった、とかいう話を耳にしたりするのはなぜ?)。 質問者さんは『弟子にある唯一の権利は師匠選びだけ。一生に一度の権利行使』とおっしゃっていますが、加藤一二三九段が数年前、自分の師匠を取り替えた話はご存じでしょうか。 私は将棋はよくわかりませんが、新聞記事をみてビックリしたので、私の勘違いではないと思うのです。けっこう自由なんじゃないでしょうか。
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- mekuriya
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メリットはありません。プロ棋士はそれが将棋界への恩返しと考えて弟子を取っているのです。 弟子が出世してタイトル戦の常連にでもなれば、解説、審判、監修、講演などの余禄が生じる場合もありますが、それはあくまでおまけ。それを目当てにしているプロ棋士などいない。 メリットも規定も義務も養成費も何にも無い。損得勘定では無いのです。 ケースバイケースですけどね。義理のある人からの紹介で断れなかったという場合もあるし、自分が名人になれなかった夢を弟子に託すといった人もいるし、人それぞれだとは思いますが、直接的なメリットは何もありません。
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ありがとうございます。 損得勘定では計算できないものなのですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 弟子が活躍すると師匠も鼻が高いんですね。 >何かの本で読んだ話ですが、将棋はプロ棋士の誰かの弟子にならない(師匠を登録しないと)とプロの棋士にはなれないそうですね。 プロスポーツでは競輪、競艇、オートレースがそうですね。それぞれの養成学校に入学する際に、保証人2人を用意しないといけない。一人は肉親で、もう一人は必ず現役の選手であること。つまり、ここで師弟関係を結んでおかないと入学すらできない。まあ、京都の老舗料亭の「一見さんお断り」みたいなもんでしょうね。弟子の不始末は師匠に責任が及ぶ、と。 囲碁は違うんですね。自由ですね。 >(将棋界への恩返し・義務感からなら、もっと弟子に将棋を教えればいいと思うのですが、師匠から将棋を指して教えてもらうのは弟子入りした時と4段になって独立した時だけだった、とかいう話を耳にしたりするのはなぜ?)。 なぜでしょうね? もったいぶって「師匠は威厳あるもの」としたいのでしょうかね? >質問者さんは『弟子にある唯一の権利は師匠選びだけ。一生に一度の権利行使』とおっしゃっていますが、加藤一二三九段が数年前、自分の師匠を取り替えた話はご存じでしょうか。 いやー、ぜんぜん知りませんでした。ってかそれほど将棋知らんもので。 でも師匠替えってすごいことしますね。師匠側に何か問題でもあったんですか?(のら猫に餌やって裁判された人じゃないですよね)