運用規則か?人生の数だけか?言語使用方法とは何か
- 言語使用方法は人生の数だけ存在すると思います。言語はすべての分野に使用されていますが、単なる運用規則と考えることはできません。日本語を例に取ると、言語能力だけでは足りず、特定分野の学習や他者との融合・対話にも必要です。
- 一方で、日本では言語使用方法が言語学習に限定されて語られることが多いです。しかし、すべての社会活動は言語を通じて行われていると考えられます。
- 言語能力は単なる規則処理能力ではなく、人間×状況の数だけ存在する複雑な要素でもあります。言語使用方法を理解し、適切に使用することは重要です。
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運用規則か?人生の数だけか?
言語を使う場合、言語使用方法は人生の数だけ存在すると思います。 いつ・どこで・何を・何の目的で・どのように使用するか。人間×状況の数は存在し、○○語という純粋な総括は、実態では存在しない。 (1)言語はすべての分野に使用されていますが、単なる運用規則と考えれば良いのでしょうか。 日本語を例に取れば、「日本語使用方法」といったところで、それを基軸に特定分野を学んだり他者との融合・対話を図る上では、言語能力だけでは足りない。つまり、言語能力は単なる規則処理能力だけであるという事ですか? (2)本来人生の数だけ存在する言語使用方法が、特に日本では言語学習だけに限定されて語られるのはどうしてでしょうか。すべての社会活動=言語だと思うのですが。
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たとえ話から始めましょう。 野球や囲碁・将棋などの競技にはかなり厳密に適用されるルールがあります。 そしてそのルールの数はさほど多くはありません。 しかし実際の試合となると、同じゲームは一つとしてありません。 言語にもルール(規則)があります。 その数も我々の脳の一部に収まるだけの数しかありません。 そしてその規則を実際に運用すると、言葉として実体化します。 そして、実体化した言葉は無限です。 「○○語」という場合、この規則の体系を言うのか、実体化した言葉を言うのかで、結論は違います。 規則の体系を言うのであれば、脳の中に実在します。 実体化した言葉を言うのであれば、おっしゃるとおり、実態では存在しないと言わざるを得ません。 言語は規則の体系であり、通常は、違反すると「通じない」という罰を受けます。 「太郎が花子を殴った」 といえば、殴ったのは「太郎」であり、殴られたのは「花子」です。 逆に解釈することはできません。 ルールですから。 一方、実体化した言葉は自由です。 無限の可能性を持ちます。 「お前、すげえな」 と言われて、喜ぶべきか、怒るべきか、嘆くべきか、それはその場の状況次第です。 話し手と聞き手の想像力・推論能力次第です。 問い(1)に対する回答 「言語」規則+話し手と聞き手の想像力・推論能力=「言葉」 言語能力=規則の適用能力+話し手と聞き手の想像力・推論能力 問い(2)に対する回答 教えたり、教わったりできるのは、言語の規則だけ。 もっとも、脳の中にある規則がどういうものなのか、最近になってようやく解決の糸口が見え始めたばかり、まだまだ不十分です。 運用ともなると、人間の認知能力にか関わるので、ますますもって複雑怪奇。 人間には永久に理解不能であるという人さえいます。
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- SPS700
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1. 芳賀 緌『「話せば分かる」か』(講談社)という本がありましたね。 2。 おっしゃる通りですね。「目は口ほどに物を言い」
お礼
「話せばわかる」(養老孟司)という書籍は知っていたのですが、『「話せばわかる」か』という書籍は知りませんでした。 具体的にもう少し説明していただきたかったですが、最初にご回答頂いたので大変嬉しく感じました。ありがとうございました。
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