末期がんと診断された母の治療方法とセカンドピニオンの必要性について

このQ&Aのポイント
  • 胃ガンの手術後にすい臓への転移が判明した母。転移したガンに対しては抗がん剤治療が主流であり、手術は行われないことが医学の常識である。
  • 兄弟からはセカンドピニオンを勧められているが、末期がんの場合、治る見込みが薄いためセカンドピニオンの必要性は不明。
  • 現在も主治医にお世話になりつつ、今後の治療方法を慎重に考える必要がある。セカンドピニオンの利用については慎重な判断が必要である。
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末期がんについて

お世話になります。 ほぼ1年前に胃癌のため胃全摘をした母(66歳)なのですが、先日すい臓にガンが転移していることがわかりました。 質問 (1)主治医が言われるには、医学の常識として転移したガンに対しては手術(ガンの摘出)での治療はなく、するのであれば抗がん剤治療になるのは常識なのでしょうか? (2)母の兄弟からはセカンドピニオンを推奨してきたのですが、私個人としては治る見込みがあればどこへでも連れていって診てもらおうとは思いますが、質問(1)のように末期がんと診断されてまでセカンドピニオンをした方がいいのかわかりません?(勿論命に係ることですが今後も主治医にお世話になろうとしているのであまりよろしくはないように思うのですが・・・) ちょっと動揺しているところもあり、文章は下手ですがよろしくお願いします。

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  • rokutaro36
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回答No.1

(1)主治医が言われるには、医学の常識として転移したガンに対しては手術(ガンの摘出)での治療はなく、するのであれば抗がん剤治療になるのは常識なのでしょうか? (A)転移をした場合、転移が限局されているということが 確実でなければ、実質上、手術不能です。 というのは、転移が1ヶ所ということが確実でなければ、すでに、 目に見えない転移があちこちにあり、手術をしても、 次の転移が見つかれば、そこを手術するという、 もぐら叩きのようなことになる可能性があるからです。 そして、そのような状態になれば、手術による体力低下が、 悪化の原因になってしまうからです。 膵臓の場合、手術自体がとても難しく、 メリットとデメリットを考えた場合、手術するメリットはない、 というのが、先生の判断だと思います。 (2)母の兄弟からはセカンドピニオンを推奨してきたのですが、私個人としては治る見込みがあればどこへでも連れていって診てもらおうとは思いますが、質問(1)のように末期がんと診断されてまでセカンドピニオンをした方がいいのかわかりません?(勿論命に係ることですが今後も主治医にお世話になろうとしているのであまりよろしくはないように思うのですが・・・) (A)セカンドオピニオンという意味を誤解しているのでは? セカンドオピニオンとは、ファーストオピニオン(現在の主治医)から データの全てを借りて、セカンドオピニオンの医師に見せて、 意見を伺う……ということであって、患者の診察を受けるのでは ありません。 なので、主治医の先生に、セカンドオピニオンを受けたいので、 先生を紹介して欲しいと頼むこともできます。 また、地域のがんセンターには、セカンドオピニオン外来がある 場合が多く、そこを受けたいと申し込むこともできます。 言うまでもありませんが、セカンドオピニオンを受けても、 治療をするのは、現在の主治医(ファーストオピニオン)です。 これは、セカンドオピニオンの先生が推奨する治療方法に切り替える としても、治療をするのは、ファーストオピニオンの先生である ことが原則です。 つまり、医師をあれこれ変えるドクターショッピングとは、 根本的にことなるのです。

MRBOO001
質問者

お礼

大変よくわかる回答で助かりました。 ありがとうございました。

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