- ベストアンサー
運動量保存の法則の現象について
はじめまして。早速質問なのですが、例えば同じ質量の5個の球を お互いに近接して並べまして、端っこから一個球をぶ突けると逆端から一個球が飛び出る2個なら2個・・・ってゆう おもちゃがありますよね。 あれは何故、2個ぶつけると 1個飛び出て、速さは倍みたいなことにならないのでしょうか? 教えていただけるとうれしいです。 拙い文章で申し訳ないです。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1個飛び出て、速さは倍みたいなことにならない理由ですが...そんなことが起こってしまうと、衝突の前後で運動エネルギーが2倍に増加してしまいます。これは不可能。(運動エネルギーは、速度の二乗に比例ですからね) 逆に、 1個ぶつけたら、2個飛び出して速さは半分 ということも、普通は起こらないですよね。 だけど、#1さんが言われた、「2個が接着剤でくっついていた場合」は、この現象が起こります。 接着を破壊するほどのエネルギーが与えられていないからです。この場合は、衝突の際に運動エネルギーの半分が失われて、熱等に変わります。 もちろん、接着を破壊するほどの勢いで衝突すれば、この限りではありません。
その他の回答 (4)
- keyguy
- ベストアンサー率28% (135/469)
質量mの玉xが左から速さv(>0)で静止している質量mの玉yにぶつかりxが右に速さv1で動きだしyが右に速さv2で動き出したとする。 運動量保存の法則により m・v=m・v1+m・v2 力学的エネルギー保存の法則により m・v^2/2=m・v1^2/2+m・v2^2/2 明らかにv1<v2である。 すなわち v1=v-v2・・・(1) v^2=v1^2+v2^2・・・(2) v1<v2・・・(3) (1)を(2)に代入して v2・(v-v2)=0・・・(1’) (1)を(3)に代入して v/2<v2・・・(2’) (1’)と(2’)より v2=v よって v1=v-v2=0 1対1の結果を以下で利用します。 隣接して速さvで右に動いている等質量の3つの玉(左からa,b,cとする)が隣接して静止している等質量の2つの玉(左からd,eとする)にぶつかると以下の現象が起こります。 (1)速さvで右に動いているcが静止しているdにぶつかりcが静止しdが速さvで右に動き出す。 (2)速さvで右に動いているdが静止しているeにぶつかりdが静止しeが速さvで右に動き出す。 (3)速さvで右に動いているbが静止しているcにぶつかりbが静止しcが速さvで右に動き出す。 (4)速さvで右に動いているcが静止しているdにぶつかりcが静止しdが速さvで右に動き出す。 (5)速さvで右に動いているaが静止しているbにぶつかりaが静止しbが速さvで右に動き出す。 (6)速さvで右に動いているbが静止しているcにぶつかりbが静止しcが速さvで右に動き出す。 この結果衝突後 aとbが静止しcとdとeが隣接して速さvで右に動き出すことになります。
お礼
詳しい解説&回答ありがとうございます。
- 0shiete
- ベストアンサー率30% (148/492)
運動している物体のもつ運動エネルギーは (1/2)*m*v^2 で計算されます。 m:物体の質量 v:運動の速さ (*は掛け算で、v^2はvの2乗を表します) すると、もし1個が倍の早さで飛び出るとすると 飛び出たあとの球の合計運動エネルギーが、 (1/2)*m*(2*v)^2 となります。 ぶつかる前の球の運動エネルギーは (1/2)*(2*m)*v^2 なので、衝突の前後の運動エネルギーが 一致しません。 よって、1個が倍の速さで飛び出ることはないといえます。
お礼
回答ありがとうございます。
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
運動量保存の法則とエネルギー保存の法則が両方とも成り立つという条件で、 球の個数と速度が同じになります。 簡単に考えるとぶつける球に若干の時間差をおいて考えると判りやすいです。
お礼
回答ありがとうございます。
- nitto3
- ベストアンサー率21% (2656/12205)
同時性の問題かなあ、同時にぶつけているつもりでも 瞬間的には同時ではなく連続してぶつけているからです。 二個を接着剤などで付けておいたらなるかもしれませんよ。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。運動エネルギーも前後で同じならば、このような現象も可能性においてはアリになるのですかねぇ。(質量がエネルギーに変換されるみたいな・・・。