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野狐(ヤコ)について知っておきたいこと
- 野狐(ヤコ)について教えてください。野狐(ヤコ)は日本の民間伝承に登場する妖怪で、人を迷わせる力を持つと言われています。
- 野狐(ヤコ)は長崎を中心に伝承されており、被害に遭った人々の証言や経験があります。
- 心霊現象を信じるかどうかは人それぞれですが、野狐(ヤコ)についての研究や脳科学的な考察も存在します。
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似たような話を私も母親から聞いたことがあります。 母の実家の近所の人が、「むじな」に馬鹿にされて道に迷ったという話でした。 用足しに行った帰りに、自分の家に行く道が分からなくなってしまい、田んぼの中を泥だらけになって這いずり回っていたそうです。 たまたま通りがかった人が見つけて、声をかけてあげると正気に返って、自分自身の姿に驚いたそうです。 この話は多分、大正末から昭和初期の頃にかけての出来事だと思います。 催眠と同じような感じだったのでしょうか。 自分という車の運転手が、自分ではなくなってしまったような状態だったのかもしれません。 意識はあっても、意識外の働きが感覚を操縦してしまう、といったものかもしれません。 その要因が内的なものか、外的なものなのかは分かりません。 ただ、はっきりと言えることは こうした不思議な現象に共通することですが それらの現象が起きるタイミングが絶妙だということです。 絶妙な時に起きるからこそ不思議な現象でもあるということです。 前述の話も、人が通りがかったという絶妙な形で終わっています。 タイミングというよりも、何らかの必然性があると考えたほうがいいのかもしれません。 不思議な現象の大部分は錯覚であるとしても、そうとは言い切れないものもあると思います。 迷ったのではなく、迷わせられたのだとすれば、外的な要因によるものということになりますが その実体を特定することは困難だと思われます。 或いは、実体が分からないからこそ起きるのかもしれません。 実体を分かる人には起きない・・・ということも考えられます。 把握されることを嫌がる存在の仕業・・・かもしれません。 把握されることを嫌がる・・・と考えると、あれあれ、人の心の一部にもあるような、ないような?そんな感じもします。 常に魔物と隣り合わせ・・・なのかもしれませんね。
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- takeko85
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野狐 竹原春泉画『絵本百物語』より「野狐(のぎつね)」。本項の野狐(やこ)、または野干を描いたものとされる[1]。 野狐(やこ)は、九州地方に伝わるキツネの憑き物。これに憑かれることを「野狐憑き(やこつき)」という。 野狐の姿は伝承ごとにほぼ一致しており、実在のキツネと違って色が黒いとも白いともいい、ネズミより少し大きい、あるいはネコよりも小さいとされ[2]、本来の野狐は目に見えないともいう[3]。長崎県平戸市周辺では、野狐が常に大勢連れ立って歩くといわれることから「ヤコの千匹連れ」という言葉もある[2]。 長崎県や佐賀県などの北部九州では、野狐に憑かれた者は病気のような症状が現れるといわれる[4]。壱岐島ではヤコオともいい、イタチに似たもので、これが人の脇の下に潜むとその人はヤコオに憑かれるという。ヤコオに火傷の傷跡や疱瘡(天然痘)を嘗められると死ぬといわれていたため、疱瘡を患った者はヤコオを寄せつけないように蚊帳の中に入り、周囲に麻殻の灰をまくか、または刀剣を置いて野狐が中に入ることを防いだ[2][3]。 南九州では家筋に野狐が憑くとされ、野狐を飼っている(野狐の憑いている)家筋はその後も代々憑き、養いきれなくなると牛馬に憑くこともあるという[2]。野狐持ちの家の人は、野狐をけしかけて仲の悪い者に憑けるといい、鹿児島県揖宿郡喜入町(現・鹿児島市)ではこれに憑かれると半病人のようになってしまうといわれた[2]。 脚注 1.^ 多田克己編 『竹原春泉 絵本百物語 -桃山人夜話-』 国書刊行会、1997年、158頁。ISBN 978-4-336-03948-4。 2.^ a b c d e 石塚尊俊 『日本の憑きもの 俗信は今も生きている』 未來社、1977年、62-66頁。 3.^ a b 民俗学研究所編著 『綜合日本民俗語彙』第4巻、柳田國男監修、平凡社、1956年、1619-1620頁。 4.^ 宮本袈裟雄他 『民間信仰辞典』 桜井徳太郎編、東京堂出版、1980年、294頁。ISBN 978-4-490-10137-9。 野狐と善狐 野狐、佐脇嵩之『百怪図巻』 日本においては、狐霊には、大きく野狐(やこ)という、いわゆる野良の狐と、善狐(ぜんこ)という善良(とされる)狐の二つの種類があるとされる。善狐の中でも稲荷神の神使を御先稲荷(おさきとうが)と呼び、神に仕えるもので当然 妖怪ではない。妖狐とは野狐のみを指す。また、野狐で人に危害を加えないものもあれば、善狐で性質のよろしくないものもあり、野狐と善狐は非常に仲が悪いとされる。 玉藻前に化けた白面金毛九尾の狐は、野狐の中でも人に危害を与えるランクの高い妖狐として知られ、悪狐(あっこ)とも呼ばれる。それゆえ九尾の狐を悪狐と呼ぶ場合もあるが、善狐でも尻尾が9本あれば九尾である。 ヤコ | ヤコ | 怪異・妖怪伝承データベース http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiCard/1120004.shtml
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ご回答ありがとうございます。 ご回答くださった、野狐に行うべき対策もいくつか友人に伝えました。 もし、そのほかにネットに書かれていないような、ソースがない民間伝承のようなものでも構いませんので、何かあれば皆様よろしくお願いします。
- misawajp
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思い込み・先入観を与えられてしまうと、全体が見えなくなり(ごく一部の範囲しか見えなくなる)その結果、同じ場所を堂々巡りすると言われております、 そんなときは 小便する、タバコを吸う、水を飲む 様な事を行うと正気に戻るといわれています 友人は 野狐憑きの家庭と言われて自己暗示もあり、ちょっとしたきっかけで、そのようになりやすいものと思われます
お礼
ご回答ありがとうございます。 友人は、野狐の被害に遭った直後には、震えとともにタバコを何本も吸ってました。 短時間での記憶の書き換えが起こりうるという心理学かなんかの研究も友人に伝えたのですが、そのようなものではないと断固否定します。 >> 野狐憑きの家庭と言われて自己暗示もあり 自己暗示もあるでしょうね。 うまく説明できる科学的な例が今後見つかるといいのですが。
お礼
お礼が遅れ申し訳ございません。 たいへん興味深いお話ありがとうございます。 >>それらの現象が起きるタイミングが絶妙だということです。 狐や狸に騙される・迷わせられるタイミング・状況って結構パターン化されているように私も思えます。 多く、山のなかであったり、騙される人が行ったことのない場所だったり、田舎であったりすると思いますね。 かくゆう騙された私の友人も、工事中のキビ畑の道で迷わされましたし、その祖父もいつも通る山の道で彷徨したらしいです。 >>意識はあっても、意識外の働きが感覚を操縦してしまう、といったものかもしれません。 同じところをループするということは、物理的に考えると、 友人が車を何回も左折させていた、または右折させていたということになりますが、その点を聞いたところ、ずっと直進していたらしいです。 ・・・・・・あるいは直進していたと思っていたのか? 興味が尽きませんね。ありがとうございました。