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遺伝:検定交雑について
下記、検定交雑の結果について、表現系の比率について、なぜこのような差が生じるのかわかりません。どなたか、ご教示いただけませんでしょうか。 (それぞれ、16通りできることは解りますが、この比率の意味がわかりません) *Aはaに、Bはbに対し、優性を示します。 パターン1) AABB×aabbで生じたAaBbにaabbで検定交雑します AB:Ab:aB:ab=7:1:1:7 AbとaBが組換によって生じた個体 パターン2) AAbb×aaBBで生じたAaBbにaabbで検定交雑します AB:Ab:aB:ab=1:7:7:1 ABとabが組換によって生じた個体 よろしくお願い致します。
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パタ-ン1 AABB*aabbで生じるAaBbからはAB、およびabの配偶子が生じます。これとaabbを交配して生じる遺伝子型は、組み換えがない場合 AaBb、およびaabbが1:1であり、表現型はABおよびabが1:1です。 パターン2 同様に考えて組み換えがない場合の遺伝子型はAabbおよびaaBbが1:1、表現型はAbおよびaBが1:1です。 実際にはある比率で組み換えが起きて パターン1⇒AaBbから生じる配偶子がAB:Ab:aB:ab=7:1:1:7となるため、aabbとの交配の結果表現型もAB:Ab:aB:ab=7:1:1:7で生じます。 パターン2⇒パターン1と同じ比率で組み換えが起きるとAaBbから生じる配偶子がAB:Ab:aB:ab=1:7:7:1になるので、aabbとの交配の結果表現型がAB:Ab:aB:ab=1:7:7:1となります。 要はベースとなる(つまり組み換えが起きない)場合の遺伝子型がどうなるか、そしてある比率で組み換えが起きた場合に遺伝子型がどう変化するかを考えればいいことになります。