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梅の木のアブラムシ駆除について
- 梅の木に大量についたアブラムシの駆除方法とは?
- アブラムシの被害で梅の実の収穫が危ぶまれています。
- 無農薬の害虫スプレーを使用しても効果があるのか疑問です。
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画像を拝見しましたが、ムギワラギクオマルアブラムシと言う梅に発生 する特有のアブラムシ類ですね。葉が巻縮しているのは縮葉病とは違い アブラムシが葉の汁を吸ったためです。 発生時期は4月上旬から下旬に最初が発生し、遅い時でも11月末まで 発生します。発生初期は4月上旬ですから、見た目には発生しているか は分かりませんが、間違いなく肉眼では見えないアブラムシが発生して いますから、まずは3月中旬頃には予防のため薬剤散布をして下さい。 アブラムシを1回だけで駆除するのは不可能なので、1週間置きに2~ 3回は繰り返して散布をする必要があります。ただ散布をしても効果が 出ない事があります。これは薬剤に対して抵抗力が付いたためで、何回 繰り返しても1匹のアブラムシも死なない事になります。このような時 は使用中の薬剤を止め、別のアブラムシに有効な薬剤を使用するように します。別の薬剤を使用する時は、必ず10日は間を開けて下さい。 質問(1)ですが、既に結実をして収穫が間近に迫っていると思います が、今から薬剤散布をすると収穫までに薬剤が消えずに残留してしまう 事もあります。収穫時期を遅らせる事が可能なら、薬剤散布をされたら と思います。薬剤については後で説明します。 質問(2)ですが、確実に駆除が出来るのは薬剤(農薬)だけです。 あなたが見つけられた物は全て駆除は不可能で、全て一時的に回避をさ せる程度の効果しかありません。使用した物を嫌って逃げますが、効果 が切れれば再び訪れて被害を繰り返します。効果の無い物を使用すると 駆除が出来ないだけでなく、梅も弱らせてしまい時には枯れる事もあり ます。発生したら一気に死滅させる事が大切です。 薬剤にはスプレー缶タイプや乳液タイプ(希釈して使うタイプ)等があ りますが、スプレー式は簡単に噴霧が出来ますが、高い場所に使用する 事が出来ません。梅のように背丈が高い果樹の場合は、噴霧器を使用す る方が確実で安全です。噴霧器は容量が3リットル程度の電池式が使い 易いですね。ノズルも収縮式で、2~3mや5mまで伸びる機種もあり ます。予算と使い勝手を考えて購入して下さい。 最後に薬剤ですが、殺虫殺菌剤のベニカX乳剤や殺虫剤のスミチオン乳 剤等に展着剤(薬剤に混ぜる専用の糊)を混ぜて使用して見て下さい。 効果が無いようなら、別の薬剤を使用して下さい。アブラムシに有効な 薬剤は非常に多いので、購入時に販売員に訪ねて下さい。 噴霧の注意ですが、必ず防護メガネ(ゴーグルタイプ)と保護マスクと ゴム手袋を使用して、作業完了後は衣類は直ぐに洗濯をし、手と顔等を 十分に洗って下さい。また風下から噴霧は避けましょう。洗濯物は噴霧 前に取り入れ、窓は必ず締め、隣家の方にも薬剤散布をする事を伝えま しょう。希釈は決められたようにして下さい。途中で薄めるのは駄目で す。
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- equrea
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葉が全部落ちてしまうと栄養があまり行き渡らないのであまり良い実は付かないかもしれませんね。 写真を見る限りアブラムシの影響もありそうですが縮葉病にも見えます。 アブラムシは付く前に予防するのが一番で、付いてしまった場合は散布剤はあまり効きません。効かせる場合は直撃弾でないとどの殺虫剤を使っても効果は薄いです。 気持ち悪いですが葉っぱについている虫をガムテープやジェット水流で全部落としてください。 縮葉病は縮んでいる部分の葉をカットして燃やすか、燃えるごみとして処分してください。 腐葉土とか落として放置すると菌が再びはびこります。 冬の休眠期に防腐剤を散布することで来年からの葉はましになります。 アブラムシ対策も休眠期の土に薬を撒けば夏場の農薬散布も減らすことができます。 冬場の土づくりが結構重要です。 薬を使わないということであれば銀色の虫除けテープなども効果があります。虫は光るものが嫌いですから。
お礼
ご回答ありがとうございます! やはり手作業が必要になるのですね・・・ 現在一時的ではあるかもしれないですが、教えていただいたジェット水流を試しています。 薬剤と合わせて効かないようなら手も加えてみる予定です。 冬場は何もしてなかったので、大変反省・・・ですが今年の冬はしっかり対策をして次の春を迎えたいと思います。 丁寧な回答ほんとうにありがとうございました。
お礼
詳細なご回答ありがとうございました! これまで本格的にガーデニングはしたことがなかったのですが、この機会に噴霧器等を買いに行きたいと思います。 今年の梅は自然に落ちた梅を収穫できるようにしたいと思います。 ほんとうにありがとうございました。