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なぜ道路ばかりが?
またまた素人な質問ですいません。なぜ今回の選挙ではJHの民営化や高速無料化が言われているのですか?またなぜ藤井さんはクビになろうとしているのですか?
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道路公団がやり玉に挙がっているのは、高速道路の建設や道路の補修工事が永年利権の対象になってきたからです。 政治家は地元の建設会社に仕事を与えることができて献金や票を得ることができる、官僚は道路公団を天下り先として老後の職と退職金を得る、建設会社は仕事と金を得るというずぶずぶの関係です。 民営化をすることで、この汚職のイメージを消し去ることができます。民主党が無料化を主張しているのは、無料化すれば新規道路の建設予算がなくなって、利権が少なくなるからです。自民党としては官僚の天下り先としての利権の魅力がすくなくなるのは結構ですが、自分の利権である道路関連予算の減少は避けたいのでここまでは主張できません。 官僚は民営化されると天下りしにくくなるので民営化には反対です。 このように、お互いの利害関係が必ずしも一致しないようになってきたために、対立がおきはじめているのです。 藤井さんが首になろうとしているのも、民営化と同じく、政治家の利権は失うことなくイメージアップを狙う戦略と思われます。
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もっともな疑問だと思います。簡単に言えば、政党の公約は、我々の生活に関するすべてのこと(防衛、教育、社会福祉などなど)に及びます。しかし、短い選挙運動期間に 選挙民に自党の政策(公約)を分かりやすく訴えるには、的を絞る必用があります。何を中心に訴えるか、それは国民が関心を持っていること(心配していること)に絞らざるを得ません。一方野党の立場からは、政府が国民に訴えることの一つ一つに自党の考え方で反論し、政府の政策よりわが党の政策が優れており、国民を守る事になると訴えるわけです。 高速道路問題がクローズアップされたのは、小泉政権が 民間でできることは民営化するという方針を強く打ち出しているので、その代表的な政策課題となり、道路公団の藤井総裁が小泉政権の方針に沿って100%協力しているかどうかが問われているわけです。藤井さんは更迭されましたので、政府は方針に沿って責任を果たしていないと判断した事になります。 高速道路問題以外にも与党、野党はいろいろな公約を掲げて選挙に臨んでいます。テレビや新聞、週刊誌で各党の主張をまとめ、比較しているのでよく見て下さい。
お礼
ありがとうございます。要するに藤井さんは邪魔者、民主党は揚げ足取りということでしょうね(笑)
- daisangenn
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色々な理由が考えられると思いますが・・・ 1.日本道路公団民営化する上で藤井さんが邪魔だったから。藤井さんは完全に道路族の官僚。道路を作りたい人なんです。でも、民営化すると(恐らく赤字なので)道路が作れなくなる。なので、藤井さん本人は民営化したくないので、民営化する上では藤井さんが邪魔になる。 2.政治家主導の政治も出来ることのアピール.今までは政治化が官僚を首にすることはあまりなかった(よっぽどの不祥事がある場合は別として)ので、結構官僚は好き放題出来た。しかし、藤井さんをやめさせることで他の官僚の人たちにも政治家のいうことを聞かないと首にするという脅しをかけることで、政治化主導の政治にしようとしている。 3.選挙の近いこと時期にやった理由としては、選挙へのアピールというのもあると思います。小泉内閣はがんばってるよ、ということを世間に知らせることで得票率をUPさせようといういともあると思います。 と、マスコミがいっていることや僕なりの考えを交えて書かせていただきました。
お礼
わかりやすくまとめていただき、ありがとうございます。藤井さんは小泉さんの改革アピールの道具にされたわけですね
お礼
ありがとうございます。道路利権ってそんなにすごいんですね・・・でもそれで建設業が潤わなければ景気は浮揚しないのでは、という思いもありますが・・・そんな考えではダメなんでしょうね(笑)