青色LEDがノーベル賞?そもそも元祖LEDを発明し
た米国のホロニアック氏(1962年、ゼネラルエレクトリック研究所勤務当時発明)こそ、物理学賞を頂くべきではないのでしょうか?GEの多くの同僚もこぞって彼の発明はノーベル賞に値すると当時から思っていたそうです。ちなみに氏は現在もご存命です。
例えば、トランジスター。
それまでの真空管に替わるソリッド・ステートとして、これを発明した米国ベル研究所の偉大な3人(バーディーン、ブラッテン、ショックレー)が連名で1956年に物理学賞を受賞。これには勿論、大納得です!現代のコンピュータ社会も半導体=トランジスターの発明なしには実現不可能ですから。
話を戻し、元祖LEDを発明した張本人が受賞していないのに何でそこから派生した青色LEDがノーベル賞なのか?
ベル研の3人が発明に成功した最初のTRは点接触型(ゲルマニウム)であり不安定感は否めなかったものの、やがてシリコンを使い、画期的な接合型が誕生し現在に至ります。これにより量産を可能にし極めて安定した動作で価格も安価。但し、TRでノーベル賞を貰ったのは先の3人のみ。
思うに青色LEDはTRの接合型に匹敵するくらいの技術・・・?
だとしたらノーベル賞はちょっと出来過ぎ??・・・
ノーベル賞の選考委員は「青色LEDの登場は21世紀の世界を明るく照らす画期的な発明」なんて言ってますが、あのストックホルムの街中で青く光り輝くLED自体のインパクトのみに眼が行ってる!?・・・と思うのは私だけでしょうか・・・
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