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海は広いな~大きいなあ~ ・・・の歌詞

童謡 「うみ」 の3番の歌詞をご存知ですか? ♪ 海に小舟を浮かばして 行ってみたいな よその国~ 「小舟を 『浮かばせて』 」 が 文法的にかなっているのではないでしょうか? 私はずっと、「浮かばせて」だと思ってたのですが、先日 NHKの番組内で 「浮かばして」と歌われ、画面下の歌詞も そういう表記で驚きました。 作詞は 林 柳波さんです。 方言的なアレで そんな歌詞になったんでしょうか? または別の意図が?

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  • ベストアンサー
  • rockhert
  • ベストアンサー率23% (13/56)
回答No.1

原文では「浮かばして」です。 事情については、下記URLに詳しいです。 http://www.ne.jp/asahi/sayuri/home/doyobook/doyo00utanohon.htm

tomajuu
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり、「?」 だったんですね。 > 文部省が、「ウカバシテ」を「うかばせて」に直して掲載したことにより、詩が持っていた力が失われて平凡なものになりました。 ・・・私は凡人ですので、 「浮かばして」 を 「浮かばせて」 へ変更することによる、「詩のチカラの壊失」 がわかりません。 >作者の林柳波も井上武士も昭和四十九年に亡くなるまで現役で頑張っていたから直さなかったのです。 ・・・これが最も大きい理由だったんですね。 回りも 「オカシイ」 と判っていても、見て見ぬふり・・・。 直さなかった・・・のではなく、「直せなかった」。 御大が存命の間は。 偉大な作詞家だったようで、影響力も強かったんですね。

tomajuu
質問者

補足

ご提示くださったURL中の文に、 「作詞者の林柳波は苦心の末に、三番の歌詞に幼子の言葉「ウミニ オフネヲ ウカバシテ、」という優しい表現を入れました。これが、当時の検定を通る重要なポイントでした。林柳波の時代へのメッセージ、特別な言葉です。したがって、現代の人が「オフネヲ ウカバシテ」では笹舟のようで、「ウミニ」というのと結びつかず、この二行は変だと思われるのはもっともでしょう。 」 ・・・というくだりがあります。 ハッキリ言って、意味判りませんでした。  が・・・・ 上代(奈良時代)の文法に、助動詞「す」 を見つけました。 「尊敬」を示し、活用は 「四段活用型」です。 「さ・し・す・す・せ・せ」。 連用形が「し」。 「浮かばして」 → 「お浮かばせになって」。 つまり、大戦前夜ころの時代の作詞者は、 「あるヤンゴトなき方」 の手によって浮かべられた船・・・ということを 暗に含めてたのではないでしょうか? それを考慮して、先のURL内の 他の文章を読んだら、かなり納得できました。 かなり回り道をしましたが、「浮かばして」に込められた 作者の想いが伝わっってきたような気がします。

その他の回答 (2)

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4337)
回答No.3

面白いご質問ですね。関西で生まれ育ちました。♪海に御船を浮かばして~は なにも抵抗がありません。 その訳を考えてみましたが、食べさせたら>食べさしたら、遊ばせたら>遊ばしたら 寝かせたら>寝かしたら、とか、食べさせてあげる。>食べさしたげる。 あそばせてあげる。>遊ばしたげる。靴を脱がせてあげる>くつぬがしたげる。 こう云ういい方に馴染んできました。 しえきのせる「させて」が「さして」になまる。 このように転化するのは、関西弁の特徴かもしれません。 作詞された林 柳波先生は関西以西のご出身ではないかと思います。

tomajuu
質問者

お礼

ありがとうございます。 お礼が遅くなり、もうしわけありません。 ・・・実は私も全く同じことを考えたんですよ! 「浮かばせて」 → 「浮かばして」 は、「方言」 なのでは? と。 私は中部地方(岐阜県 飛騨山間部) ですが、やはり 「~せて」を「~して」と言うことがあります。 飛騨地方の言葉は、上方(かみがた・近畿地方)の言い回しが残ってる場合が多々あります。 アクセントは関東系なのに、語彙は古い上方・・みたいな。 林柳波先生は群馬県のかたですので、それが当てはまるかどうか・・・。 ましてや、大戦前夜あたりの国民学校に使われる楽曲。 検定・検証も厳しく、「方言」での歌詞はナイなと思ったしだいです。 その後、文法をよく調べてみました。 「~せる」 という、「使役の助動詞」 、古くは「す」 という言葉でした。 フツーに活用させれば、「下二段活用」なので、「浮かばす」は、 「浮かばせ」 になるものです。 ところが、連用形で 「浮かばし」。 連用形で「し」となり、終止形が「す」な語。 ・・・ありました。 普通、古文語文法は 平安中期ごろの言葉を中心に考えられてます。 それをさかのぼり、上代(奈良時代)まで行った時のに見つけました! 「す」の連用形が「し」な語。 「尊敬を表す助動詞、『す』 」 です。 浮かばす → 浮かばし つまり、船を 誰かヤンゴトなきかたが「お浮かべあそばし」た ・・・んですよ! そういう船で、行ってみたいんですね、「よその国」!! 大戦前夜ころに作られた「うみ」。 検閲厳しい国民学校向けの楽曲。 作詞者のこころが垣間見えた気がします。 かなり迷い道しましたが、こんな考えにたどり着きました。 いかがでしょう?   

noname#147892
noname#147892
回答No.2

はじめまいて。 実はこれどちらも正しい。「浮かばして」も「浮かばせて」。 ただしオリジナルは「浮かばして」 当時『ウタノホン』は、一・二年生の国定教科書で、 文字は「漢字とカタカナ」で表記され、 タイトルも「ウミ」と記されています(→『うみ』と改訂)。 その後、昭和五十五年、学習指導要領改訂の際、 三番の「ウカバシテ」が「うかばせて」に改められました。 「ウカバシテ」だと、五段活用他動詞「浮かばす」の連用形で、 「行かせる」を「行かす」、「散らせる」を「散らす」などと、 自動詞が他動詞化した一つになります。 「うかばせて」となれば、五段活用自動詞「浮かぶ」に使役助動詞「せる」 を付けた言い方と考えられます。改定後も、永きにわたり教科書に掲載されました。

tomajuu
質問者

お礼

お礼が遅くなり、申しわけございません。 >「ウカバシテ」だと、五段活用他動詞「浮かばす」の連用形で、 「行かせる」を「行かす」、「散らせる」を「散らす」などと、 自動詞が他動詞化した一つになります。 ・・・ 助動詞 「せる」 の古い形、使役の 「す」 ならば、下二段活用なので、 「行かす」の連用形は 「行かせ」 になりますよね? 「せ・せ・す・する・すれ・せよ」 「浮かばす」 ならば、「浮かばせ」 が本来の活用かと。 しかし、「浮かばして」。 連用形で 「し」 。 そこで、「す」 の連用形が 「し」 である場合を検証?してみました。 ・・・ 上代(奈良時代)での使用法にありました、尊敬の助動詞「す」。 四段活用型です。 「さ・し・す・す・せ・せ」 それで「浮かばす」を活用させると、連用形で 「浮かばし」になります。 現代語訳すれば、「お浮かばせになって」。 そこにナゼ「尊敬」の意味をもたせてるか? だれが「浮かばせてる」のか? ようやく、(なんとなく) 解ってきた気がします。 この歌が作られた時代・背景を考えると・・・。

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