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カタランの予想の証明と解の一意性
- カタランの予想は、aとbを自然数、xとyを2以上の自然数とする時、a[のy乗]-b[のx乗]=1の解は、a=3、b=2、y=2、x=3に限ることを示しています。
- この証明では、a=3、b=2の場合とa=2、b=3の場合を考え、それぞれの場合における解を求めています。
- さらに、aとbが複数の素数の掛算からなる場合も考慮しています。その結果、a=3、b=2の解が一意であることが証明されました。
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「2つの数字を掛けて2の累乗になるのは、双方が2の累乗の時だけ」 となぜいえるのでしょうか?証明できていません yが奇数のとき、a^{y/2}+1,a^{y/2}-1は整数になりません。 a^{y/2}+1,a^{y/2}-1が整数でないとき 2つの数字を掛けて2の累乗にならないとなぜいえるのでしょうか?証明できていません (3^{1/2}+1)(3^{1/2}-1)=2 「2つの数字を掛けてbの累乗になるのは、双方がbの累乗の時だけ」 となぜいえるのでしょうか?証明できていません yが奇数のとき、2^{y/2}+1,2^{y/2}-1は整数になりません。 2^{y/2}+1,2^{y/2}-1が整数でないとき 2つの数字を掛けてbの累乗にならないとなぜいえるのでしょうか?証明できていません (2^{3/2}+1)(2^{3/2}-1)=7 「2つの数字を掛けて(2×c)の累乗になるのは、双方が(2×c)の累乗の時だけ」 となぜいえるのでしょうか?証明できていません yが奇数のとき、a^{y/2}+1,a^{y/2}-1は整数になりません。 a^{y/2}+1,a^{y/2}-1が整数でないとき 2つの数字を掛けて(2×c)の累乗にならないとなぜいえるのでしょうか?証明できていません (3^{3/2}+1)(3^{3/2}-1)=2*13 「2つの数字を掛けてbの累乗になるのは、双方がbの累乗の時だけ」 となぜいえるのでしょうか?証明できていません yが奇数のとき、(2×d)^{y/2}+1,(2×d)^{y/2}-1は整数になりません。 (2×d)^{y/2}+1,(2×d)^{y/2}-1が整数でないとき 2つの数字を掛けてbの累乗にならないとなぜいえるのでしょうか?証明できていません [(2*3)^{1/2}+1][(2*3)^{1/2}-1]=5
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- catbird
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390131です。Muturajcpさん的確なご指摘ありがとうございます。再考し、補足させてもらいました。 まず、a[のy乗]-1=2[のx乗] (a=2以外の素数)の時です。 a[のy乗]-1=(a[のy-1乗]+ a[のy-2乗]+・・・+a[の2乗]+a+1)(a-1)=2[のx乗]です。aとbは自然数、xとyは2以上の自然数ですので、(a[のy-1乗]+ a[のy-2乗]+・・・+a[の2乗]+a+1)=自然数、(a-1)=自然数です。(a=1の場合は、1[のy乗]-1=0ですので満たすxはありません)。(1)自然数×(2)自然数=2[の累乗]=2×2×2×・・・・・・×2ですので、(1)=2×2×2×・・・・・・×2で表現されます。(2)も同様です。(1)を(2)を因数分解して、少なくとも一方に2以外の素数が含まれていると、(1)×(2)は2の掛算のみでは表現出来ません。ですから、この設問の場合は、aとbは自然数なので(1)=2[の累乗]、(2)=2[の累乗]です。従って、(a-1)=2[のn乗]となり、(3)a=2[のn乗]+1です。 (4)(a[のy-1乗]+ a[のy-2乗]+・・・+a[の2乗]+a+1)=2[のx-n乗]です。(3)を(4)に代入すると、(5)(2[のn乗]+1)[のy-1乗]+ (2[のn乗]+1)[のy-2乗]+・・・(2[のn乗]+1)[の乗]+ (2[のn乗]+1)+1=2[のx-n乗]となります。(5)は2[のn乗]×( 数式の詳しい表現は割愛します )+1×(y-1)+1=2[のx-n乗]となります。左辺の2[のn乗]×( 省略 )は偶数です。従ってyが奇数であると、1×(y-1)+1=奇数となり、(5)の左辺は偶数+奇数=奇数となり、そもそも2[の累乗]にはなれません。従ってy=偶数に限られます。 y=偶数なので、(上)a[のy乗]-1=(a[のy/2乗]+1)×(a[のy/2乗]-1)=2[のx乗] の時、a[のy/2乗]=(6)自然数となり、((6)自然数+1)×((6)自然数-1)=2[のx乗]となります。従って((6)自然数+1)=2[の累乗]、((6)自然数-1)=2[の累乗]です。((6)自然数+1)-((6)自然数-1)=2です。2の累乗で差が2なのは、4と2のみです。従って、(3+1)×(3-1)=4×2=8=2[の乗]しか解が無いことが分かります。ご指摘の様な、y=奇数となり、値が平方根となり、自然数でなくなる様な場合は、この予想で設定出来ません。 aとbが素数でない時(=素数の掛算で表せる時)も同じことです。その場合(上)式は、左辺が、(2×c)[のx乗] と表せます(c=2以外の素数の掛算)。y=偶数でないと、左辺が偶数にならないので成立し得ません。(1)と(2)の差が2なので、(2×c)[の累乗]の中で差が2なのは、c=1の時で4と2のみです。 例えばc=3(2以外の素数の中で最小)としても、(2×3)[の0乗] =1、(2×3)[の1乗]=6、(2×3)[の2乗]=36と差は5以上となってしまうからです。同じ数[の累乗]の中で、差が2であるのは、2[の1乗]=2と2[の2乗]=4、と3[の0乗]=1と3[の1乗]=3の2組のみです。それ以外は差が2になるものはありません。 差が最小なのは、1[の0乗]=1と1[の累乗]=1の0、その次に小さいのが、2[の0乗]=1と2[の1乗]=2の1です。その次に小さいのが、差が2の上記の2組です。その次に小さいのは、2[の0乗]=1と2[の2乗]=4の3です。その次に小さいのは5[の0乗]=1と5[の1乗]=5の4となります。それ以外の数では差は5以上となります。カタランの予想は、a[のy乗]-1=b[のx乗]を(a[のy/2乗]+1)×(a[のy/2乗]-1)=b[のx乗]と変形することで、要件を満たすのは同じ数[の累乗]の中で、差が2である組に限られることが分かります(2つの数字を掛けてb[の累乗]になるには、2つの数字が共にb[の累乗]でなければなりません)。従って要件を満たすのは上記2組に限られます。3[の0乗]=1と3[の1乗]=3の組の場合、答えが2[の2乗]-1=3[の1乗]となります。しかし、xは2以上なので要件を満たしません。従って、要件を満たす解は、2[の1乗]=2と2[の2乗]=4の時で、3[の2乗]-1=2[の3乗]のみであることが分かります。 次は、2[のy乗]-1=b[のx乗] (b=2以外の素数)の時です。 2[のy乗]-1=(7)(2[のy-1乗]+ 2[のy-2乗]+・・・+2[の2乗]+1)です(2[の累乗]の場合、1から順に足していくと、次の累乗の値-1となります)。 (7)式は、yの値によって、(2[の1乗]+1)×(2[のy-2乗]+ 2[のy-4乗]+ ・・・+2[の4乗] +2[の2乗]+ 1)とか、(2[の2乗]+2[の1乗]+1)×(2[のy-3乗]+ 2[のy-6乗]+ ・・・+2[の6乗] +2[の3乗]+ 1)と言う様に、(8)2[のp乗]+ 2[のp-1乗]+・・・+2[の2乗]+1で括れます。括られた方は、(9)1+2[のp+1乗]+2[の2(p+1)乗]+ 2[の3(p+1)乗]+・・・+2[のs(p+1)乗]となります。 (8)式[の累乗]=(9)式とはなりません。従って、(8)式×(9)式=(7)式ですので、(7)式を累乗の形で表すことは出来ません。この場合、解はありません。2の累乗-1を因数分解すると、上記理由により、素数が2回に一度、3回に一度、4回に一度・・・と言う様に周期的に現れ、上記理由により、その素数を累乗しても、元の(2の累乗-1)にはなりません。従って(2の累乗-1)は2以外の数の累乗では表現出来ません。