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セイヨウハシバミが育ちません。
一年程前セイヨウハシバミ(ヘーゼルナッツ)を2本購入しました。 一か月ほど買った時のままの土で様子を見て、初冬の頃所有する山に植えました。 以降様子を見に度々行って見るのですが、ほとんど生長した様子が見られません。 背丈は30cmほどで葉っぱは数枚程度あります。枯れてはいない様子ですが。 数年前にもハシバミ(日本種)を植えてみたのですがやはり同じようにほとんど生長せず その後枯れてしまったのか消失していました。 私の山は段々畑で土は赤土なので土が合っていないのかとも思います。(土壌ph) 実際に植えておられる方がいらっしゃいましたら是非教えていただけると助かります。
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実際に植えて居ませんので、自分なりに調べさせて頂きました。 育たないと言う事の多くの原因は、植えられている土壌の土質が影響 している事が多いです。あなたは購入した時のままの土で、段々畑に 植えられましたよね。それは穴を掘って植えてしまえば勝手に生育す るだろうと言う考えを持っているからです。どんな植物にも共通して 言えますが、単に穴を掘って埋めれば何もしなくても勝手に生育する 植物は、世界中探しても一握りしかありません。 あなたは段々畑が赤土だから、土があって居ないかもと思われていま すよね。と言う事は土壌不良だと言う事は認識されているので、それ なら土壌改良をしてから植えようとされなかったのでしょう。 以前にも枯らさせた経験がありますよね。だったら経験を生かそうと されなかったのでしょうか。それが非常に残念でたまりません。 赤土は有機質を全く含まない粘質の火山灰土で、粘質分が多いために 排水性が非常に悪く、他の土と比べると水分を含むと非常に重たいの が特徴です。ハシバミは気候にあった冷涼地では乾燥や湿気の土地で も選びませんが、腐葉土や堆肥等の有機物が多く含み、水持ちと水は けの両方が良い軽めの土を好みます。 つまり上記の説明で土壌が不具合だと言う事は理解して頂けましたよ ね。根の周りに付いていた土には有機質が多く含まれていましたが、 掘られた穴の回りは全く有機質を含まない重い土ですから、根張りを 使用にも思うように張れず、生長が止まってしまっているのだろうと 思います。土壌の酸度値(pH値)は弱酸性ですから、生育には特に 問題はありません。 植付け時期は正しかったでしょうか。何時でも植えられると言う事は ありませんから、植付け時期は守るべきです。日本産の方は、植付け 時期を間違われた事と、土壌改良をしないまま植付けた事が枯れた原 因だろうと思います。 植付けが出来るのは2月中旬から3月までで、肥料は植付け時に1回 だけ行い、それ以外は施しません。肥料は2月の寒肥えだけです。
お礼
こんばんは。 ご回答いただきありがとうございました。 とても詳しく調べていただいて申し訳ないほどです。 まさにご指摘通りな感じがします。 その畑は以前ミカンを植えていまして、近くにはビワやカキもちゃんと生育していますので 特に深く考えもせず植えつけたものです。 赤土ではやはり厳しいでしょうね。 今度の連休にきちんと土づくりをして再度植え直して様子を見てみます。 本当にありがとうございました。