• ベストアンサー

運動すると血糖値が下がる原理を教えてください。

質問(1)運動などで血糖値が下がるとグルカゴンが分泌され血中へのグルコース供給量が増し血糖値を維持しているのは分かります。ではなぜ運動すると血糖値が下がるのでしょうか 質問(2)摂取したグルコースはどこに蓄えられますか? 『主に肝臓』という答え方で良いですか? よろしくお願い致します

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#194289
noname#194289
回答No.1

余分のグルコースは糖毒性を発揮します。具体的にはタンパク質と反応して、全身の細胞の内外にある酵素やそのほかの蛋白質の働きを低下させます。要するに細胞の代謝全般に悪影響を及ぼします。一方適量のグルコースは全身の細胞のエネルギー源として不可欠でもあります。いわばグルコースは両刃の剣的なものということになります。体は余分のグルコースを無害なものに変えて貯蔵する機能を持っています。筋肉や肝臓はグルコースをグリコゲンにして蓄えます。脂肪細胞は脂肪の形で蓄えます。筋肉は運動によってグルコースを消費しますが、インスリンがなくてもグルコースを取り込んでグリコゲンに返るために血糖値を下げることに貢献しています。運動療法の意味は二つあります。一つはグルコースの消費ですが二つ目はよく使っている筋肉はグルコースをグリコゲンに変えてくれるので、日ごろ運動をして筋肉を増やしておくと血糖が下がりやすくなります。ただ筋肉のグリコゲンはグルコースに変えられても筋肉によってしか使われませんが、肝臓のグリコゲンは血糖が減って来るとグルコースに変えられ血液の中に放出されます。糖尿病の場合運動療法が有効なのは筋肉を増やすことのほかにインスリンがなくとも血糖を下げてくれることにもよるはずです。血糖を下げるという意味では肝臓よりも筋肉の役割のほうが多いと思います。ただ長期的には脂肪細胞の役割も大切です。また筋肉は血糖が下がってkると筋肉のタンパク質を分解してアミノ酸を作るこのアミノ酸が肝臓に送られて肝臓で合成されたグルコースが血液の中に放出されて血糖を上げる結果になります。これは早朝起床時などに毎日起こっていることだと聞きました。この意味でも筋肉の働きというのは大変大きいものだと思います。

thinkover
質問者

お礼

わたしのためにお時間をさいて回答をしてくださりありがとうございました(o^∀^o) これからもっと勉強に励みます♪

その他の回答 (1)

回答No.2

1)糖輸送担体(GLUT4)によってインスリンに依存することなく、血糖が取り込まれるからです。 2)肝臓と筋肉です。(筋肉のグリコーゲンは、血糖値の維持には利用されません。)

thinkover
質問者

お礼

わたしのためにお時間をさいて回答してくださりありがとうございました!

関連するQ&A

  • ランゲルハンス島の細胞について

    こんにちは。 ランゲルハンス島の細胞の反応についてなんですが 高血糖の場合、すい臓のランゲルハンス島β細胞が刺激され インスリンが分泌されるとなっています。(壱) 低血糖の場合、ランゲルハンス島α細胞が刺激され、 グルカゴンが分泌されると書いています。(弐) それで、問題でグルカゴンとインスリンについて書きなさい、とあったんですが 教科書にある答えは グルカゴン:低血糖をβ細胞が直接感知して、また低血糖を感知した間脳視床下部から 交感神経の刺激で分泌され、肝臓でのグリコーゲンからグルコースへの分解を 促進して血糖量を増加させる。(参) インスリン:高血糖をα細胞が直接感知して、また高血糖を感知した間脳視床下部から 副交感神経への刺激で分泌され、グルコースの細胞内への取り込みや 肝臓でのグリコーゲン合成を促進し、血糖量を減少させる。(四) となっています。 壱を見ると高血糖の場合はβ細胞が関係あるように書いてあるんですが β細胞が関係あるのは参を見るとグルカゴンのように思われます。 でも実際は分泌されるのはインスリン。 また弐を見ると低血糖の場合α細胞が関係しているように書いていますが α細胞が関係しているのは四のようにインスリンだと思われます。 でもこっちは実際分泌されるのはグルカゴン。 壱と参、弐と四、書いてあることが矛盾しているように思えます。 α細胞が感知するとインスリン。刺激されるとグルカゴン。 β細胞が感知するとグルカゴン。刺激されるとインスリン。 というのはおかしくないでしょうか? あたまがこんがらがってどちらがどちらだかよく分かりません。 この部分がよく分からなくてたずねさせてもらいました。 どなたか分かりやすく教えていただけないでしょうか? おねがいします。

  • 運動すると血糖値は上がりますか?下がりますか?

    運動すると血糖値は上がりますか?下がりますか? どちらも聞いたことがあるのですが 例えば ストレスを感じている時はノルアドレナリンが分泌され血糖値が上がるとか 空腹時運動するとグリコーゲンの分解で糖新生により血糖値が上がるとか 聞いたんですが ストレスには運動がいいともよく聞きます。でもそれだと ストレスと運動のダブルパンチで更に血糖値が上がり過ぎてしまうのではないでしょうか? また血糖値コントロールには食後一時間後の運動が良い言われていますが もし運動すると血糖値が上がるなら 食事で血糖値が上がっている状態で運動したら更に上がってしまって 糖尿病の方には良くないのでは?とも思います。 あるいは血糖値の低い時に運動すると血糖値は上がって 高い時に運動すると下がるのでしょうか? そのへんの仕組みがどうなっているのかよろしくお願いします。 それほど知識がないので簡単な言葉で教えていただければ有り難いです。

  • 血糖値上昇に影響する因子

    血糖値の上昇に影響する因子について勉強しています。 ホルモンについて質問です。 低血糖に反応して分泌されるホルモンとしては、 グルカゴン、成長ホルモン、コルチゾール、アドレナリンがありますが、 サイロキシンは低血糖に反応して分泌されるわけではなく、 分泌された場合に血糖上昇に働くということでしょうか。 それとも低血糖の場合に分泌が促進されるのでしょうか。

  • 低インシュリンダイエットで最近流行の血糖値をあげないお茶は有効?

    低インシュリンダイエットは 「インシュリンを低くおさえる食品を取ることで、血糖値を低く保ち、インシュリンの脂肪合成を阻止し、脂肪燃焼をすすめます。インシュリンには、血中の糖がエネルギーとして消費されるのを促進する働きと、消費されずに残った糖を脂肪細胞に運んでたくわえさせる働きがあります。このインシュリンの分泌量を低く抑えると、糖が脂肪細胞へ運ばれにくくなります。また、脂肪細胞からエネルギーを引き出して消費させるグルカゴンの分泌もうながされます。」 との事ですが、最近流行の食前に飲んで血糖値をあげないようにするお茶ってダイエットとしても使えるんでしょうか?

  • 血糖値の感知について質問です。

    血糖値の感知について質問です。 まとめをしているうちに分からなくなってしまったんですが、血糖値が低いときは(1)視床下部が感知して交感神経を刺激してアドレナリンを分泌する(2)すい臓のランゲルハンス島が直接感知してグルカゴンを分泌する、ですよね? そしたら、血糖値が高いときはどこが感知するのかなーと調べてみたところ、視床下部が感知してインスリンを分泌、とランゲルハンス島が直接感知してインスリンを分泌、の両方が出てきてしまったんです。。 どちらが正しいんでしょうか??両方なのですか??

  • 肝臓悪いことが運動に及ぼす影響とは?

    非常に疲れやすいと聞いています。これは運動するときに使うグルコースをクギコーゲンとして貯めていいる肝臓が悪くて貯められなくなってエネルギー供給ができなくなるからでしょうか?

  • 血糖低下、上昇の感知について

    生物学、医学、生理学に詳しい方教えて下さい。 以前、同じ題材に関する質問をさせていただきました。そして、自身でも調べてみました。以前ご回答いただいた方、どうもありがとうございました。もう一度、この件に関して新しい知見が見いだされているか気になったので、質問させて下さい。 膵臓のβ細胞は、血糖そのものの上昇を感知しているわけでなく、ATP濃度を感知しているかと思います。具体的には、β細胞のグルコーストランスポーターを通じて、グルコースがβ細胞に流入する。そして、代謝されることで、ATPが合成され、このATP濃度の上昇を感知したATP感受性Kチャネルが閉じることで、β細胞が脱分極を起こす。それによって、細胞膜に存在する電位依存性カルシウムチャネルが開くことで、細胞内のカルシウムイオン濃度が上昇し、インスリンがエキソサイトーシスによって分泌されるかと思います。 ここで、教えていただきたいのですが、膵臓のα細胞が、血糖の低下を感知して、グルカゴンを分泌するメカニズムは、β細胞が血糖上昇という情報をATP濃度上昇という情報を下に間接的に感知するように分かっているのでしょうか? また、視床下部のグルコース感受性ニューロンの血糖の感知のメカニズムなど、わかっているものなのでしょうか?(フィードバック以外の、血糖感知によるACTHやTRH分泌調節機構) ご存知の方、お詳しい方いらっしゃいましたら教えて下さい。 よろしくお願い致します。

  • たばことインシュリングルカゴン関係性

    たばこを吸うとインシュリン抵抗性ができると聞きます。 またグルカゴンの分泌を促し一時的に血糖値もあがるとききます。 私は炭水化物を食べるとすぐににきびができてしまう体質なのでファセオラミンやギムネマを摂取して少しでも糖の吸収を遅らせるように努力しているのですがたばこを吸うと糖の吸収を遅らせるような作用はあるのでしょうか? また炭水化物を食べてインシュリンが分泌されているときにグルカゴンの分泌を促す食べ物を食べた場合血糖値自体は上がると思うのですがグルカゴンによりインシュリンの働きが鈍くなり糖の吸収を弱らせるということはありますか?よろしくおねがいします。

  • 部分痩せの為の運動(脂肪燃焼について)

    最近、ダイエットのために運動をするようにしています。 有酸素運動を長時間するのが効果的という事は理解しました。 脂肪燃焼の仕組みを調べていたのですが、運動することによって、血糖値が下がり、安定させるためにグルカゴンが分泌。 脂肪分解酵素リバーゼが体脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解。 脂肪酸が血中に入り、遊離脂肪酸になる。 血液により筋肉に運ばれエネルギーとして消費 と、分かりました。でも、一旦血液中にはいるのだったら、部分痩せの為の運動って、その部分に筋肉がつくだけじゃないかと、思います。 なぜ、痩せたい部分を動かすと、その部分の脂肪が減るのか教えてください。

  • 血糖値上昇、低下の感知について

    血糖調節について、血糖値を上昇させるとき、グルカゴンが分泌されると思います。 生理学の本で調べた所、迷走神経がムスカリン作用様式により、分泌を促進し、交感神経はβ作用によって分泌促進とα作用による分泌抑制の両作用を持つと記述されてました。 この血糖値の上昇や低下は、視床下部の自律神経系による感知なのでしょうか? それとも、視床下部に限らず、自律神経系を構成する細胞全体もしくは、膵臓のランゲルハンス細胞そのものが、血糖値の上昇、低下を感知できる機能が備わっているのでしょうか? また、血糖値の上昇低下は、もっといえば、どのような分子メカニズムで感知されるのでしょうか? 長々と大変恐縮ですが、是非教えてください。よろしくお願い致します。