有機合成の精製方法について

このQ&Aのポイント
  • 有機合成の精製方法について相談です。
  • 分子量が5200の生成物の精製を試みていますが、カットオフが5000の濾過ユニットを使用すると微量の生成物も膜を通ります。
  • カットオフ3000の濾過ユニットを使用すると上手くいく可能性がありますが、分子設計の変更も考慮しています。他に有効な精製方法はありますか?
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有機合成についての質問です!

大学院で有機合成をしています。 以前このような質問をさせていただきました。 http://okwave.jp/qa/q6970846.html 大変参考になりました。 簡単にもうしますと、 分子量が5200の生成物だけを精製で取り出そうとしています。 原料は3900と1300です。 全て水溶性です。 始めは分子量10000以下が分けれるゲルをオープンカラムに詰めようと考えていましたが、 値段が高く、許可がおりませんでした。 そこで、濾過ユニットで精製することにしましたが、 カットオフが5000と3000のものしかなく、当然ここは5000のものを使いました。 しかし、かなり際どいところを狙っているため、生成物までも膜を通ってしまいます。 一応は中に残ってくれますが、本当に微量です。 溶液中の存在分子の分子量が、 5200, 1300であれば、カットオフ3000のものを使えば上手くいくのでしょうか? もしそうであれば、分子設計を少し変えれば可能性が出てきます。 またほかに精製方法などないでしょうか? 透析膜はユニットと同じ程度の能力だと聞いているので、まだ使うには至っていません。 お詳しい方おられましたらお願い致します。

noname#244998
noname#244998
  • 化学
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noname#143207
noname#143207
回答No.1

 こんばんは、ひどっち でございます。 > 以前このような質問をさせていただきました。 http://okwave.jp/qa/q6970846.html 大変参考になりました。  愚生にとりましても、非常にうれしく思います。 > 全て水溶性です。 始めは分子量10000以下が分けれるゲルをオープンカラムに詰めようと考えていましたが、 値段が高く、許可がおりませんでした。  確かに、高価ですが、洗浄等を丁寧にすれば、数年はもつはずなのですが。 > しかし、かなり際どいところを狙っているため、生成物までも膜を通ってしまいます。 一応は中に残ってくれますが、本当に微量です。  分子量5000と申しましても、厳密なものではございませんので、やはり無理があろうかと推察されます。 > 溶液中の存在分子の分子量が、 5200, 1300であれば、カットオフ3000のものを使えば上手くいくのでしょうか? もしそうであれば、分子設計を少し変えれば可能性が出てきます。  この差であれば、問題はないものと察せられます。 > またほかに精製方法などないでしょうか? 透析膜はユニットと同じ程度の能力だと聞いているので、まだ使うには至っていません。  酸・塩基性等の違いがみられないのでしょうか?もしみられるのでしたら、イオン交換樹脂カラムで可能と考えられます。若干高価ですが、洗浄・活性化をきちんとすれば、数年は問題なく使用できます。  お役に立つかどうかは、わかりませんが、まずは、ご回等申し上げます。

noname#244998
質問者

お礼

毎度ありがとうございます。 分子設計を変えてみようと考えています。 原料と生成物で電荷が変わるので、 イオン交換で精製するのは可能かもしれません。調べてみます。 ありがとうございます。 また機会あればお願い致します。

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