手先が器用な人と不器用な人の違いは、何に起因？

質問

手先が器用な人と不器用な人の違いは、何に起因するのでしょうか？

脳の構造や神経など器用な人と不器用な人で違いのある部分があれば、
それを知りたいと思っています。
また、訓練等でそれは改善することができるのでしょうか？

回答No.1

suiran2 · ベストアンサー

昔から良くいわれます面白い説を紹介します。科学的に正しいかどうかは責任を持ちませんが、私はそうなのかも知れないと思っていることです。

世界で最も手先が器用だといわれている国はベトナムだそうです。次に日本でさらに韓国・台湾等が来ましてやや落ちますが中国が続くそうです。さてこれらの国に共通することは何でしょう。これらの国は全て箸を使用します。その箸の形状と使用法とが緻密な国と手先の器用な国は一致するそうです。

ベトナムが最も手先が器用な国だそうですが、ベトナムの箸は日本の箸と形状は似ていて先端が細く小さなものもつまみやすい箸です。また作法も細かなようです。食事の際にピーナツがあるとしますとそのピーナツは箸でつまなければならないようです。一杯飲み屋でのピーナツは手でつまむそうですが…小魚も器用に箸で食べるようですね。日本人よりも箸の使い方は上手いようです。中国も箸文化ですが、中国箸は大皿から取りやすいように長く、先端が太く丸くて小さなものをつまむような箸ではありません。箸で小魚の骨を抜きながらの食事はあまりないようです。

この箸を上手く使用する能力はいつ頃身につきやすいかですが、子供の頃に身につけないと大人になってからでは遅いものです。小学校に上がる前から小学校中学年くらいまでに基本が身についていないとその後は大変です。さらに細かな箸使いは忍耐力も必要です。手で直接食べるよりは忍耐が必要ですから…

よくあの人は運動神経が発達しているなぞとといわれますが、例えばボール遊びを例に取りますと大脳の感覚野・運動野・連合野全ての発達が必要です。放物線を描いて飛んでくるボールを受け止めるには視覚野で状況を感知して、連合野で放物運動を計算し、運動野で落下点に行って手にボールをキャッチする指令を出さなければなりません。これらを瞬時に行う能力は子供の頃に基礎が作られます。ピアノもそうですし多くのものが同じですね。幼児期の遊びがいかに重要かが見直されてきた理由の一つです。

この説で行きますと日本人の将来は暗いものです。先割れスプーンでかき込むような食事を子供達にさせ、テレビゲームばかりさせていたつけがいずれ回ってくると思います。テレビゲームも良いことはありますよ。アメリカの研究で戦闘機や戦闘ヘリコプターや戦車の操作に慣れやすく上達が早いそうです。

お礼

＞幼児期の環境

含蓄のある言葉ですね。
幼児期の訓練とその後の因果関係について、調べてみたいと思います。
参考になりました。