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火垂るの墓で・・・
火垂るの墓で、清太さんと静子は飢え死にしてしまいましたが、後に宮崎駿が、 「戦時下に海軍士官の息子が餓死するなどということはありえない。上官同僚部下、海軍共同体が草の根分けてでも探し出して保護する。海軍とはそういうものだった。そして、海軍共同体に縁故なき平民の子が餓死した。」 という趣旨のことを語っていたみたいですが、実際にこのような体験を見聞きした方がいらっしゃれば、教えてください。 よろしくお願いします。
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原作は未読ですが 実は私、ジブリの火垂るの墓をはじめてみたときに「なんだこれ?」って感想だったんです いまだにどうして評価が高いのかが、わかりません 理由は漫画「はだしのゲン」(実話)何度もを見ていたから ゲンは親戚で辛いめにあっても、その後の浮浪者まがいの生活を強いられても 我慢して我慢して我慢したあげく 母親や、弟にうり二つの孤児のために懸命に耐えては生活していました 親戚では最終的にとびだしてしまうけれど、うけた嫌がらせのレベルはハンパないです 読めば納得、よくあそこまで耐えたもんだと感心します でも火垂るの墓だと、あの兄貴くん親戚の家で まったく手伝いすらしません。あの時代、子供とはいえ家の手伝いをすることは当たり前です さらには、あの程度の小言で妹連れ出したあげく 栄養失調で死なせてしまってます たしかに可愛そうなんですけど たとえば東日本大震災の被災者のみなさんだって、悲しんでいる場合じゃないって 驚くほど、直後から頑張っていたじゃないですか 戦時下の場合もそうなんですよ はだしのゲン読む限りだと、みんな守るべき家族のために子供だって逞しく生きている でも火垂るの墓の兄ちゃんときたら… 創作話だから、リアリティにかけるんだと思います
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- oska
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>火垂るの墓で、清太さんと静子は飢え死にしてしまいましたが これは、終戦後の食糧難時代の「戦争孤児」の場合ですね。 >戦時下に海軍士官の息子が餓死するなどということはありえない 当然です。戦時下では、将校クラスの軍人遺族は食料・金困る事はありません。 清太さんと静子の場合は「おばさんが、ネコババ」している描写ですよね。 >上官同僚部下、海軍共同体が草の根分けてでも探し出して保護する。 これは、「眉+唾」です。 草の根を分けて捜す事は、ありません。確かに、探す事は探すでしようがね。 あくまで、上官・下士官間の「親睦会」です。 海軍特別攻撃隊に出撃命令を下した本部は、パイロット遺族の生活の面倒は見ていません。 海軍特別攻撃隊に出撃命令を下した本部は、「人間魚雷・回天」乗組員遺族の生活の面倒は見ていません。 他の海軍特別攻撃隊(ベニア板の船に爆弾を積んで体当たり。人間の体に爆弾を巻いて、人間が体当たり)も同様です。 (陸軍では、蛸壺作戦があったとか? 爆弾を持った兵隊が穴に入り、戦車が上を通過する時に自爆) 何も、終戦末期だからではありません。近所に住んでいた駆逐艦乗組員から聞いた話です。 終戦後、海軍は「戦争責任逃れ」を画策しています。(NHKでも、特番を組みましたね) 海軍は、戦争に反対していた。海軍は、紳士的な集団だ・・・。 全ては「陸軍が悪い」とね。筋書き通り、極東軍事裁判でも陸軍・陸軍大臣・首相の責任となりました。 どうも、海軍は「美化」されているように思いますね。 戦争の小説・漫画は、ノンフィクションはありません。 「火垂るの墓」「はだしのゲン」「少年H」なども、色々と脚色しています。 昭和が遠くになるに連れて、色々と明らかになるでしよう。
お礼
ありがとうございます! おっしゃる通り、昭和が遠くなるにつれて、いろいろ明らかになることもあれば、美化されること、逆に必要以上に悪く言われることが増えてくるんでしょうね。 戦前までの日本に興味があるので、本当のことが知りたいです。
- mokotann
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本当かどうかわかりませんが、軍神 山本五十六の奥さんが、戦後食うや食わずの生活をしていて、発見した黒島亀人(真珠湾奇襲作戦計画立案)が泣いて詫びたという話を読んだことがあります。 まして戦時中は、目が届かないのでは?
お礼
ありがとうございます! わたしも、戦後黒島亀人が職種は忘れましたが、山本五十六の奥さんを自分の経営か主催する会社の理事みたいなものに雇い入れたと言うのをみたことがあります。
- kigurumi
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作者も言ってますが、この内容は事実を元にしたものではなく、創作なのだそうです。 実際どうだったか ではなく、物語 人の心をゆさぶる芸術作品として 作られたものだそうです。 それを知らない頃は、現実このようなことが起こったと思っていました。 「清太は馬鹿だ、親戚の指示通りに動いていればよかったのに。妹を殺したのは清太だ」と憤慨していたのですが、事実を基にしていないとわかり、 騙された気に・・・ で、戦争を生き抜いた人の話を聞いたことがあります。 戦争中ではなく戦争後。 焼け野原の状態で、親戚とか縁故のいない人たちを、養っていた人たちがいたそうです。 仕事を探してきて与えたりして、血縁関係に無い無縁の人たちを助けている人たちがいた。 無縁同士の共同体。 他の人がその人の仕事を邪魔しようとしたら、文句いいにいって邪魔させないようにするって世話役 の人が出現したそうです。 それが ヤクザの原型なのだそうです。 警察も機能せず、自警団みたいなのができあがり、守られない人たちを守る人が出現し、政府の役人からの仕事を請け負い、囲った人たちに仕事として与え、日本がだんだん復興し 高度成長していき、仕事の奪い合いで、ヤクザ同士がケンカして、、、ってなったので、建設会社の成り立ちはもともと。。。。 。 だから阪神大震災のとき、ヤクザが助けにいったってわけです。 共同体から助けてもらえる人は、共同体が助けるが、無縁の一人暮らしで誰のつてもない人を救済するってのが、救世軍みたいな役割を戦後してきたヤクザ。
お礼
確かに昔のヤクザは、情があるイメージです。 戦争で孤児になった方もたくさんいて、亡くなられた方も、強く生きた方もいたんですね。 ありがとうございました!
- FEX2053
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食糧不足が深刻になったのは「戦争中」ではなく、「戦争直後」です。あの映画でも清太さんが死んだのは「戦争後」の表現になっていた筈です。
お礼
そうですね、太平洋戦争前後のことに興味があって、調べていたら、戦中より戦後の方が食べ物に苦労したということを知りました。で、戦時中末期軍人や特権階級の人たちはどうだったのか気になっています。 ありがとうございました!
お礼
なるほど! 確かにはだしのゲンはとても強いです。 お父さんたちは目の前で死んでしまうし、けどその後被爆者のウジをとったりしてお金を稼いでいたのを覚えています。 お坊ちゃんと庶民の違いでしょうか! ありがとうございました!