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首都圏のアイヌ語の地名について
首都圏のアイヌ語の地名について、たとえば、にっぽり日暮里は、アイヌ語ということは知られていますが、ほかにどのような地名がありますか。 横浜線の菊名、大口、鴨居、小机、成瀬、町田、古渕、淵野辺、橋本など軒並み怪しい?のですが。また、小田急線の喜多見も怪しい?。 特に、菊名=木古内、鴨居=カムイコタン、喜多見=北見 など北海道の知名にそっくりだと思うのですが、それらがアイヌ語であると導く方法はあるでしょうか.あるいは違うということを知る方法はあるでしょうか。もしアイヌ語であれば、意味なども知りたいのですが…。
- good777
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本の名前が若干違っていました。正しくは、「アイヌ語より見た日本地名新研究」でした。すいません。 >どんなのが載っていましたか。2、3教えてください。 good777さんが興味のありそうなもので、私が、「これなら、まあ。」と思えるところでは・・・。 鎌倉:カムイ・カラ・コタン→カム・クラ=神が創った村 富士:フチ=祖母 *菱沼氏は「祖母」の「フチ」をとっていますが、私は、火の神を意味する 「カムイ・フチ」の「フチ」をとりたいです。 根岸:ヌプリ・ケシ=山のふもと といったところでしょうか。ほかにもたくさん載せられていますが、信憑性にかけるものが多いです。というのは、氏が言うアイヌ語がアイヌ語辞典に載っていないのです。 想像するに、good777さんは、横浜在住ですか?もし、横浜近辺にお住まいなら、この本を図書館で見ることができますよ。もともとは、昭和14年発刊の本ですが、1982年に複製版が出され、横浜中央図書館に所蔵されています。復刻版なら、訂正も加わり、読みやすくなっているかもしれません。実際に、手にとってご覧になってはいかがでしょう。 「菊名」について 「菊名」の地名は、鎌倉時代の武将で三浦の方から来た菊名氏にちなんで、ということぐらいしか知りません。 北海道の「木古内」との関連を調べていらっしゃるようですね。私の手元にある「北海道の地名」(山田秀三)によると、「キコナイ」は、正しくは「リロナイ」のようです。 *リロナイ→リル・オ・ナイ=潮・入り・川→満潮時に川に潮が逆流する この説が正しいなら、菊名は、木古内とは関係なさそうです。 なお、日本の地名で「菊」の文字がつく地名は、「刀」つまり「製鉄」に関係ある地名のようです。事実、鎌倉周辺では、砂鉄が豊富に取れ、これを用いて鉄器を作っていました。 源頼朝も大いに活用しました。金に関係ある地名が多いのは、そのためです。周辺には、製鉄を営む鍛冶師たちが信仰する白山神社がたくさんあります。白山神社の祭神は、菊理姫です。私は、このあたりから、地名が解けないかな、と思っているのですが。でも、自信は、ありません。 人の迷惑にならない限りは、どんどん興味のあることにトライしましょう。いろいろ考え、自由に思い想像する。それが、本当の自由というものだと私は思います。 菊名の地名のいわれがわかったら、ぜひ、教えてください。 がんばってくださいね。
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- ekubo
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私も以前に、かなり、はまりました。 江戸:エツ=細長い岬、利根川:トー・ネ→トー・ナイ=湖沼・沢(のたくさんある)川、 品川:シナ=雄大な川、などはよくアイヌ語だと聞きます。 かなり古い本ですが 「アイヌ語より見た日本地名新研究 江戸以前の東京」 菱沼右一 という本にわりと詳しく首都圏のアイヌ語地名が載っていました。ただ、アイヌ語だと思えば何でもアイヌ語に思えてしまう、少々強引なところもあるように思えました。 martinbuhoさんがおっしゃるように、現在の首都圏地名をアイヌ語で説明しようとするのは、かなりむずかしいように思われます。前述の通り、どうにでも解釈可能なところもありますし。 なお、北見という北海道地名は、アイヌ語ではありません。幕末に北海道を探検した松浦武四郎が「つねづねこの辺りを北海岸と言ってきた。快晴の日には樺太が見える。よって、北見という名前はどうか」と提案し、採用されたそうです。
お礼
> 江戸:エツ=細長い岬、利根川:トー・ネ→トー・ナイ=湖沼・沢(のたくさん >ある)川、 >品川:シナ=雄大な川、などはよくアイヌ語だと聞きます。 ほーそうですか。 > かなり古い本ですが > 「アイヌ語より見た日本地名新研究 江戸以前の東京」 菱沼右一 >という本にわりと詳しく首都圏のアイヌ語地名が載っていました。 どんなのが載っていましたか。2、3教えてください。 >ただ、アイヌ語だと思えば何でもアイヌ語に思えてしまう、少々強引なところもあ >るように思えました。 そうですね。 > martinbuhoさんがおっしゃるように、現在の首都圏地名をアイヌ語で説明しよ >うとするのは、かなりむずかしいように思われます。前述の通り、どうにでも解釈 >可能なところもありますし。 しかし、あのおっしゃりようでは身もふたもありませんね。「学術的に何にもいえない。」というのはし仕方のない正論なのかもしれませんが、……。 > なお、北見という北海道地名は、アイヌ語ではありません。幕末に北海道を探検>した松浦武四郎が「つねづねこの辺りを北海岸と言ってきた。快晴の日には樺太が>見える。よって、北見という名前はどうか」と提案し、採用されたそうです。 ありがとうございます。私も、そのように聞いたことを思い出しました。 天塩と北見の間に天北峠というのがありますが、天塩テシオがアイヌ語なのでキタミもアイヌ語かとごっちゃにしてしまいました。すみません。 話題を限定してもいいのですが、つまり、「『菊名』はアイヌ語でしょうか。」 菊名がいつごろ菊名と呼ばれるようになったかその由来などについてご存知の方はおられないでしょうか。 そもそもの疑問はそこなので、質問を小さく限定したいと思います。 よろしくお願いします。
地名としてアイヌ語をたどると沖縄に達することから、現在では東北・北海道を除きアイヌ語で説明がつくからアイヌ語という断定をする人は少数派のようです。 新しい説によれば弥生以前の古代日本人は古モンゴロイド系で彼らの言葉はアイヌ語の祖語ともいえる言葉を話していた、その言葉は古代朝鮮語とも近かったのでは・・といわれています。言葉は後世に残りませんので人種の断定のように万人が納得する説明(学説)は難しいようです。アイヌ語祖語がもし存在したとすれば、日本各地に、海、川、沼、入り江、丘、山、林、野原、岬などの地名が多数残っているのは不思議ではなく、現代アイヌ語でも解釈が成り立つのではないでしょうか。 参考文献 日本のアイヌ語地名 日本縦断アイヌ語地名散歩 日本語・古朝鮮語日本の地名散歩 何れも三一書房刊 著者は大友幸男です。 アイヌ学の夜明け 梅原猛 藤村久和編 小学館
お礼
ありがとうございました。つまり、分からないということですね。
- ametsuchi
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「内」(ない)の付く地名は、アイヌ語起源らしいです。参考URLをご覧下さい。 以下、同じURLからですが... http://www3.alpha-net.ne.jp/users/gens/index_j.html http://www3.alpha-net.ne.jp/users/gens/yamada.htm#yamada
お礼
ありがとうございます。「ナイがつく地名はアイヌ語」説は有力だと感じます。また、よいサイトをご紹介いただきありがとうございます。かなり冷静なサイトで勉強になりそうですね。こんなサイトに出会えたことに、あなたに、そして、GOOに感謝します。 「菊名」と聞いて、ふと、北海道大学にいたころ、出身地の紹介で、「稚内(わっかない)」とか「岩内(いわない)」などがあっておかしかったことを思い出し、ひょっとしてアイヌ語?と思ってしまい気になっていました。木古内もキクナと聞こえて驚きました。 淵野辺フチノベ、矢部ヤベ、など語尾にベがつくのはどうなのでしょう。興部オコッペ、留辺蘂ルベシベなどにも通づるように思いますが?
- alamoana
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★alamoana★と申します。 回答ではなく,コメントです。 横浜線は,横浜から八王子に向かって伸びていますが, 「この経路は,もともと(シルクロードのように)絹や,その他のものを運ぶ道であった」 という説を聞いたことがあります。 いわゆる蝦夷と呼ばれる人々が,大昔,東日本で支配的だったとするなら, good777さんの説が的を射ている可能性もありますね。 ただし,私は考古学は全く知りませんので,上で書いたことは, 勘違いを含んでいるかもしれません。
お礼
私も絹のための貨物船であったと聞いたことがあります。コメントありがとうございます。
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