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熱帯気候の国で住宅を建てる場合に適した工法
熱帯気候の国で住宅を建てる計画があり、現在プランニングをしているのですが、 予測ができない事ばかりで非常に困惑しております。 専門知識をお持ちの方がいらっしゃれば是非お知恵を貸してください。 本来、住宅というものはその国、その土地の風土にあった建築の工法によって建てるのが 最も望ましいという事は十分に承知しているのですが、お施主様の希望により日本式の建築 を取り入れて建築したいということで木造住宅を検討しております。 ただ、とても心配なことが熱帯気候の国の為、高温多湿という気候条件下においてどれだけ の対策をしておけば良いのかがわからずにおります。 日本の伝統的な木造軸組住宅ならばある程度の湿度への対策は可能かと思うのですが、 現地での建築資材の調達(船便による手配)やマンパワーを考慮するとツーバイフォーの方が 向いていると思うのですが、ツーバイフォーの場合、余程慎重に湿気対策をしておかないと 取り返しのつかない事態になりそうなので不安です。 現段階で依頼主からの情報によると、現地での一般的な住宅はほぼブロックを積上げた方式 の湿式の住宅が主流だそうですが、現在住んでいるアパートでも湿気がひどく家の中が常に ジメッとしている状態で、クローゼットにいたっては水浸しになる場合もあるそうです。 (建築のクオリティーが低いことも要因と仰ってましたが・・・。) 木造の住宅で開放的な間取りにすることで解決できるのではないかとも考えたのですが、 砂埃が多いこともあり、家中砂だらけになるのでできる限り外気とは遮断して欲しいとの希望。 このような地域ではどのような住宅が適応できるのでしょうか? 高気密・高断熱の住宅で十分に湿気対策をした木造住宅は適応可能なのでしょうか? このような地域では気密住宅は適さないということもあるのでしょうか? このような多湿の地域ではやはり木造住宅(ツーバイフォー含む)は適さないのでしょうか? ツーバイフォーでも壁内結露に有効な対策はあるのか。(極度の湿度のため) 在来、壁式のどちらの場合も使用する木材については防虫防腐に十分配慮する。 【概要】 2階建てもしくは3階建ての住宅で建坪60~80と大型である。 デザインは西欧風を希望。 日本のスタッフが施工するので予算面や技術面についての心配はない。 【気候】 雨季、乾季がある。 年間平均気温は25℃、気温変化は少ない。 1日では午後30℃になり、夜21℃まで下がる。 雨季においてのある日 最高気温27℃ 最低気温22℃ 気温24℃ 湿度93% 露点23℃
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- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
高温多湿地域なので、まずは高床式を考えます。その場合は壁式よりも軸組み構造の方が有利です。 当然多雨でしょうから、軒を長く出せる屋根構造にしましょう。 遠隔地ですから腕利きの大工を長期間送り込む必要がある現場刻みではなく、構造材はプリカットの金物工法にします。 これなら現地労働力を補助工として活用できますので、工賃や旅費が安上がりですね。 面材は、耐水性、湿潤環境での耐久性を最優先し、特類一級の構造用合板を使ってください。 湿度93%であれば、風通しが良くても蒸し暑いので、自然通風はあきらめて、人口空調で快適な湿度を維持する必要があります。 高断熱・高気密は、構造用合板で耐力壁を多く作る方針と矛盾しませんが、壁体内結露(逆結露です)の心配がありますから、壁体内通気工法を採用し、透湿性の高い断熱材を選択するなど、徹底的な結露対策をしてください。 多湿環境で、構造材の耐久性を向上するためには、土台無しの柱直建て工法が良いのではないかと思います。 参考までに、土台無しの柱直建ての構造材プレカットと金物提供をしてくれる会社のURLをリンクしておきます。 http://soken-style.com/product/
- 植松 一三(@jf2kgu)
- ベストアンサー率32% (2268/7030)
素人ですが 台風など有る程度心配ないところでしたら 風通しだと思います 家内を自然の風が吹くと言うか、 暖かい風は上に行くを利用して風を家内で作ってはいかがでしょうか 気温自体は、私の仕事場より低いですが、 湿度が異常に高いと思います、≪雨でも93%は行かないです≫ 自然を利用するとしたら風通しだと思います
- yasuto07
- ベストアンサー率12% (1344/10625)
在来でも、ツーバイでもいいですけど、人口地盤を適用したら、いかがですか?。 鉄骨で、地面から1メートルくらいの高さに人口地盤を造り、その上にご希望の家を造れば よろしいのでは、人口地盤の周りはブロックで、おおい、勿論、通風孔はおおめにして、 また、後日、人工地盤の鉄骨のさび止めなど、メンテが出来るよう、入り口などは 残しておいてください。湿度が90%もある、とちで、地面に家を造ること自体 厳しいのでは、とおもいます。あとは、施主お好みの家を造ると良いでしょう。