シュレーディンガ―の猫

猫が生きている、あるいは死んでいる、と確定されるのはどの時点でしょうか?

k_jinen さんからの 回答

  • 2011-05-22 05:51:14
  • 回答No.27
k_jinen

ベストアンサー率 30% (80/261)

No.10,20,22です。

別の視点から。。。

この手の問題と関連するのは、EPR相関とか不確定性原理になりますが、不確定性原理では、小澤正直氏による不等式が注目されているようです。

http://okwave.jp/qa/q4430934.html

>>>http://mathsoc.jp/office/prize/haruaki/ozawa2008aki.html から引用
特に不確定性原理の再定式化を巡るこの数年間の研究は,極めて広い注目と関心を集めています.1927年のHeisenberg による不確定性原理の提唱以来,物理量の測定誤差とそれと非可換な物理量の観測による擾乱との積の下限はそれらの交換子で定まると信じられてきましたが,小澤氏は2002年,それが正しくないことを明らかにし,翌年それに替えて従来物理学者が予想もしなかった,小澤不等式と今日呼ばれている新しい不等式を提案し,自ら構築した測定理論の厳密な数学的定式化の下にそれを証明いたしました.
<<<

http://ci.nii.ac.jp/naid/110002069559
で公開されている
http://ci.nii.ac.jp/els/110002069559.pdf?id=ART0002350114&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1306008533&cp=
PDFファイルのp.4(p.160,日本物理学会誌 vol.59,No.3,2004)での「5.標準量子限界を巡る論争」内にて、ユエンの主張として紹介している「波束の収縮は、自由質点の時間発展での分散が負の相関項を持つ状態」を取り上げ、フォン・ノイマンのモデルとは異なる更に複雑なモデルを組み上げて、新たな不等式を定式化しているようです。

また、同p.8(原文p.164)にて記述されているように、保存則との関係から「測定装置には常に巨視的部分が必要で、その巨視的部分との相互作用が対象からプローブへの情報の変換の正確さを保証しているということである。」
としています。

これらの記述とシュレーディンガーの猫との関係を考えるなら、量子状態として保たれている「もの」が波束の収縮をきたす状態になるのは、相対的に巨視的とみなしうるものとの相互作用によって生じるということになるでしょう。
(このあたりの相対的な大きさによる非対称性は、相対性理論での双子のパラドックスに通じるものを感じます)

すなわち、「箱」(というより、時空連続体として記述されうる「この世界」から完全に切り離されていると考えざるを得ない「世界」。「この世」からは存在の有無すら不明な世界。まさに「あの世」と同じ)の内部では猫の生死は決定しているということです。

無論「箱」を開けた段階(即ち、二つの「世界」が相互作用した途端)に「この世」にとって「確定」されるということには、変わりはありません。
この回答にこう思った!同じようなことあった!感想や体験を書こう!
この回答にはまだコメントがありません。
あなたの思ったこと、知っていることをここにコメントしてみましょう。
関連するQ&A
ページ先頭へ